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11月10日は高倉健が亡くなった日。出演作でどの作品が好きですか?




11月10日は高倉健が亡くなった日。出演作でどの作品が好きですか?
高倉健
高倉健は1931年2月16日に。福岡県中間市で生まれました。
1963年の「人生劇場 飛車角」以降、仁侠映画を中心に活躍。1964年の「日本侠客伝」シリーズ、1965年の「網走番外地」シリーズ「昭和残侠伝」シリーズなどに主演。
そして1978年「幸福の黄色いハンカチ」、1981年「動乱」「遥かなる山の呼び声」、1982年「駅 STATION」、2000年「鉄道員(ぽっぽや)」日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。
2013年には文化勲章を受章しました。
1984年のCMで無骨で男気のある高倉健のイメージを象徴する「不器用ですから」という台詞が有名になりました。
2014年11月10日(月)に悪性リンパ腫のため83歳で死去され、2012年「あなたへ」が最後の作品となってしまいました。

高倉健の代表作は次の通りです。
「網走番外地」
網走番外地
北海道のダイナミックな自然の中で、手錠のままの脱獄に命を賭ける男たちの姿を描いたドラマ。
1965年4月18日(土)公開。
北海道の網走刑務所に服役中のヤクザ、橘真一は、母恋しさゆえに仲間と手錠につながれたままの脱走を謀り、ふたりで冬の雪原をさまよい続ける…
高倉健は橘真一を熱演し、、飄々とした軽やかな味を出し、全18作が制作。
第10作までは石井輝男が監督。

「幸福の黄色いハンカチ」
幸福の黄色いハンカチ
山田洋次監督が刑期を終えた中年男が行きずりの若いカップルとともに妻のもとへ向かう姿を描いたロード・ムービー。
1977年10月1日(土)公開。
失恋のショックで仕事を辞めて北海道へ旅に出た花田欣也は、同じく失恋で傷付いた小川朱美と炭鉱夫を名乗る島勇作と知り合う。だが、勇作にはある秘密があった…
第1回日本アカデミー賞の最優秀作品賞ほか数多くの映画賞で受賞。
高倉健は炭鉱夫を名乗る島勇作を熱演し、第1回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞。
ラストシーンはあまりにも有名ですが、涙せずにはいられない感動作。何度見ても色あせることのない日本映画史に残る不朽の名作です。

「駅 STATION」
駅 STATION
倉本聰が高倉健のために書き下ろし、降旗康男監督いしだあゆみ倍賞千恵子共演である刑事と3人の女の出会いと別れを描いたヒューマン・ドラマ。
1981年11月7日(土)に公開され、配収12億円。
雪深い北国を舞台に刑事の十余年にわたる人生の軌跡を通して男女の出会いと別れを3部構成で描く…
倉本聰が高倉健のために書き下ろし、高倉健と何度もタッグを組んでいる降旗康男が監督なだけに、高倉健の魅力の詰まった名作です。

「ブラック・レイン」(原題 Black Rain)
ブラック・レイン
リドリー・スコット監督マイケル・ダグラス松田優作共演で日米の刑事の活躍と友情の絆を描いたポリス・アクション。
1989年10月7日(土)に公開され、配収13.5億円。
NYで起きた殺人事件の犯人の佐藤を逮捕したニックとチャーリーは、大阪へ護送中に佐藤を取り逃がしてしまう…
リドリー・スコットらしい映像で、大阪の街を舞台に日米の刑事たちが協力してヤクザと戦う物語を描いていて、高倉健、松田優作ほか豪華な日本人キャストでも話題になった作品です。

「鉄道員(ぽっぽや)」
鉄道員
降旗康男監督とタッグを組み、鉄道員(ぽっぽや)一筋に生きてきた男に舞い降りる奇跡の物語を描いた人間ドラマ。
1999年6月5日(土)に公開され、配収20.5億円。
北海道の雪深い町にあるローカル線の小さな駅をたったひとりで守り続けてきた駅長の佐藤乙松。一人娘を亡くした日も、最愛の妻を亡くした日も駅に立ち続けた乙松。そんな鉄道員としての誇りを持ち続けた男の元に一人の少女が現れる…
第23回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀主演男優賞など主要部門を独占。
高倉健は北海道の雪深い町にあるローカル線の小さな駅の駅長・佐藤乙松を演じ、第23回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞。

「あなたへ」
あなたへ02
降旗康男監督と20作目のタッグを組み、亡き妻の想いを胸に、妻の故郷を目指して旅に出た男の人生の光と影を描いた人間ドラマ。
2012年8月25日(土)に公開され、興収23.9億円。
北陸のある刑務所の指導技官の倉島英二のもとに、亡き妻が遺した絵手紙が届く。「故郷の海を訪れ、散骨してほしい」との想いを元に、道中で出会った様々な人々と心を通わせ、妻の本当の想いを知る…
第36回モントリオール世界映画祭で特別賞を受賞。
高倉健は北陸のある刑務所の指導技官の倉島英二を熱演。
降旗康男監督らしい淡々とした日本ならではの映像と高倉健の演技が光る名作です。

高倉健の出演作でどの作品が好きですか?



キャスリン・ビグロー監督、ハリソン・フォード、リーアム・ニーソン共演でソ連の原子力潜水艦K-19で起った放射能事故を映画化したサスペンス「K-19」、BS日テレで11月11日(土)放送。




キャスリン・ビグロー監督ハリソン・フォードリーアム・ニーソン共演でソ連の原子力潜水艦K-19で起った放射能事故を映画化したサスペンス「K-19」、BS日テレで11月11日(土)放送。

キャスリン・ビグロー監督ハリソン・フォードリーアム・ニーソン共演でソ連の原子力潜水艦K-19で1961年に実際に起った放射能事故を映画化したサスペンス「K-19」(原題 K-19: The Widowmaker)
2002年12月14日(土)に公開され、興収14.5億円。
1961年にソ連の原子力潜水艦K-19で起った放射能事故に艦長と乗組員たちが命懸けで立ち向かう…

東西冷戦時代の1961年7月4日。ソ連の原子力潜水艦K-19は航行実験において、突然原子炉の冷却装置に故障をきたす。米ソによる核戦争に発展しかねない原潜事故という最悪のトラブルに艦長と乗組員たちが命懸けで立ち向かう…

ソ連の原子力潜水艦K-19で1961年に実際に起った放射能事故を「ハート・ロッカー」、「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグロー監督が映画化。
艦長のアレクセイ・ボストリコフにはハリソン・フォード、副長のミハイル・ポレーニンにはリーアム・ニーソン
ピーター・サースガードクリスチャン・カマルゴほかが共演。

キャスリン・ビグロー監督が原発事故の恐ろしさをリアルにスリリングに描いた潜水艦映画の傑作です。

★「K-19」(字幕スーパー)
BS日テレ
11月11日(土)
14:00~15:55



スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演の「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」、フジテレビで11月11日(土)放送。




スティーヴン・スピルバーグ監督ハリソン・フォード主演「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」、フジテレビで11月11日(土)放送。
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
ジョージ・ルーカス製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ監督ハリソン・フォード主演のアクション・アドベンチャーの第3弾「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(原題 Indiana Jones and the Last Crusade)
1989年7月8日(土)に公開され、配収44億円。
キリストの血を受けたと言われる伝説の聖杯を巡って、インディが父・ヘンリーと共に大冒険を繰り広げる…

キリストの聖杯研究の第一人者であるインディの父ヘンリーが行方不明になり、聖杯を探すことになるインディは聖杯を狙っていたナチスに捕らえられる。そこで囚われの父ヘンリーと再会。力を合わせて聖杯の行方を追う…

ジョージ・ルーカス製作総指揮×スティーヴン・スピルバーグ監督×ハリソン・フォード主演で贈る人気アクション・アドベンチャーの第3弾。
インディ・ジョーンズにはハリソン・フォード
父のヘンリーにはにショーン・コネリー、少年時代のインディにリバー・フェニックス
博物館の館長マーカスにはデンホルム・エリオット、インディの友人サラーにはジョン・リス=デイヴィス
音楽はジョン・ウィリアムズ

ハリソン・フォード演じるインディアナ・ジョーンズの伝説の聖杯を巡っての冒険は思いっきり楽しめ、父を演じるショーン・コネリーと少年時代を演じるリバー・フェニックスの共演。さらに楽しみが増します。

★「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(二ヶ国語)
フジテレビ 土曜プレミアム
11月11日(土)
21:00~23:10



第2次世界大戦中のロンドンで映画製作に情熱を傾ける人々の姿を描いたヒューマン・ドラマ「人生はシネマティック!」、見たいですか?




ロネ・シェルフィグ監督ジェマ・アータートンサム・クラフリンビル・ナイ共演で描いたヒューマン・ドラマ「人生はシネマティック!」(原題 Their Finest)、11月11日(土)からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。
「ワン・デイ 23年のラブストーリー」のロネ・シェルフィグが監督、見たいですか?

第2次世界大戦中のイギリスを舞台にコピーライターの秘書がひょんなことでプロパガンダ映画の脚本家に抜擢され、映画製作に情熱を傾ける…

第2次世界大戦中のロンドン。コピーライターの秘書のカトリンはひょんなことからプロパガンダ映画の脚本家に抜擢される。テーマはダンケルクの戦いでナチスドイツ軍から兵士を救った双子の姉妹の感動秘話。ところが、ベテラン俳優のわがままや政府と軍部の検閲などのトラブルが続出。脚本は二転三転する…

「17歳の肖像」、「ワン・デイ 23年のラブストーリー」のロネ・シェルフィグが監督を手掛けたヒューマン・ドラマ。
コピーライターの秘書のカトリンには「007/慰めの報酬」のボンドガール役で注目を浴びたジェマ・アータートン
カトリンをスカウトするバックリーには「あと1センチの恋」のサム・クラフリン、ベテラン俳優のアンブローズにはビル・ナイ

戦争という暗い時代に苦しみ喘ぎながらも、たくましく前を向いて生きようとする人々の輝き。楽しみです。

「人生はシネマティック!」公式サイト

「人生はシネマティック!」公開劇場リスト