9月13日は作家のロアルド・ダールの誕生日。原作、脚本に携わった映画でどの作品が好きですか?
ロアルド・ダールは1916年9月13日にイギリスのウェールズで生まれました。
第二次世界大戦時にパイロットとして従軍。そのときの経験を元に小説を書くようになり、。「おばけ桃の冒険」、「チョコレート工場の秘密」、「すばらしき父さん狐(父さんギツネバンザイ)」など風刺やブラックユーモアに満ちた児童文学を手掛けてきました。またイアン・フレミングの友人ということもあり、「007は二度死ぬ」の脚本を手掛けることになりました。
映画化された作品では「夢のチョコレート工場」、「ジャイアント・ピーチ」、「チャーリーとチョコレート工場」、「ファンタスティック Mr.FOX」、「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」など。
ロアルド・ダールが手掛けてきた作品は次の通りです。
★「007は二度死ぬ」(原題 007 You Only Live Twice)
イアン・フレミングの原作をルイス・ギルバート監督、ロアルド・ダールが脚本を手掛け、ショーン・コネリー主演で映画化したシリーズ第5弾。
1967年6月17日(土)公開。
米ソ両国の直接対決を目論む巨大犯罪組織スペクターの陰謀を阻止すべく、ジェームズ・ボンドが日本に赴く…
ロアルド・ダールが脚本を手掛けて、大掛かりな日本ロケと宇宙にまで舞台を広げたストーリー。ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドの新しい魅力が味わえます。
★「ジャイアント・ピーチ」(原題 James and the Giant Peach)
1961年出版の「おばけ桃の冒険」をティム・バートン製作、ヘンリー・セリック監督で実写とストップモーション・アニメーションを融合して映画化したファンタジー。
1996年12月14日(土)公開。
9才のジェームズは老人からもらった不思議な袋で現れた巨大な桃に乗り込んで、愉快な虫たちとニューヨークを目指して旅に出る…
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」に続き、ティム・バートン製作、ヘンリー・セリック監督でストップモーション・アニメーションを使ってロアルド・ダールの世界を描いたファンタジー。
★1964年出版の「チョコレート工場の秘密」を映画化。
●「夢のチョコレート工場」(原題 Willy Wonka & the Chocolate Factory)
メル・スチュアート監督がジーン・ワイルダー主演で描いたファンタジー。
1971年7月3日(土)公開。
●「チャーリーとチョコレート工場」(原題: Charlie And The Chocolate Factory)
ティム・バートン監督がジョニー・デップ主演で映画化したファンタジー。
2005年9月10日(金)に公開され、興収53.5億円の大ヒット。
ウィリー・ウォンカが経営する謎に満ちたチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする…
ティム・バートン監督らしいブラック&シニカルなテイストが満載。ダニー・エルフマンの音楽と歌も最高。
★「ファンタスティック Mr.FOX」(原題 Fantastic Mr. Fox)
1970年出版の「すばらしき父さん狐(父さんギツネバンザイ)」をウェス・アンダーソン監督がストップモーション・アニメーションで映画化したファンタジー。
2011年3月19日(土)公開。
“ファンタスティック”に生きたい父さん狐のMr.FOXとその仲間たちが野性の誇りをかけて人間たちに戦いを挑む…
「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソン監督が人間相手に果敢に戦いを挑んだ父さんギツネの活躍を手作り感あふれるストップモーション・アニメーションを使って、ブラックなユーモアたっぷりに描いたファンタジー。
最新作は「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」(原題 The BFG)。
1982年出版の「オ・ヤサシ巨人 BFG」をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化したファンタジー。新人ルビー・バーンヒル、アカデミー賞助演男優賞受賞のマーク・ライランス共演。
2016年9月17日(土)公開。
外見は恐ろしいが心優しい巨人「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」”BFG”と10歳の少女との触れ合いを描く…
ロアルド・ダールが原作、脚本に携わった映画でどの作品が好きですか?