第66回カンヌ国際映画祭の受賞結果が発表され、最高賞のパルムドールにはフランスのアブデラティフ・ケシシュ監督の「アデルの人生」、審査員賞には是枝裕和監督の「そして父になる」が受賞!!
パルムドールを受賞した「アデルの人生」はフランス人のアブデラティフ・ケシシュが監督、少女が同性愛を通して自分の殻を破り成長していく様子を描いた作品です。
是枝裕和監督、福山雅治主演の「そして父になる」は審査員賞を受賞し、日本人では26年振りの快挙です。
「そして父になる」人生の勝ち組だと自負していた男が、6年間、自分の子と信じてきた息子が取り違えられた子どもであったことを知り、”血”と”愛した時間”の選択を迫られる人間ドラマです。
グランプリにはジョエル&イーサン・コーエン監督の「インサイド・ルウェイン・デイヴィス(仮)」が受賞しました。
受賞結果は以下の通りです。
★パルムドール(最高賞)
「アデルの人生 Blue is the Warmest Colour)」(フランス)
アブデラティフ・ケシシュ監督
★グランプリ
「インサイド・ルウェイン・デイヴィス(仮) Inside Llewyn Davis」(アメリカ)
ジョエル・コーエン監督/イーサン・コーエン監督
★監督賞
「エリ(仮) Heli」(メキシコ)
アマト・エスカランテ監督
★男優賞
「ネブラスカ(仮) Nebraska」(アメリカ)
ブルース・ダーン
★女優賞
「ザ・パスト(仮) The Past」(フランス)
ベレニス・ベジョ
★脚本賞
「ア・タッチ・オブ・シン(仮) A TOUCH OF SIN」(中国、日本)
ジャ・ジャンクー監督・脚本
★審査員賞
「そして父になる」 (日本)
是枝裕和監督
★カメラドール(新人監督賞)
監督週間
「イロイロ(仮) ILO ILO」(シンガポール)
アンソニー・チェン監督
★短編コンペティション
「セイフ(仮) SAFE」(韓国)
ムン・ビョンゴン監督