日別アーカイブ: 2014年8月28日

マーベル・コミックの人気キャラクターを”リブート”した「インクレディブル・ハルク」、31日(日)にフジテレビで放送。

マーベル・コミックの人気キャラクターをエドワード・ノートン主演で”リブート”した「インクレディブル・ハルク」、31日(日)にフジテレビで放送。
インクレディブル・ハルク
2003年に映画化されたマーベル・コミックの人気キャラクターをエドワード・ノートン主演で”リブート”したヒーロー・アクション「インクレディブル・ハルク」(原題 The Incredible Hulk)
2008年8月1日(金)に公開され、興収5億円。
科学実験で怒りを感じると巨大な緑色のモンスターに変身する体になってしまったが故に、軍から追われることになる科学者ブルースの戦いを描く…

科学者ブルース・バナーは放射能実験で大量のガンマ線を浴びて以来、怒りを感じるとアドレナリンの分泌と共に巨大な緑色のモンスター”ハルク”に変身する特殊体質となってしまう。そんな彼を軍事実験に利用しようとするロス将軍は、恐るべき追手たちを送り込んでくる…

2003年にアン・リー監督で映画化された「ハルク」は人間ドラマに焦点を当てていたため、「トランスポーター」シリーズのルイ・レテリエ監督により”リブート”。
ハルク
“ハルク”に変身してしまう科学者ブルース・バナーにはエドワード・ノートン
ロス将軍の娘で恋人のベティ・ロスにはリヴ・タイラー。ロス将軍にはウィリアム・ハート
ロス将軍に送り込まれる特殊部隊員ブロンスキーにはティム・ロス

“ハルク”に変身してしまう科学者ブルース・バナーが葛藤を乗り越え自らの運命に立ち向かう姿を迫力のアクション・シーン満載で描き出していて、楽しめる作品です。
アン・リー監督の「ハルク」と見比べてみるのもいいかも。

★「インクレディブル・ハルク」(二ヶ国語)
フジテレビ(関東ローカル)
8月31日(日) 13:00~14:55

8月28日は映画監督デヴィッド・フィンチャーの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

8月28日は映画監督デヴィッド・フィンチャーの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?
デヴィッド・フィンチャー
デヴィッド・フィンチャー監督は1962年8月28日にコロラド州デンバーに生まれました。
ILMのアニメーターとして働き始め、その後マドンナ、エアロスミスなどのミュージックビデオやCMを手掛け、1992年「エイリアン3」(原題 Alien 3)で映画デビュー。
エイリアン3
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー賞監督賞にノミネートされています。

デヴィッド・フィンチャーの主な監督作は次の通りです。
「セブン」(原題 Seven)
セブン
ブラッド・ピットモーガン・フリーマン共演のサイコ・サスペンス。
1996年1月27日(土)に公開され、配収26.5億円の大ヒット。
キリスト教の”七つの大罪”に基づく連続殺人に挑む新任刑事とベテラン刑事のコンビの姿を描く…
デヴィッド・フィンチャー監督らしいスタイリッシュな映像に練られた脚本。ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの鬼気迫る演技。見応えのあるサイコ・サスペンスの傑作です。

「ファイト・クラブ」(原題 Fight Club)
ファイト・クラブ
ブラッド・ピットエドワード・ノートン共演のバイオレンス・アクション。
1999年12月11日(土)に公開され、興収19.8億円の大ヒット。
不眠症に悩むジャックは、ある日謎の男・タイラーと出会い、互いに殴り合う秘密組織”ファイト・クラブ”を結成する…
デヴィッド・フィンチャーらしい映像で物質と情報におぼれ、自分自身を失ってしまった現代人の心の暗闇がスリリングに描かれています。

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(原題 The Curious Case of Benjamin Button)
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ブラッド・ピット主演で80歳で生まれ、若返っていく男、ベンジャミン・バトンの生涯を描いたドラマ。
2009年2月9日(金)に公開され、興収24億円の大ヒット。
80歳で生まれ、老人養護施設で育ったベンジャミンは、成長とともに少しずつ若返っていくが、やがて美しい少女デイジーと運命的な出会いを果たす…
第81回アカデミー賞で作品賞、監督賞ほか13部門にノミネートされ、美術賞、視覚効果賞、メイクアップ賞を受賞。
80歳で生まれ若返っていく男、ベンジャミン・バトンの数奇な運命は切なくなりますが、彼の人生を通し、恋、結婚、出会いと別れ、希望と挫折など、普遍的な人生の素晴らしさが描かれています。

「ソーシャル・ネットワーク」(原題 The Social Network)
ソーシャル・ネットワーク
ジェシー・アイゼンバーグ主演でFacebook創設の裏側を描いたヒューマン・ドラマ。
2011年1月15日(土)に公開され、興収 14.2億円の大ヒット。
世界最大のSNS「フェイスブック」誕生秘話。大学寮の一室でフェイスブック制作を始めた19歳のマーク・ザッカーバーグ。5億人の友達を創った男は、何を手に入れ、何を失ったのか…
第83回アカデミー賞で作品賞、監督賞ほか8部門にノミネートされ、脚色賞、編集賞、作曲賞を受賞。
情報量がものすごくあり、飽きさせることなく、最初から最後まで一気に見せてくれるのは奇才デヴィド・フィンチャーの力です。急成長を遂げてきているFacebookを描くにはこのくらいのスピード感が必要かも。

他にも1997年「ゲーム」(原題 The Game)、2002年「パニック・ルーム」(原題 Panic Room)、2007年「ゾディアック」(原題 Zodiac)、2011年「ドラゴン・タトゥーの女」(原題 The Girl with the Dragon Tattoo)などでデヴィッド・フィンチャーらしい独特の映像を披露。
ドラゴン・タトゥーの女

最新作は全米で10月3日(金)公開のベン・アフレック主演のミステリー「ゴーン・ガール」(原題 Gone Girl)
Gone_Girl_EW
ギリアン・フリンのベストセラー小説をどんな映像に仕上げてくれるのか、今から楽しみです。
これからもさらなる活躍を期待される監督の一人ですが、デヴィッド・フィンチャーの監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

オーランド・ブルーム、フォレスト・ウィテカー共演のクライム・サスペンス「ケープタウン」、見たいですか?

オーランド・ブルームフォレスト・ウィテカー共演のクライム・サスペンス「ケープタウン」(原題 Zulu)、8月30日(土)公開。
南アフリカのケープタウンを舞台に繰り広げられるクライム・サスペンス、見たいですか?
ケープタウン

南アフリカのケープタウンで人気の元ラグビー選手の娘が殺害された。2人の刑事ブライアンとアリが捜査を続けていくと、少女とある薬物の売人の関係が明らかになる。その危険な薬物は、頻繁に起こる「児童失踪事件」の現場に残されていた物と同じで、一連の事件は、組織的陰謀の表層に過ぎないことがわかってくる…

フランスで推理小説大賞など7賞を受賞したキャリル・フェリーの推理小説「ZULU」を「ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀」のジェローム・サル監督が映画化。
女にだらしなく酒が手放せない刑事ブライアンには「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのオーランド・ブルーム
相棒のアリには「大統領の執事の涙」のフォレスト・ウィテカー

オーランド・ブルームとフォレスト・ウィテカー共演でどんなクライム・サスペンスが展開されるのか、楽しみです。

「ケープタウン」公式サイト