リヴァー・フェニックスの主な出演作品は次の通りです。
★「スタンド・バイ・ミー」(原題 Stand By Me) スティーヴン・キングの短編小説をロブ・ライナー監督が映画化した青春ドラマの名作。
1987年4月18日(土)に公開され、配収5.26億円。
1950年代のアメリカの田舎町を舞台に、行方不明になった少年の死体探しに出掛けた少年たちの冒険をノスタルジックに描く…
リヴァー・フェニックスはちょっと悪ぶった4人組のリーダーのクリスを好演し、アル中の父親と不良の兄が持ち、自分の将来を悲観しながらも、行方不明の少年の死体探しの冒険を通して仲間たちとの友情を育む…
笑い合ったり、ささいな事で怒ったり、突然不安に襲われたり…少年期特有の心情が見事に描かれていて、かつて少年だった大人にはたまらない青春ドラマの名作です。ベン・E・キングの”Stand By Me”が、この作品の切なさを代弁しています。
★「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(原題 Indiana Jones and the Last Crusade) ジョージ・ルーカス製作総指揮、スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演のアクション・アドベンチャーの第3弾。
1989年7月8日(土)に公開され、配収44億円。
キリストの血を受けたと言われる伝説の聖杯を巡って、インディが父・ヘンリーと共に大冒険を繰り広げる…
リヴァー・フェニックスは少年時代のインディアナ・ジョーンズを好演。
ハリソン・フォード演じるインディアナ・ジョーンズの伝説の聖杯を巡っての冒険は思いっきり楽しめ、父を演じるショーン・コネリーと少年時代を演じるリヴァー・フェニックスの共演。さらに楽しみが増します。
★「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」(原題 I Love You to Death) ローレンス・カスダン監督がケヴィン・クライン、キアヌ・リーヴス共演で実話を元に描いたブラック・コメディ。
1990年11月10日(土)公開。
大繁盛のピザ屋を営むジョーイとロザリーの夫婦。亭主の浮気現場を目撃してしまった妻のロザリーが夫殺し作戦を実行するが、亭主が人並み外れた体力の持ち主だったことから騒動が巻き起こる…
リヴァー・フェニックスはピザ屋の妻のロザリーに密かに恋するアルバイトのディーボを演じ、夫のジョーイの殺害計画を助け、不器用な若者を好演。
★「マイ・プライベート・アイダホ」(原題 My Own Private Idaho) ガス・ヴァン・サント監督がキアヌ・リーヴス共演で男娼として身を売りながら生きるストリート・キッズたちの挫折と成長を描いた青春ドラマ。
1991年7月20日(土)公開。
男相手に体を売って日銭を稼ぐ少年のマイクは男娼仲間のスコットと共に行方不明の母親を捜す旅に出発する…
リヴァー・フェニックスは男娼として街角に立ち、少年を好む中年男性を相手に体を売って日銭を稼ぐ日々を送っているストリート・キッドのマイクを妖艶に演じ、第48回ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞。
★「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(原題 Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance) アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がマイケル・キートン、エドワード・ノートン共演でかつて一世を風靡した俳優の再生を描いたブラック・コメディ。
2015年4月10日(金)に公開され、興収4.34億円。
「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡した俳優が、再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む… 第87回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の最多の4部門、第72回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門で主演男優賞、脚本賞の2部門を受賞。
エマ・ストーンはヒーロー映画で一世を風靡した俳優のリーガン・トムソンの娘の薬物中毒のサム・トムソンを演じ、リーガンの付き人として働きながらも、リーガンとの溝が深まっていく…第87回アカデミー賞、第72回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞にノミネート。
不条理なストーリーと独特の世界観、まるでワンカットで撮影されたかのようなカメラワークなどアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の独特な映像とマイケル・キートンの狂気に満ちた演技に引き込まれていきます。
★「マジック・イン・ムーンライト」(原題 Magic in the Moonlight) ウディ・アレン監督がコリン・ファース共演で描いたロマンティック・コメディ。
2015年4月11日(土)公開。
1920年代の南フランスを舞台に不思議な能力を持つ女性占い師とそのトリックを暴こうとするマジシャンの恋の駆け引きを描く…
エマ・ストーンは不思議な能力を持つ女性占い師ソフィーを魅力的に演じ、トリックを暴こうとするニヒリストで毒舌家の天才マジシャンのスタンリーは明るく活発な彼女に魅了されていく…
ウディ・アレン監督が軽いタッチで描いたロマンティック・コメディ。、コリン・ファースとエマ・ストーンの魅力が光ります。
★「ラ・ラ・ランド」(原題 La La land) デイミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリング共演でミュージカル仕立てで描いたラブ・ストーリー。
2017年2月24日(金)に公開され、興収44億円。
ロサンゼルスを舞台に女優志望のミアとジャズピアニストのセバスチャンの恋模様を描く… 第89回アカデミー賞で監督賞、エマ・ストーンが主演女優賞、美術賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞の6部門受賞。
エマ・ストーンは女優志望のミアを魅力的に演じ、歌声も披露し、第89回アカデミー賞で主演女優賞を受賞。
オープニング・シーンから色と音楽の相乗効果が鮮やかで、LAを彩り、LAで夢に向かって進む気持ちがさらに輝きます。まさしく”LA LA Land”!!
★「ソーシャル・ネットワーク」(原題 The Social Network)
鬼才デヴィッド・フィンチャー監督がジェシー・アイゼンバーグ主演でFacebook創設の裏側を描いたヒューマン・ドラマ。
2011年1月15日(土)に公開され、興収 14.2億円。
世界最大のSNS「フェイスブック」誕生秘話。大学寮の一室でフェイスブック制作を始めた19歳のマーク・ザッカーバーグ。5億人の友達を創った男は、何を手に入れ、何を失ったのか… 第83回アカデミー賞で脚色賞、編集賞、作曲賞を受賞。
アンドリュー・ガーフィールドはマーク・ザッカーバーグの親友のエドゥアルド・サベリンを好演し、ハリウッド映画祭ブレイクスルー男優賞、イブニング・スタンダード英国映画賞の男優賞を受賞。
情報量がものすごくあり、飽きさせることなく、最初から最後まで一気に見せてくれるのは奇才デヴィド・フィンチャーの力です。急成長を遂げてきているFacebookを描くにはこのくらいのスピード感が必要かも。
★「わたしを離さないで」(原題 Never Let Me Go)
ブッカー賞作家カズオ・イシグロの小説をマーク・ロマネク監督がキャリー・マリガン共演で映画化した異色のヒューマン青春ストーリー。
2011年3月26日(金)公開。
イギリスの田園地帯にひっそりと佇む謎めいた寄宿舎を舞台に、過酷な運命を宿命づけられた少年少女たちが、それを静かに受入れながらも今をひたむきに生きる中で紡がれていく儚くも輝かしい青春の日々を描く…
アンドリュー・ガーフィールドはトミーを好演し、ハリウッド映画祭ブレイクスルー男優賞、イブニング・スタンダード英国映画賞の男優賞を受賞。
儚すぎる青春の残酷さ、切なさが胸に突き刺さってきます。アンドリュー・ガーフィールド、キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイのピュアな演技がさらに深くしてくれます。
★「アメイジング・スパイダーマン」(原題 The Amazing Spider-Man)
マーベルの人気コミックをマーク・ウェブ監督がエマ・ストーン共演でリブートさせたシリーズ第1弾。リース・エヴァンズ共演。
2012年6月30日(金)に公開され、興収31.6億円。
両親の失踪の真相を追い求める悩み多きピーター・パーカーが様々な葛藤を乗り越えスパイダーマンとしての運命を受け入れていく…
アンドリュー・ガーフィールドは超人的な能力を身に付けてしまったことによって、思い悩むピーター・パーカーを演じ、前シリーズとは全く違った新しい魅力的なピーター・パーカーを熱演。
新しい魅力が満載で、時間を全く感じさせずに楽しめる新しいスパイダーマンのストーリー。
★「アメイジング・スパイダーマン2」(原題 The Amazing Spider-Man 2) マーク・ウェブ監督、エマ・ストーン共演のシリーズ第2弾。ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン共演。
2014年5月2日(金)に公開され、興収30億円。
スパイダーマンとしてニューヨークの人々を守りながら、普通の青年として日々を過ごすことに葛藤するピーターの前に新たな強敵が出現する…
エレクトロ、グリーン・ゴブリンとの迫力あふれる戦い。スパイダーマンのさらに新しい魅力が楽しめましたが、スタジオの都合でシリーズ終了となってしまいました。