7月21日はトニー・スコット監督の誕生日。監督作でどの作品が好きですか?
トニー・スコット監督は1944年7月21日にイギリスのストックトンで生まれました。
CMディレクターとして活躍し、1983年の「ハンガー」で長編映画デビュー。
1986年にトム・クルーズ主演の「トップガン」で一躍人気監督の仲間入りしました。
その後「ビバリーヒルズ・コップ2」、「クリムゾン・タイド」、「エネミー・オブ・アメリカ」、「マイ・ボディガード」、「アンストッパブル」などを監督してきました。
トニー・スコット監督の代表作品は次の通りです。
★「トップガン」(原題 Top Gun)
トム・クルーズ主演のスカイ・アクション。
1986年12月6日(土)に公開され、配収39.5億円の大ヒット。
米海軍航空基地のエリート集団”トップガン”に選ばれた訓練生が友人の死や困難を乗り越えて成長していく姿をロックのリズムに乗せてテンポのいい映像で描く…
ケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」やサントラ盤も大ヒットし、ベルリンの「愛は吐息のように」は第59回アカデミー賞歌曲賞を受賞。
1980年代を代表するスカイ・アクションの傑作です。
★「ビバリーヒルズ・コップ2」(原題 Beverly Hills Cop 2)
エディ・マーフィ主演のヒット作第2弾のポリス・アクション。
1987年7月11日(土)に公開され、配収14.2億円の大ヒット。
ビバリーヒルズで刑事部長が何者かに襲われる事件が発生。捜査をするためにアクセル刑事が再びデトロイトからビバリーヒルズへやってくる…
テンポよく繰り広げられるトニー・スコット監督ならではの豪快で派手なアクションとエディ・マーフィのマシンガン・トーク。前作よりもさらに楽しめます。
★「クリムゾン・タイド」(原題 Crimson Tide)
ジーン・ハックマン、デンゼル・ワシントン共演のサスペンス。
1995年10月10日(土)に公開され、配収6億円。
第三次世界大戦の危機が迫る中、核兵器を搭載した米海軍の原子力潜水艦・アラバマ内で繰り広げられるベテラン艦長と新任副長の対立を描く。
潜水艦の中で男と男の確執と闘いが、手に汗握る緊迫感で繰り広げられ、ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンの迫真の演技が光ります。
★「エネミー・オブ・アメリカ」(原題 Enemy of the State)
ウィル・スミス、ジーン・ハックマン共演で描いたサスペンス・アクション。
1999年4月17日(土)に公開され、配収7.8億円。
犯罪者の濡れ衣を着せられ、NSAから全てのプライパシーを侵害されて追われる身となった敏腕弁護士が、巨大な敵に立ち向かっていく…
最新テクノロジーによりあらゆる個人情報が筒抜けになる社会の恐怖をテンポよく最後まで一気に見せてくれるエンターテイメント作品です。
★「マイ・ボディガード」(原題 Man on Fire)
デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング共演、暗殺のプロフェッショナルが純真な少女との出会いを通して新たな使命に目覚めるアクション・サスペンス。
2004年4月23日(土)に公開され、興収10億円。
16年間にわたり米軍で対テロ活動という名の暗殺事件に携わってきたジョンが新たに受けた仕事は9歳の少女・ピタのボディガードだった…
トニー・スコット監督らしい映像で、デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングの演技が光るサスペンス映画の傑作です。
★「アンストッパブル」(原題 Unstoppable)
デンゼル・ワシントン、クリス・パイン共演のアクション。
2011年1月7日(金)に公開され、興収10.8億円。
化学薬品を積んだ貨物列車が暴走する事故が発生。ふたりの機関士が列車を追跡し、惨事を食い止めようと奔走する…
テンポよく手に汗握るドラマが展開し、暴走し出した貨物列車を止める!!その使命をシンプルに描ききり、時間が経つのも忘れて、ワクワクさせてくれる作品です。
他にも1993年「トゥルー・ロマンス」、2006年「デジャヴ」、2009年「サブウェイ123 激突」などアクションやサスペンス作品などを監督。
「トップガン」の続編の準備中の中、2012年8月19日に飛び降り自殺。
これからのさらなる活躍が期待されていただけに残念でなりません。
トニー・スコット監督作でどの作品が好きですか?