11月2日はクイズショー・スキャンダルが起きた日。ロバート・レッドフォード監督「クイズ・ショウ」は見たことありますか?
1959年11月2日にチャールズ・ヴァン・ドーンによるクイズショー・スキャンダルが起きました。
チャールズ・ヴァン・ドーンが米議会下院立法管理小委員会において人気クイズ番組「21」でのやらせを認め、テレビ初期の信用を失墜させました。
その全米TV史上最大のスキャンダルとなった事件をロバート・レッドフォード監督が映画化した「クイズ・ショウ」(原題 Quiz Show)。
1995年3月25日(土)に公開され、配収3.5億円。
1956年、全米で大人気のクイズ番組「21」でハーバート・ステンベルは8週連続勝ち抜くが、視聴率は低下。スポンサーからもっと見栄えのよいチャンピオンにするようにプロデューサーに厳命。二枚目大学教授チャールズ・ヴァン・ドーレンに解答を事前に教えた上で番組に出演させ、連戦連勝させる…
クイズ番組「21」で無敵を誇ったハーバート・ステンベルにはジョン・タトゥーロ。
大学教授のチャールズ・ヴァン・ドーレンにはレイフ・ファインズ。
立法管理委員会の調査官のディック・グッドウィンにはロブ・モロー。
監督はロバート・レッドフォード。
題材のスキャンダル性と実力重視のキャスティングとが相乗効果によるリアルな緊迫感が味わえ、ロバート・レッドフォード監督ならではの頭脳とセンスで作り上げた絶品の秀作です。