4月10日は「グレート・ギャツビー」が刊行された日。どの「華麗なるギャツビー」が好きですか?

アメリカの作家F・スコット・フィッツジェラルドが1925年4月10日に「グレート・ギャツビー」を出版、「風と共に去りぬ」以来のアメリカ文学史上最高のベストセラーとなりました。

モラルが乱れ、ジャズと禁酒法の時代である1922年の春。ニューヨークで毎夜豪華なパーティーを開く謎めいた大富豪がいた。その名はジェイ・ギャツビー。
かつて自分が愛し、今では富豪の妻となってしまったデイジーの心を取り戻すため豪華なパーティーを催していた…
叶わぬ愛、ゆるぎない夢、そして悲劇の物語。

「華麗なるギャツビー」は今まで5回映画化されていて、その中でも印象的なのは次の2作品です。
★「華麗なるギャツビー」(原題 The Great Gatsby)

「年上の女」のジャック・クレイトン監督がフランシス・フォード・コッポラ脚本、ロバート・レッドフォード、ミア・ファロー共演で映画化。
1974年8月3日(土)に公開され、配収3.3億円。
第47回アカデミー賞で衣装デザイン、編曲賞を受賞。
ジェイ・ギャツビーにはロバート・レッドフォード。
デイジーにはミア・ファロー、デイジーが結婚した富豪トム・ブキャナンにはブルース・ダーン。

ギャツビーの隣家の住人で、語り手でもあるニック・キャラウェイにはサム・ウォーターストン。
ロバート・レッドフォードとミア・ファローの魅力が詰まっていて、スタイリッシュな作品として話題を呼びました。

★「華麗なるギャツビー」(原題 The Great Gatsby)

「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマンが監督・脚本、ラッパーのジェイ・Zがプロデュース、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化。
2013年6月14日(金)公開(金)に公開され、興収11.6億円。
ジェイ・ギャツビーにはレオナルド・ディカプリオ。
デイジーには「プライドと偏見」のキャリー・マリガン、トム・ブキャナンには「キング・アーサー」のジョエル・エドガートン、ニック・キャラウェイにはトビー・マグワイア。

バズ・ラーマン監督らしい独特の映像で、豪華絢爛な衣装とセットはきらびやかで、ジェイ・Zがプロデュースした音楽がさらに豪華に奏でてくれます。レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイアの演技が光る作品です。

ロバート・レッドフォード主演作とレオナルド・ディカプリオ主演作、どちらの「華麗なるギャッツビー」が好きですか?