2月12日はエイブラハム・リンカーンの誕生日。
エイブラハム・リンカーンは1809年2月12日にケンタッキー州に生まれ、1861年3月4日に第16代アメリカ合衆国大統領に就任。
そのエイブラハム・リンカーンの偉大な足跡をスティーブン・スピルバーグ監督がダニエル・デイ=ルイス主演で映画化した「リンカーン」(原題 Lincoln)。
エイブラハム・リンカーンがアメリカ合衆国の第16代大統領として過ごした最後の数カ月を描く。
2013年4月13日(金)に公開され、興収10.2億円のヒット。
第85回アカデミー賞でダニエル・デイ=ルイスが主演男優賞、美術賞の2部門受賞。
南北戦争の中、リンカーンは戦争を終結させることに務め、国を再び統一し奴隷制を廃止する。重要な場面で下す彼の決断は歴史と後世の人々の運命を変えることになる…
リンカーンにはダニエル・デイ=ルイス。
ダニエル・デイ=ルイスは第85回アカデミー賞、第70回ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門、ニューヨーク映画批評家協会賞、ワシントンDC映画批評家協会賞など数多くの映画賞で主演男優賞を受賞。
リンカーンの妻のメアリーにはサリー・フィールド、息子のロバートにはジョセフ・ゴードン=レヴィット。
トミー・リー・ジョーンズ、ジェームズ・スペイダー、デヴィッド・ストラザーンほかが共演。
奴隷解放を実現させるためにリンカーンが奔放する姿を見ていると人を動かすために何が必要なのか、教えてくれます。ダニエル・デイ=ルイスの演技はアカデミー賞主演男優賞を受賞しているだけあり、迫真の演技です。
スティーブン・スピルバーグが12年間構想を温めてきただけあって、エイブラハム・リンカーンの知られざる真実がスピルバーグらしく、丁寧にドラマティックに見せてくれます。
ただし南北戦争や奴隷解放のための憲法修正などの時代背景にはあまり馴染みがなく、細かい展開を理解するのにちょっと時間がかかってしまいましたが、後半ではその部分をも飲み込んでしまうようなドラマ展開に感動です。