日別アーカイブ: 2014年11月27日

11月27日は映画監督のキャスリン・ビグローの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

11月27日は映画監督のキャスリン・ビグローの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?
キャスリン・ビグロー
キャスリン・ビグローは 1951年11月27日にカリフォリニア州サン・カルロスで生まれました。
元夫のジェームズ・キャメロンの原案・脚本で1995年「ストレンジ・デイズ/1999年12月31日」を監督。
2009年「ハート・ロッカー」第82回アカデミー賞で作品賞、監督賞ほか6部門を受賞しました。

キャスリン・ビグローの主な監督作品は次の通りです。
「ストレンジ・デイズ/1999年12月31日」(原題 Strange Days)
ストレンジ・デイズ
ジェームズ・キャメロン製作・原案・脚本レイフ・ファインズ主演で新世紀前夜の混沌と狂騒を描いたSFハードボイルド。
1996年1月20日(土)に公開され、配収1.2億円。
1999年12月30日。他人の体験を感じることのできるディスクを闇販売しているレニーのもとに、元恋人の娼婦の友人が殺される瞬間を記録したディスクが届けられる。次はフェイスが危ないと察知した彼は、2000年を目前に控えて沸き返る大晦日のロスの街へと急行する…
ジェームズ・キャメロンが原案・脚本を手掛け、世紀末の混乱をドラマと融合させていて、みごたえのるサスペンス作品です。

「K-19」(原題 K-19: The Widowmaker)
K-19
ハリソン・フォードリーアム・ニーソン共演でソ連の原子力潜水艦K-19で1961年に実際に起った放射能事故を映画化したサスペンス。
2002年12月14日(土)に公開され、興収14.5億円のヒット。
1961年、米ソ冷戦下、ソ連の原子力潜水艦K-19は航行実験において、突然原子炉の冷却装置に故障をきたす。米ソによる核戦争に発展しかねない原潜事故という最悪のトラブルに艦長と乗組員たちが命懸けで立ち向かう…
原発事故の恐ろしさをリアルにスリリングに描いていて、潜水艦映画の傑作です。

「ハート・ロッカー」(原題 The Hurt Locker)
ハート・ロッカー
アカデミー賞6部門受賞ジェレミー・レナー主演で死と隣り合わせの日常を生きるアメリカ軍爆発物処理班の男たちの姿を力強く描いた戦争ドラマ。
2010年3月6日(金)に公開され、興収9億円のヒット。
バグダッド郊外で爆発物処理に従事するブラボー中隊は、殉職した仲間の代わりに新リーダーとしてジェームズ二等軍曹を迎え入れるが…
第82回アカデミー賞で作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門を受賞
破天荒な主人公たち兵士が尋常ならざるプレッシャーに晒されながら爆弾解除に取り組む姿を、徹底したリアリズムで生々しくスリリングに捉えていて、アカデミー賞で6部門受賞も納得させられます。

「ゼロ・ダーク・サーティ」(原題: Zero Dark Thirty)
ゼロ・ダーク・サーティ
ジェシカ・チャステイン主演で国際テロ組織アルカイダのウサマ・ビンラディン容疑暗殺作戦を描いたサスペンス・ドラマ。
2013年2月15日(土)に公開され、興収4.33億円。
若きCIA分析官・マヤはビンラディン捜索チームに抜擢される。同僚を自爆テロで失った彼女は執念でターゲットに迫る…
第85回アカデミー賞で音響編集賞、第70回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門でジェシカ・チャステインが主演女優賞を受賞。
トップ・シークレットに独自のルートで迫り、当事者たちから念入りに取材することに成功。迫真のドラマわ作り上げました。

これからもさらなる活躍を期待したい映画監督であり、プロデューサーのキャスリン・ビグロー。
キャスリン・ビグローの監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

高倉健さん追悼、向田邦子の原作を降旗康男監督、高倉健主演で映画化した「あ・うん」、BSジャパンで28日(金)放送。

高倉健さん追悼、向田邦子の原作を降旗康男監督高倉健主演で映画化した「あ・うん」、BSジャパンで11月28日(金)放送。
あ・うん
向田邦子の原作降旗康男監督高倉健主演で映画化したヒューマン・ドラマ「あ・うん」
1989年11月3日(土)公開。
昭和初期の東京・山の手を舞台に、中年実業家の男の友情とその妻への秘めた思いを描く…

昭和10年代の東京・山の手。羽振りの良い中小企業の社長の門倉と安月給のサラリーマン水田は見かけも性格も正反対ながら、硬い友情で結ばれている。しかし、女出入りの激しい門倉だが、実は水田の妻たみのことをずっとひそかに思い続けていた…

向田邦子の小説監督・降旗康男撮影・木村大作、主演・高倉健の黄金トリオで映画化。
中小企業の社長の門倉には高倉健
安月給のサラリーマン水田には坂東英二、水田の妻たみには冨司純子
坂東英二は第13回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞、ブルーリボン賞、第2回日刊スポーツ映画大賞で助演男優賞を受賞。

高倉健、坂東英二、冨司純子。三人の俳優で見せる日本人ならではの「あ・うん」の呼吸。降旗康男監督ならではの作品です。

★「あ・うん」
BSジャパン
シネマクラッシュ
11月28日(金)
19:35~21:54

アカデミー賞6部門を受賞したキャスリン・ビグロー監督の戦争アクション「ハート・ロッカー」、NHK BSプレミアムで28日(金)放送。

アカデミー賞6部門を受賞したキャスリン・ビグロー監督の戦争アクション「ハート・ロッカー」、NHK BSプレミアムで11月28日(金)放送。
ハート・ロッカー
「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグロー監督が死と隣り合わせの日常を生きるアメリカ軍爆発物処理班の男たちの姿を力強く描き出した戦争アクション「ハート・ロッカー」(原題 The Hurt Locker)
2010年3月6日(金)に公開され、興収9億円のヒット。
第82回アカデミー賞で作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門を受賞

部隊は2004年のテロの脅威が続く混沌のイラク・バグダッドの郊外。バグダッド郊外で爆発物処理に従事するブラボー中隊に、爆死した班長の後任でジェームズ二等軍曹が新しいリーダーとして赴任する。だが彼は中隊のルールを無視し、基本的な安全対策もとらず果敢に爆発物を処理していく。

爆弾処理班班長のウィリアム・ジェームズ二等軍曹には「ボーン・レガシー」のジェレミー・レナー
「ミリオンダラー・ベイビー」のアンソニー・マッキーと「ジャーヘッド」のブライアン・ジェラティほかが共演。
「ハートブルー」、「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグローが監督。

キャサリン・ビグロー監督が破天荒な主人公たち兵士が尋常ならざるプレッシャーに晒されながら爆弾解除に取り組むさまを、徹底したリアリズムで生々しくスリリングに捉えていて、アカデミー賞で作品賞、監督賞など6部門受賞も納得させられます。

★「ハート・ロッカー」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
11月28日(金)
23:45~25:57

11月27日はブルース・リーの誕生日。ブリース・リーの主演作で一番好きなのはどの作品ですか?

11月27日はブルース・リーの誕生日。ブリース・リーの主演作で一番好きなのはどの作品ですか?
ブルース・リー
ブルース・リーは1940年11月27日にサンフランシスコの中華街で生まれました。
その後、香港に帰国し、幼少の頃よりイップマンの指導の元、中国武術を身につけ、再び渡米し、ジークンドーを創始しました。
そのジークンドーを演武したフィルムがきっかけで、TVシリーズ「グリーン・ホーネット」の準主役に抜擢。
正義のヒーロー”グリーン・ホーネット”の助手兼運転手として、目の周辺だけを隠すマスクをつけた日系アメリカ人のカトー役を演じ、派手なアクションで人気になり、TVドラマや映画に数多く出演。

その後香港の大手映画会社のゴールデン・ハーベストと契約し、1971年に「ドラゴン危機一髪」が公開され、大ヒット!!

ブルース・リーの主演作は次の通りです。
「燃えよドラゴン」(英題 Enter The Dragon)
燃えよドラゴン
ブルース・リー念願のハリウッドとの合作。1973年公開。
日本ではブルース・リー主演第1弾として1973年12月22日(土)に公開され、配収16.4億円の大ヒット。
裏社会を牛耳るハンの手下に姉を殺され復讐に燃えるリーは、秘密情報局の承諾を得てハン主催の武術トーナメントに乗り込む。
監督はロバート・クローズ。
ブルース・リーの切れのいいカンフー・アクションが炸裂した最高傑作と言われましたが、映画の完成後に急逝されました。

「ドラゴン 危機一髪」(英題 The Big Boss)
ドラゴン危機一髪
ブルース・リーの「ドラゴン」シリーズ第1作で、”李三脚”と呼ばれた驚異の足技で世界の格闘アクションを変えた、香港クンフー・アクション映画の原点!!
1971年に公開され、アジア各国や中東などで大ヒットを記録して世界的な香港製クンフー映画ブームの発火点となった作品。
日本では「燃えよドラゴン」の熱狂を受け、”ブルース・リー第2弾”として1974年4月13日(土)に公開され、配収6億円。
喧嘩から足を洗ったチェンは、勤めている製氷工場が裏で麻薬を密売していることを知り、仲間の復讐のため極悪非道な社長一味に単身闘いを挑む…
監督・脚本はロー・ウェイ

「ドラゴン 怒りの鉄拳」(英題 Fist Of Fury)
ドラゴン怒りの鉄拳
ブルース・リー主演の第2作。香港で封切られるや興行記録を2週間で塗り替え、アジア全域で空前の大ヒット。
日本では1974年7月20日(土)に公開され、配収6億円。
日本帝国主義が横行する20世紀初頭の上海を舞台に、道場を潰され恩師を殺されたひとりの中国人青年チェンが、日本武術協会に立ち向かう姿を描く…
監督・脚本は「ドラゴン 危機一髪」に引き続き、ロー・ウェイ

「ドラゴンへの道」(英題 The Way Of The Dragon)
ドラゴンへの道
ブルース・リーが製作・監督・脚本・音楽監修・武術指導・主演の6役をこなしたアクション。
日本では1975年1月25日(土)に公開され、配収7.7億円。
マフィアに立ち退きを迫られている中華料理店の娘を助けるため、ローマにやって来た青年、トン・ロンと、マフィアの戦いを描く。
チャック・ノリスとの対決シーンをはじめ、映画史上屈指の鬼気迫るカンフー・アクションが展開。

「死亡遊戯」(英題 Game Of Death)
死亡遊戯
ブルース・リーの死亡により未完となっていたフィルムに、「燃えよドラゴン」のロバート・クローズ監督が代役による追撮と他作品のカットを加えて完成させた伝説の作品。
1978年4月15日(土)に公開され、配収14.5億円の大ヒット。
犯罪組織の傘下に入るのを拒み、組織から命を狙われたんだ映画スターのビリー・ローが巨大国際シンジケートに立ち向かう…

ブルース・リーはさらに切れのいいカンフー・アクションの活躍が期待される中、「燃えよドラゴン」の完成後の1973年7月20日に32歳の若さで急逝されてしまいました。
主演作としてはわずか5本でしたが、どの作品も心に残る作品ばかりです。
ブリース・リーの主演作で一番好きなのはどの作品ですか?