日別アーカイブ: 2017年12月20日

12月20日は伊丹十三監督が惜しくも他界された日。監督作でどの作品が好きですか?




12月20日は伊丹十三監督が惜しくも他界された日。監督作でどの作品が好きですか?
伊丹十三
伊丹十三は1933年5月15日に京都で生まれました。
商業デザイナーとして活躍し、映画とテレビドラマで存在感のある脇役として活躍。
1984年に51歳で「お葬式」で映画監督としてデビューし、日本国内で高い評価を受け、「タンポポ」「マルサの女」「ミンボーの女」「スーパーの女」などを監督。
「マルタイの女」などを監督。
「マルタイの女」を監督し、1997年12月20日に伊丹プロダクションのある東京麻布のマンション下で遺体となって発見されてしまいました。

伊丹十三監督の主な監督作品は次の通りです。
「お葬式」
お葬式
山崎努宮本信子主演で喪主として初めてお葬式を出す男の途方にくれる姿と、そこに集まる人々を描いたヒューマン・ドラマ。
1984年11月17日(土)に公開され、配収12億円。
人生で初めて喪主として葬式を出すことになった俳優夫婦の夫。知らない作法に右往左往しながら通夜・葬儀を終えるまでの数日間をユーモラスに綴る…
伊丹十三監督の記念すべき第1回作品。日本アカデミー賞では作品賞ほか主要5部門、キネマ旬報ベストワンほか各映画賞で32部門を受賞した話題作。

「タンポポ」
タンポポ
山崎努宮本信子主演で描いたラーメン・ウエスタンの傑作。
1985年11月23日(土)に公開され、配収6億円。
ラーメン通のタンクローリー運転手がさびれたラーメン屋を町一番の店にするまでの活躍を、奇想天外な食物のエピソードを交えて痛快に描く。
西部劇「シェーン」風のストーリーで、か弱き女性を援け、強気をくじく男たちのさすらいのラーメン・ウエスタン。伊丹十三監督の傑作です。

「マルサの女」
マルサの女
宮本信子山崎努主演で脱税摘発のプロ”マルサ”の女の活躍を描いた社会派ドラマ。
1987年2月7日(土)に公開され、配収12.5億円。
税務署のやり手調査官・板倉亮子は、一軒のラブホテルに目を付け調査を始めるが、なかなか証拠を掴めずにいた。そんな折、亮子は国税局査察部(マルサ)に抜擢される…
伊丹十三監督が”マルサ”というそれまで馴染みの薄かった職業にスポットを当て、巧妙な手口で脱税を行う事業家たちと捜査官たちとの手に汗握る対決をテンポよくスリリングに描いた傑作です。
続編として1988年「マルサの女2」(配収13億円)が公開。
マルサの女2

「ミンボーの女」
ミンボーの女
宮本信子宝田明主演でヤクザと闘うミンボー(民事介入暴力)のプロの姿を描いた伊丹流マニュアル映画の決定版。
1992年5月16日(土)に公開され、配収15.6億円。
ヤクザと対決するミンボー(民事介入暴力)専門の女性弁護士の活躍を描く…
不当な犯罪の被害を蒙ってまでして社会に告発した伊丹十三監督の勇気に敬意を表します。

「スーパーの女」
スーパーの女
宮本信子津川雅彦共演でスーパーの舞台裏を題材に描いたコメディ。
1996年6月15日(土)に公開され、配収15億円。
激安店の出現により営業危機に追いやられたスーパーの専務が、幼なじみのスーパー好きの主婦の協力を得て経営を立て直すまでを描く…
スーパーにまつわるウンチクが次々と披露され、スーパーの裏側を伊丹監督作品らしいテイストで描かれた作品です。

「マルタイの女」
マルタイの女
宮本信子西村雅彦主演で警察に守られる身辺保護対象者”マルタイ”となった女優を主人公にした社会派ドラマ。
1997年9月27日(土)に公開され、配収5億円。
殺人事件現場を目撃してしまった女優が、身辺保護の二人の刑事に守られながら裁判の証言台に立つまでを描く…
殺人の証人保護をテーマにした伊丹十三監督ならではの着眼点と、宮本信子、西村雅彦ほか個性的かつベストマッチな配役には感心させられる傑作で、惜しくも遺作となってしまい残念な限りです。

他にも「あげまん」など面白いテーマで次々に話題作を監督していた伊丹十三監督。
「マルタイの女」が惜しくも遺作となってしまい残念な限りです。
監督作でどの作品が好きですか?



川端康成の小説を成瀬巳喜男監督が原節子、上原謙、山村聡共演で映画化したドラマ「山の音」、NHK BSプレミアムで12月21日(木)放送。




川端康成の小説成瀬巳喜男監督原節子上原謙山村聡共演で映画化したドラマ「山の音」、NHK BSプレミアムで12月21日(木)放送。

川端康成の小説成瀬巳喜男監督原節子上原謙山村聡共演で映画化したドラマ「山の音」
1954年1月15日(土)公開。
戦後の鎌倉を舞台に息子夫婦と同居する尾形信吾と不実な夫の仕打ちに耐える嫁の菊子の揺れ動く心を描く…

戦後の鎌倉で息子夫婦と暮らす尾形信吾は、老いを感じ、寂しさを感じる日々を送っていた。息子の修一の浮気に耐える嫁の菊子を不憫に思い、いつしか菊子に惹かれていくが、やがて菊子の妊娠がわかる…

戦後日本文学の最高峰と評された川端康成の小説を「浮雲」、「くちづけ」の成瀬巳喜男監督が映画化。
息子夫婦と暮らす尾形信吾には山村聡。息子の尾形修一には上原謙、嫁の菊子には原節子
長岡輝子杉葉子丹阿弥谷津子中北千枝子ほかが共演。

戦後の中流家庭の複雑な人間関係を描いた成瀬巳喜男監督の代表作。清楚で意志の強いヒロインを演じた原節子の演技が光ります。

★「山の音」
NHK BSプレミアム
12月21日(木)
13:00~14:36



チャールズ・ブロンソン主演のハード・ボイルド・アクションの傑作「狼の挽歌」、BS-TBSで12月22日(金)放送。

チャールズ・ブロンソン主演のハード・ボイルド・アクションの傑作「狼の挽歌」、NHK BSプレミアムで1月27日(水)放送。
狼の挽歌
チャールズ・ブロンソン主演のハード・ボイルド・アクションの傑作「狼の挽歌」(原題 Citta’ Violenta)
1970年12月19日(土)公開。
一匹狼の殺し屋が裏切られた女への激情と姿なき敵に不敵な戦意を燃やす…

一匹狼の殺し屋ジェフは愛人バネッサとバカンスを楽しんでいたところ、何者かに銃撃される。負傷しながらも相手を倒したジェフは、気を失う前に、バネッサが男と一緒に逃げるのを目撃する。ジェフは二人に復讐を誓うが…

「復讐のガンマン」のセルジオ・ソリーマが監督
一匹狼の殺し屋ジェフにはチャールズ・ブロンソン
愛人のバネッサにはジル・アイアランド
テリー・サバラスほかが共演。

kinopoisk.ru


照準器付きのライフルを武器に暗黒街で淡々と生きてきた孤独な殺し屋をチャールズ・ブロンソンが熱演。壮絶なカーチェイスや、映画史に残るといわれるラストの狙撃シーンは必見です。

★「狼の挽歌」(日本語吹替版)
BS-TBS
12月22日(金)
19:00~20:54



水波風南の人気コミックを英勉監督が中島健人、平祐奈、知念侑李共演で実写映画化したラブ・コメディ「未成年だけどコドモじゃない」、見たいですか?




水波風南の人気コミック英勉監督中島健人平祐奈知念侑李共演で実写映画化したラブ・コメディ「未成年だけどコドモじゃない」、12月23日(土)公開。
中島健人、平祐奈、知念侑李共演のラブ・コメディ、見たいですか?

世間知らずのお嬢様の折山香琳が16歳の誕生日に両親からプレゼントされたのは片思いの鶴木尚との「結婚」だった。香琳は尚に振り向いてもらおうと奮闘する…

世間知らずのお嬢様の折山香琳が16歳の誕生日に両親からプレゼントされたのは片思いの鶴木尚との「結婚」だった。大好きな尚との新婚生活に香琳は心ときめかせるが、尚は冷たい態度を取る。そんな尚を振り向かせようと香琳は奮闘するが、絶対秘密の2人の結婚が香琳に思いをよせる幼なじみの海老名五十鈴にばれてしまう…

小学館のSho-Comiで連載の水波風南の人気コミックを「ヒロイン失格」の英勉監督が実写映画化。

世間知らずのお嬢様の折山香琳には平祐奈、成績優秀でスポーツ万能な鶴木尚にはSexy Zoneの中島健人、香琳に思いをよせる幼なじみの海老名五十鈴にはHey! Say! JUMPの知念侑李
山本舞香高嶋政宏生田智子村上新悟ほかが共演。

ヒミツの結婚から始まる三角関係。どんなラブ・コメディが展開するのか、楽しみです。

「未成年だけどコドモじゃない」公式サイト

「未成年だけどコドモじゃない」公開劇場