4月4日はヒース・レジャーの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?
ヒース・レジャーは1979年4月4日、西オーストラリア州パースで生まれました。
オーストラリアの舞台やドラマで活躍し、1999年公開「ヒース・レジャーの恋のからさわぎ」でハリウッドに進出し、「ブラザーズ・グリム」、「アイム・ノット・ゼア」などに出演。
アン・リー監督「ブロークバック・マウンテン」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、ニューヨーク映画批評家協会賞などで主演男優賞を数多く受賞。
クリストファー・ノーラン監督「ダークナイト」でアカデミー賞助演男優賞を受賞。
テリー・ギリアム監督「Dr.パルナサスの鏡」の撮影中の2008年1月22日に急死されてしまいました。
ヒース・レジャーの主な出演作は次の通りです。
★「ヒース・レジャーの恋のからさわぎ」(原題 10 Things I Hate About You)
シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」を原案にジル・ジュンガー監督がジョセフ・ゴードン=レヴィット、ジュリア・スタイルズ共演で映画化したラブ・コメディ。
全米では1999年3月31日(金)公開。日本では劇場未公開。
パディア高校に転校してきたキャメロンは学園のアイドル・ビアンカにひと目惚れし、デートに誘うが、ビアンカの父はデートを禁止していた…
ヒース・レジャーにとって初主演作となり、ハイスクールのはみ出し者のパトリックを熱演。
日本では劇場未公開作品ながら、若かりしヒース・レジャーの瑞々しい演技の光る、元気がもらえるコメディで、必見です。
★「ブラザーズ・グリム」(原題 The Brothers Grimm)
テリー・ギリアム監督がマット・デイモン共演でグリム童話誕生の謎と伝説を描いたダーク・ファンタジー。
2005年11月3日(土)公開。
19世紀初め、フランスが占領するドイツで、悪魔払いと称して詐欺をはたらくグリム兄弟が呪われた森に住む本物の魔女と闘うことになる…
ヒース・レジャーはグリム兄弟の弟のジェイコブ・グリムを熱演。
「赤ずきん」「ヘンゼルとグレーテル」など多くのグリム童話の断片が垣間見られ、テリー・ギリアム監督ならではの独特の映像が展開。
★「ブロークバック・マウンテン」(原題 Brokeback Mountain)
アン・リー監督がジェイク・ギレンホール、アン・ハサウェイ共演でアメリカ西部で生きる男同士の許されざる愛を描いたヒューマン・ドラマ。
2006年3月4日(土)公開。
ワイオミング州ブロークバック・マウンテンの雄大な風景をバックに綴る、2人のカウボーイの20年にわたる秘められた禁断の愛の物語。
ヒース・レジャーはブロークバック・マウンテンの農牧場で季節労働者として雇われたイニス・デル・マーを熱演、ジェイク・ギレンホール演じるジャックと恋に落ちる…
アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、ニューヨーク映画批評家協会賞などで主演男優賞を数多く受賞。
第62回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞。第63回ゴールデングローブ賞でドラマ部門作品賞、監督賞、脚本賞、主題歌賞の4部門、第78回アカデミー賞で監督賞、脚色賞、作曲賞の3部門を受賞。
1960年代の保守的なアメリカ西部を舞台に繰り広げられる男同士の許されざる愛。様々なことを考えさせられます。
★「アイム・ノット・ゼア」(原題 I’m Not There)
トッド・ヘインズ監督がクリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット共演で歌手ボブ・ディランの半生を描いた伝記ドラマ。
2008年4月26日(土)公開。
詩人、無法者(アウトロー)、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター。実在のボブ・ディランのさまざまな人格を投影した6人のボブ・ディラン。伝説のアーティストの謎が明らかになる…
ヒース・レジャーはボブ・ディランの人格の一人のロビーを熱演。
ケイト・ブランシェットが第64回ヴェネツィア国際映画祭で女優賞、第65回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。
ボブ・ディランのさまざまな側面をフィーチャーした6人のディランをクリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、ケイト・ブランシェットほかが演じるという斬新なアプローチが楽しめます。
★「ダークナイト」(原題 The Dark Knight)
クリストファー・ノーラン監督がクリスチャン・ベイル主演で”闇の騎士(ダークナイト)”バットマンを描いた3部作の第2弾。
2008年8月9日(金)に公開され、興収16億円。
正義感あふれる地方検事・デントと共にマフィアの撲滅に努めるバットマンの前に、狂気に満ちた犯罪を繰り返す不気味な男”ジョーカー”が現れる…
ヒース・レジャーはジョーカーを熱演し、第81回アカデミー賞で助演男優賞を受賞。
第81回アカデミー賞でヒース・レジャーが助演男優賞、音響編集賞を受賞。
ヒース・レジャー演じるジョーカーの半端ない狂気の世界がクリストファー・ノーラン監督のダークでシリアスな世界観をさらに深く見せてくれます。
★「Dr.パルナサスの鏡」(原題 The Imaginarium of Doctor Parnassus)
ヒース・レジャーの遺作。テリー・ギリアム監督がクリストファー・プラマー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル共演で描いた現実と幻想が交差するファンタジック・ワールド。
2010年1月23日(金)に公開され、興収7億円。
ひとりの少女を救うため1000歳になるDr.パルナサスは記憶喪失の青年トニーとともに現実世界と不思議な鏡の中の幻想的な”イマジナリウム”の世界を行き来する…
ヒース・レジャーは一座に加わった記憶喪失のトニーを演じながらも、撮影中に急死し、一時は完成が危ぶまれたものの、ヒースの友人であるジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルら3人の人気俳優が役を引き継ぎ、3人で1役を演じるという、ファンタジーならではの構成で完成。
デリー・ギリアム監督ならではの独特な世界が展開。遺作となったヒース・レジャーとジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの演技は必見です。
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「Dr.パルナサスの鏡」の撮影中の2008年1月22日に急性薬物中毒のため急死され、「Dr.パルナサスの鏡」が遺作となってしまいました。
ヒース・レジャーの出演作でどの作品が好きですか?