日別アーカイブ: 2014年11月30日

11月30日は映画監督のリドリー・スコットの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

11月30日は映画監督のリドリー・スコットの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?
リドリー・スコット
リドリー・スコットは1937年11月30日にイングランドのサウス・シールズで生まれました。
数多くのCFを制作し、各国の国際映画祭で数々の賞を受賞し、映画界に進出。
「エイリアン」が世界的大ヒット、「ブレードランナー」で数多くのファンを獲得。
「グラディエーター」第73回アカデミー賞で作品賞ほか5部門、第58回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞と作曲賞を受賞し、2003年にナイトの称号を授与されています。

リドリー・スコットの主な監督作品は次の通りです。
「エイリアン」(原題 Alien)
エイリアン
シガーニー・ウィーバー主演のSFホラーの金字塔であるシリーズ第1作。
1979年7月21日(土)に公開され、配収14.5億円のヒット!!
謎の地球外生命体に遭遇したノストロモ号。卵から飛び出したエイリアンが隊員に寄生して乗組員は次々に殺され、残されたリプリーは宇宙船内を逃げ惑う…
第52回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞。
リドリー・スコット監督とシガーニー・ウィーバーの出世作であり、H・R・ギーガーを始めとする美術の素晴らしさとリドリー・スコット監督ならではの映像が光るSFホラーの金字塔です。

「エイリアン」の物語の前日譚を描いた「プロメテウス」(原題 Prometheus)を自ら監督。
プロメテウス02
2012年8月24日(金)に公開され、興収18.1億円の大ヒット。
古代遺跡で人類史上最大の謎を解き明かす手がかりを発見した調査団は、宇宙船プロメテウス号に乗り、未知の惑星を訪れる…

「ブレードランナー」(原題: Blade Runner)
ブレードランナー
フィリップ・K・ディックのSF小説をハリソン・フォード主演で映画化したカルト的人気を誇るSF映画の傑作。
1982年7月3日(土)に公開され、配収2.7億円。
舞台は2019年の酸性雨が降る未来都市ロサンゼルス。反乱を起こし手配中の人造人間=レプリカントらと、彼らを追跡し命を絶つ特別捜査班ブレードランナーとの戦いが展開する…
リドリー・スコットらしい映像が満載で、後のSF映画に多大な影響を与え、現在でも様々な議論を呼び続ける映画史に残るSF映画の金字塔。何度見ても味わい深い作品です。

「グラディエーター」(原題 Gladiator)
グラディエーター02
ラッセル・クロウ主演でローマ帝国の時代、将軍から剣闘士となった男の数奇な運命を描いた史劇スペクタクル大作。
2000年6月17日(土)に公開され、興収15.6億円の大ヒット。
巨大ローマ帝国に敢然と闘いを挑んだ、一人の剣闘士(グラディエーター)の姿を壮大なスケールで描く…
第73回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、録音賞、視覚効果賞の5部門、第58回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞と作曲賞を受賞。
何度見ても色あせることのない歴史スペクタクル超大作。リドリー・スコットらしい映像とラッセル・クロウの演技は見所です。

「ブラックホーク・ダウン」(原題 Black Hawk Down)
ブラックホーク・ダウン
ジョシュ・ハートネットオーランド・ブルーム共演で1993年にソマリアで起こった壮絶な市街戦を描いた戦争アクション。
2002年3月30日(土)に公開され、興収13億円のヒット。
ソマリアの首都・モガディシオに降り立った100人の米軍特殊部隊。しかし1時間で終了するはずの任務は、想像を絶する事態に陥ってしまう…
第74回アカデミー賞で編集賞、音響賞の2部門を受賞。
1993年のソマリアで起きた壮絶な市街戦の模様を、生々しい体感映像で再現。15時間に及ぶ戦闘の間、兵士たちが何を見て、何を感じたかを余すことなく描いていて、必見です。

最新作はクリスチャン・ベール主演で”モーゼの奇跡”を映画化した「エクソダス:神と王」(原題 Exodus: Gods and Kings)
エクソダン02
2015年1月30日(金)公開。
旧約聖書の「出エジプト記」で語られる”モーゼの奇跡”の数々を、最新のVFXと3D技術を駆使し、壮大なスケールで描く…

これからもさらなる活躍を期待したいリドリー・スコット監督。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

市川崑監督が石坂浩二、中井貴一共演で再映画化した「ビルマの竪琴」、NHK BSプレミアムで12月1日(月)放送。

市川崑監督石坂浩二中井貴一共演で再映画化した「ビルマの竪琴」、NHK BSプレミアムで12月1日(月)放送。
ビルマの竪琴
市川崑監督が1956年に手がけた自作を石坂浩二中井貴一共演で再映画化した「ビルマの竪琴」。
1985年7月20日(土)に公開され、配収29.5億円の大ヒット。
日本兵の霊を慰めるため、僧侶となってひとりビルマの地に残る兵士の姿を描く…

1945年夏。ビルマ戦線の日本軍の逃避行の中、井上小隊長率いる部隊は、みな音楽好きで水島上等兵の弾く竪琴の音に合わせ力強く合唱していた。やがて終戦を知った彼らは投降し、ムドンに護送されることになったが、水島だけは未だ抵抗を続ける日本軍に降伏を勧めるため隊を離れる…

白黒映画として完成した前作をカラーで撮り直したいという市川崑監督の長年の希望が実現。
井上小隊長には石坂浩二、水島上等兵には中井貴一
川谷拓三渡辺篤史小林稔侍北林谷栄菅原文太ほかが共演。
市川崑監督はリアルな映像を求めてタイでの長期ロケが敢行されました。

「埴生の宿」をはじめとする美しい調べの数々が全編を彩り、戦場の兵士たちの心情をこまやかに表現するとともに、戦争の悲惨さをいっそう際立たせた作品です。

★「ビルマの竪琴」
NHK BSプレミアム
12月1日(月)
13:00~15:13

スヌーピーを初”CG & 3D”で映画化した「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」のUS版最新予告編はもう見ましたか?

スヌーピーを初”CG & 3D”で映画化した「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」(原題 Peanuts)、2015年12月公開決定。
クリスマス・バージョンのUS版最新予告編公開されましたが、もう見ましたか?
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世界一有名なビーグル犬“スヌーピー”。1950年からアメリカの新聞に連載開始されたチャールズ・シュルツの漫画「ピーナッツ」のキャラクターで、その見た目の可愛さとは裏腹に、シュールで核心を突く哲学的な言動も人気を後押し。
新聞は世界で2000紙、75か国、21か国語にまで訳され、アニメはエミー賞を5度も受賞、書籍はニューヨーク・タイムズのベストセラーに。
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スヌーピー35年ぶりの劇場版新作は初”CG & 3D”で映画化。
新作のプロデューサーはチャールズ・シュルツの息子であるクレイグ・シュルツ脚本は孫のブライアン・シュルツ
「アイス・エイジ」などを手がけたブルースカイ・スタジオが制作

全米では2015年11月6日(金)、日本では2015年12月公開。
スヌーピーが立体化されているだけでなく、ぬいぐるみのようなもふっとした起毛感も表現されていて、手描きアニメと3D CGが融合いているようで、どんな映像に仕上がるのか、今から楽しみです。

「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」公式サイト