★「ノーカントリー」(原題 No Country for Old Men) ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が監督・脚本・製作、トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム共演で執拗なまでに標的を追いつめる殺人マシーンから狙われた人々の運命を描いたサスペンス・ドラマ。
2008年3月15日(金)に公開され、興収3.4億円。
80年代、メキシコ国境沿いのテキサスを舞台に、ギャングたちの大金を奪った男と彼を追う殺し屋、事件の謎に迫る保安官の姿を描く… 第80回アカデミー賞で作品賞、監督賞、ハビエル・バルデムが助演男優賞、脚色賞の4部門を受賞。
ロジャー・ディーキンスは第80回アカデミー賞で撮影賞にノミネート。
ハビエル・バルデム演じる冷酷無比な殺人鬼が齎す圧倒的な暴力描写が話題になり、批評家たちからも絶賛を受け、コーエン兄弟の監督としての名声をより確固たるものにした傑作です。
★「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(原題 Godzilla: King of the Monsters) 最低映画賞、カイル・チャンドラー、チャーリー・ダンスが最低助演男優賞、最低スクリーンコンボ賞、最低リメイク・パクリ・続編映画賞、最低監督賞、最低脚本賞の6部門7ノミネート。
ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」の続編。「クランプス 魔物の儀式」のマイケル・ドハティが監督。ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、渡辺謙、チャン・ツィイーが共演。
5月31日(金)に公開され、興収24.6億円。
2020年公開予定の”Godzilla vs. Kong”へとつながる注目作。前作から5年後が舞台。モスラ、ラドン、そしてキングギドラの三大怪獣が登場。
最恐の怪獣として暴れまくるキングギドラ。さらに凶暴になったラドン。そして日本のモスラとはちょっと違ったイメージながら美しいモスラ。前作よりもさらにパワーアップしたゴジラと三大怪獣の戦いがとことん楽しめます。
★「運び屋」(原題 The Mule) クリント・イーストウッド監督・主演でドラッグの伝説の”運び屋”の悲哀を描いたドラマ。ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・ウィーストほかが共演。
2019年3月8日(金)に公開され、興収7.6億円。
幾度となく麻薬を運び、巨額の報酬を得ていた伝説の”運び屋”。その男はなんと90歳の老人だった…
知己を使い、麻薬取締局の捜査をかいくぐり、最年長の”運び屋”となった老人の前代未聞の実話。クリント・イーストウッドが監督・主演を手掛けてドラッグの運び屋となった初老の男の悲哀を見事見せてくれ、老人の長い人生を凝縮したような力強さを感じます。
★「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(原題 Once Apon A Time In Hollywood) クエンティン・タランティーノ監督がレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット共演で描いた社会派ドラマ。
2019年8月30日(金)に公開され、興収11.5億円。
カルト集団マンソン・ファミリーによって大女優で当時妊娠していたシャロン・テートが殺害された事件が起きた1969年のロサンゼルスを舞台にハリウッドの光と影を描く… 第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞、ブラッド・ピットが助演男優賞、脚本賞、音響編集賞、録音賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞の10部門にノミネート。 第77回ゴールデン・グローブ賞でミュージカル・コメディ部門の作品賞、ブラッド・ピットが助演男優賞、脚本賞の最多の3部門受賞。
クエンティン・タランティーノが失われてしまったハリウッドという黄金時代の最後の瞬間を、郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本を執筆しただけあって、クエンティン・タランティーノ節が全開で楽しめます。
★「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(原題 Once Upon A Time In Hollywood) 作品賞、監督賞、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞、ブラッド・ピットが助演男優賞、脚本賞、音響編集賞、録音賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞の10部門。 クエンティン・タランティーノ監督がレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット共演で描いた社会派ドラマ。
2019年8月30日(金)に公開され、興収11.5億円。
カルト集団マンソン・ファミリーによって大女優で当時妊娠していたシャロン・テートが殺害された事件が起きた1969年のロサンゼルスを舞台にハリウッドの光と影を描く…
第77回ゴールデン・グローブ賞でミュージカル・コメディ部門の作品賞、助演男優賞、脚本賞の最多の3部門受賞。
クエンティン・タランティーノが失われてしまったハリウッドという黄金時代の最後の瞬間を、郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本を執筆しただけあって、クエンティン・タランティーノ節が全開で楽しめます。
★「アイリッシュマン」(原題 The Irishman) 作品賞、監督賞、アル・パチーノ、ジョー・ペシが助演男優賞、脚色賞、視覚効果賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣装デザイン賞の9部門10ノミネート。 マーティン・スコセッシ監督がロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ共演で実在の凄腕ヒットマンを描いたドラマ。 第85回ニューヨーク映画批評家協会賞で作品賞、ジョー・ペシが助演男優賞を受賞。
1970年代に裏社会とのつながりでも知られた労働組合指導者ジミー・ホッファの殺人に関与した容疑をかけられた実在の「アイリッシュマン」と呼ばれたマフィアの殺し屋フランク・シーランの半生を描く…
マーティン・スコセッシ監督ならではの重厚で緊迫感あふれる映像で描かれるアメリカ裏社会で生きたある殺し屋の壮絶なドラマ。