日別アーカイブ: 2023年5月9日

Newsweek誌が選んだアカデミー賞作品賞受賞作品のトップ10。どの作品が好きですか?




Newsweek誌が選んだアカデミー賞作品賞受賞作品のベスト10。どの作品が好きですか?

1位はフランシス・F・コッポラ監督「ゴッドファーザー PARTⅡ」。2位はヴィクター・フレミング監督「風と共に去りぬ」。3位は「ゴッドファーザー」、続いてF・W・ムルナウ監督「サンライズ」、マイケル・カーティス監督「カサブランカ」、エリア・カザン監督「波止場」… どの作品が好きですか?

Newsweek誌が選んだアカデミー賞作品賞受賞作品のベスト10は次の通りです。
1位「ゴッドファーザー PARTⅡ」(原題 The Godfather PartⅡ)

フランシス・F・コッポラ監督アル・パチーノロバート・デ・ニーロ共演でマフィアのコルレオーネ一家の闘争や盛衰を描いたシリーズ第2弾。
1975年4月26日(土)に公開され、配収8.19億円。
亡き父のあとを継ぎドンとなったマイケルの苦悩と復讐を、父ビトーの少年時代からやがて一大ファミリーを築くまでのエピソードを交えて描く…
第48回アカデミー賞で作品賞、監督賞、ロバート・デ・ニーロが助演男優賞、脚色賞、美術賞、作曲賞の6部門を受賞。
マイケル・コルレオーネのドンとしての苦悩と復讐の物語と若かりし頃のヴィトー・コルレオーネがファミリーを築くまでの物語を巧みに交差しながら描かれていて、ロバート・デ・ニーロの卓越した演技が光ります。

2位「風と共に去りぬ」(原題 Gone With The Wind)

マーガレット・ミッチェルの大ベストセラーヴィクター・フレミング監督ヴィヴィアン・リークラーク・ゲーブル主演で描いたラブ・ストーリーの傑作。
1952年9月10日(土)公開。
南北戦争を背景にジョージア州アトランタの大地主の長女スカーレットの波乱万丈の生き方をダイナミックに描く…
第12回アカデミー賞で作品賞、監督賞、ヴィヴィアン・リーが主演女優賞、ハティ・マクダニエルが助演女優賞、脚色賞、美術賞、編集賞、撮影賞、特別賞、そして映画への貢献をたたえるアービング・サルバーグ賞の10部門を受賞。
ヴィヴィアン・リーの演技も含めて、何度見ても色あせることのない映画史上に輝く不朽の名作です。

3位「ゴッドファーザー」(原題 The Godfather)

フランシス・F・コッポラ監督マーロン・ブランドアル・パチーノ共演でマフィアのコルレオーネ一家の闘争や盛衰を描いたドラマ。
1972年7月15日(土)に公開され、配収3.66億円。
シシリーからアメリカに移住し、財を築き上げたビトー・コルレオーネ一族の跡目相続や敵対するマフィアとの抗争を描く…
第45回アカデミー賞で作品賞、マーロン・ブランドが主演男優賞、脚色賞の3部門、第30回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞、マーロン・ブランドが男優賞、監督賞、脚本賞、音楽賞の5部門を受賞。
「ゴッドファーザー<愛のテーマ>」に乗ってコルレオーネ一族の家族模様とシチリア人マフィアの血なまぐさい盛衰を描いたマフイア映画の王道です。

4位「サンライズ」(原題 Sunrise)

F・W・ムルナウ監督ジャネット・ゲイナージョージ・オブライエン共演で純朴な田舎の若夫婦の清い情愛を描いたサイレント・ムービー。
1928年9月21日(土)公開。
田舎で幸福に暮す若夫婦。真面目な夫は都会から来た女に誘惑され、妻を殺そうとするが、寸手のところで思いとどまり、夫婦は仲直りする…
第1回アカデミー賞で芸術的優秀作品賞、ジャネット・ゲイナーが主演女優賞、撮影賞を受賞。
比類ない映像美にあふれたサイレント・ムービーの傑作です。

5位「カサブランカ」(原題 Casablanca)

マイケル・カーティス監督ハンフリー・ボガードイングリット・バーグマン共演で描いた永遠のラブ・ストーリー。
1946年6月20日(土)公開。
第二次大戦下のカサブランカで身を焦がすような恋に落ちながらも引き裂かれた男女の愛を描く…
第16回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞の3部門受賞。
主題歌”As Time Goes By”は、今も歌い継がれている名曲で、今だ色あせることのない永遠のラブ・ストーリーです。

6位「波止場」(原題 On The Waterfront)

エリア・カザン監督マーロン・ブランド主演で正義を貫くために奮闘する男の姿を描いたドラマ。
1954年6月24日(土)公開。
波止場で働くテリーは、港を牛耳る男の命令で兄が仲間を殺す現場を目撃。殺された男の妹が嘆く姿を見て、テリーは法廷での証言を決意する…
第27回アカデミー賞で作品賞、監督賞、マーロン・ブランドが主演男優賞、エヴァ・マリー・セイントが助演女優賞、脚本賞、編集賞、白黒部門の撮影賞、美術監督賞の8部門、第12回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞と主演男優賞、監督賞、撮影賞の4部門を受賞。
ボクサー崩れのチンピラを演じるマーロン・ブランドの迫真の演技とエリア・カザン監督ならではの骨太の演出が光ります。

7位「イヴの総て」(原題 All About Eve)

ジョセフ・L・マンキウィッツ監督アン・バクスターベティ・デイヴィス共演でブロードウェイの舞台裏でベテラン女優と新進女優の名声とプライドを賭けた戦いを描いたドラマ。
満場の拍手喝采の中、スターの座を手にしたイヴ。恩人である大女優を欺き、数々の策謀を巡らせてついに演劇界の頂点にのし上がっていた…
第23回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、ジョージ・サンダースが助演男優賞、衣装デザイン賞(白黒)、録音賞の6部門、第8回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞、第4回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞、ベティ・デイヴィスが女優賞の2部門を受賞。
欲望が渦巻く演劇界の裏側をドラマティックな展開とウィットに富んだ会話で浮き彫りにしていて、ベティ・デイヴィスとアン・バクスターの白熱の演技合戦が楽しめます。

8位「アニー・ホール」(原題 Annie Hall)

ウディ・アレンが監督・脚本・主演ダイアン・キートン共演で大都会の男女の出会いと別れを描いたラブ・ストーリー。
1978年1月21日(土)公開。
大都会ニューヨークに生きるナイトクラブの芸人アルビーと歌手志望のアニーの出会いと別れをコミカルに描く…
第50回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、ダイアン・キートンが主演女優賞の4部門、第35回ゴールデン・グローブ賞でミュージカル・コメディ部門の女優賞を受賞。
男女の関係をシニカルに描いたウディ・アレン監督ならではの傑作です。

9位「戦場にかける橋」(原題 The Bridge On The River Kwai)

デヴィッド・リーン監督アレック・ギネス主演で描いた戦争映画の傑作。
1957年12月22日(土)に公開され、配収2.12億円。
第二次世界大戦中のビルマ・タイ戦線で敵味方という憎悪を乗り越え、クワイ河の架橋建設工事に取り組む日英両軍人の人間ドラマを壮大なスケールで描く…
第30回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、アレック・ギネスが主演男優賞、編集賞、撮影賞、作曲賞の7部門、第15回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞、男優賞、監督賞の3部門を受賞。
主題曲「クワイ河マーチ」のメロディーとともに記憶に残る戦争映画の傑作です。

10位「或る夜の出来事」(原題 It Happened One Night)

フランク・キャプラ監督クラーク・ゲーブルクローデット・コルベール共演で描いたラブ・コメディの傑作。
1934年8月29日(土)公開。
父親に結婚を反対されて家を飛び出した大富豪の娘のエリーは乗り込んだバスで失業中の新聞記者のピーターと出会い、行動を共にすることになる…
第7回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、クラーク・ゲーブルが主演男優賞、クローデット・コルベールが主演女優賞の5部門を受賞。
二転三転するストーリーの面白さと全編にちりばめられたユーモアとロマンティックな雰囲気。”古き良き時代”を代表するコメディ映画の傑作です。

トップ10でどの作品が好きですか?

情報元: EVERY BEST PICTURE OSCAR WINNER, RANKED: HOW ALL 90 MOVIES STACK UP (Newsweek)




ジョン・グッドマン主演で伝説のホームラン王ベーブ・ルースを描いた「夢を生きた男 ザ・ベーブ」、NHK BSプレミアムで5月10日(水)放送。




ジョン・グッドマン主演で伝説のホームラン王ベーブ・ルースを描いた伝記映画「夢を生きた男 ザ・ベーブ」、NHK BSプレミアムで5月10日(水)放送。

ジョン・グッドマン主演で伝説のホームラン王ベーブ・ルースを描いた伝記映画「夢を生きた男 ザ・ベーブ」(原題 The Babe)
1992年9月5日(金)公開。
不良少年だったベーブは野球と出会い、その才能を開花させ、プロ選手として投打で次々に記録を打ち立て、ヤンキースの黄金期を築く…

20世紀初め、不良少年だったベーブは、野球と出会い、その才能を開花させ、とメジャーリーグの選手となった。そんなある日、病気で重体の少年の見舞いに行ったルースは、病床の少年に翌日の試合でホームランを2本打つと約束する…

名匠アーサー・ヒラー監督が描くベーブ・ルースの波瀾万丈な生涯。
ホームラン王ベーブ・ルースにはジョン・グッドマン
ケリー・マクギリス、ジェームズ・クロムウェル、トリニ・アルバラードほかが共演。

予告ホームランはじめ数々の伝説で知られる不世出のホームラン王を演じるジョン・グッドマンのプレーでのしぐさや表情、そっくりぶりが楽しめます。

★「夢を生きた男 ザ・ベーブ」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
5月10日(水)
13:00~14:56




「午前十時の映画祭13」、5月12日(金)から「伊丹十三 生誕90年」として「お葬式」、「マルサの女」を上映。




「午前十時の映画祭13」、5月12日(金)から「伊丹十三 生誕90年」として「お葬式」「マルサの女」を上映。

「午前十時の映画祭13」が2023年4月7日(金)からスタート。

「アラビアのロレンス」、「大脱走」から生誕90周年を記念する伊丹十三監督作品「お葬式」、「マルサの女」など新たな上映作品19本、再上映作品8本の全27本を過去最大の全国67劇場で上映。

「午前十時の映画祭13」、5月12日(金)から「伊丹十三 生誕90年」として「お葬式」「マルサの女」を上映。

「お葬式」
Group A: 5月12日(金)~5月25日(木)
Group B: 5月26日(金)~6月8日(木)
お葬式
山崎努宮本信子主演で喪主として初めてお葬式を出す男の途方にくれる姿と、そこに集まる人々を描いたヒューマン・ドラマ。
1984年11月17日(土)に公開され、配収12億円。
人生で初めて喪主として葬式を出すことになった俳優夫婦の夫。知らない作法に右往左往しながら通夜・葬儀を終えるまでの数日間をユーモラスに綴る…
伊丹十三監督の記念すべき第1回作品。日本アカデミー賞では作品賞ほか主要5部門、キネマ旬報ベストワンほか各映画賞で32部門を受賞した話題作。

「マルサの女」
Group B: 5月12日(金)~5月25日(木)
Group A: 5月26日(金)~6月8日(木)
マルサの女
宮本信子山崎努主演で脱税摘発のプロ”マルサ”の女の活躍を描いた社会派ドラマ。
1987年2月7日(土)に公開され、配収12.5億円。
税務署のやり手調査官・板倉亮子は、一軒のラブホテルに目を付け調査を始めるが、なかなか証拠を掴めずにいた。そんな折、亮子は国税局査察部(マルサ)に抜擢される…
伊丹十三監督が”マルサ”というそれまで馴染みの薄かった職業にスポットを当て、巧妙な手口で脱税を行う事業家たちと捜査官たちとの手に汗握る対決をテンポよくスリリングに描いた傑作です。

詳しくは「午前十時の映画祭13」公式サイト