7月23日はフィリップ・シーモア・ホフマンの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?
フィリップ・シーモア・ホフマンは1967年7月23日にニューヨーク州ロチェスターで生まれました。
テレビ番組などに出演するようになり、1992年「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」で映画デビュー。
その後数多くの作品に出演し、「カポーティ」でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を受賞。
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」、「ザ・マスター」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、「ザ・マスター」でヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞。
フィリップ・シーモア・ホフマンの主な出演作品は次の通りです。
★「カポーティ」(原題 Capote)
ベネット・ミラー監督が小説家トルーマン・カポーティの半生を描いたヒューマン・ドラマ。
2006年9月30日(土)公開。
カンザスでの一家惨殺事件に興味を持ったカポーティが、服役中の犯人に取材を試み、「冷血」として小説に書き上げるまでを描く…
フィリップ・シーモア・ホフマンはゲイであることを隠さなかったトルーマン・カポーティを熱演し、第78回アカデミー賞、第63回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演男優賞を受賞。
★「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(原題 Charlie Wilson’s War)
マイク・ニコルズ監督がトム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ共演でたったひとりで米ソの冷戦を終結させたテキサス州の下院議員の活躍を描いた社会派ドラマ。
2008年5月17日(金)に公開され、興収4.6億円。
ソ連に攻め入られ悲惨な戦場と化したアフガニスタンの映像を目にしたチャーリー・ウィルソン議員は、たったひとりで小国を守るための一大プランを計画する…
フィリップ・シーモア・ホフマンはウィルソン議員を助けるCIAのはみ出し者のガスト・アブラコトスを演じ、第80回アカデミー賞、第65回ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞にノミネート。
★「ダウト~あるカトリック学校で~」(原題 Doubt)
ジョン・パトリック・シャンリー監督がメリル・ストリープ、エイミー・アダムス共演で自身の名作戯曲を映画化した心理サスペンス。
2009年3月7日公開。
1960年代のカトリック学校を舞台に神父と黒人生徒との”不適切な関係”に疑惑を抱いたシスターが神父を追い詰めていく…
フィリップ・シーモア・ホフマンはフリン神父を演じ、第81回アカデミー賞で助演男優賞にノミネート。
★「ザ・マスター」(原題 The Master)
ポール・トーマス・アンダーソン監督がホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス共演で新興宗教サイエントロジー創始者をモデルに人間の深層心理を描いたドラマ。
2012年3月22日(金)公開。
第2次世界大戦後のアメリカ。アルコール依存の元海軍兵士のフレディは、「ザ・コーズ」という宗教団体の教祖ドッドに出会い、信頼を深めていく。そんな中、ドッドの妻・ペギーは暴力的なフレディを追放するよう夫に進言する…
フィリップ・シーモア・ホフマンは教祖ドッドを演じ、第69回ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞し、第85回アカデミー賞、第70回ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネート。
★「誰よりも狙われた男」(原題 A Most Wanted Man)
スパイ小説の巨匠のジョン・ル・カレの小説をアントン・コービン監督が映画化したスパイ・サスペンス。
2014年10月17日(金)公開。
ドイツのハンブルクを舞台に、対テロ諜報チームを率いる男がテロリストの資金源となっている者の正体をつかんでいく…
フィリップ・シーモア・ホフマンはドイツのハンブルクの諜報機関でテロ対策チームを率いるバッハマンを演じ、この作品が最後の主演作となってしまいました。
他にも「マネーボール」、「ハンガー・ゲーム2」、「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」など数多くの作品に出演。
2014年2月2日に亡くなられてしまい、残念でなりませんが、フィリップ・シーモア・ホフマンの出演作でどの作品が好きですか?