5月22日は伊丹十三監督が「ミンボーの女」に反撥した暴力団員に自宅前で斬られた日。

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5月22日は伊丹十三監督が「ミンボーの女」に反撥した暴力団員に自宅前で斬られた日。
ミンボーの女
伊丹十三監督宮本信子主演の「ミンボーの女」
1992年5月16日(土)に公開され、配収15.6億円のヒット。
ヤクザと対決するミンボー(民事介入暴力)専門の女性弁護士の活躍を描く…

ヤクザの逗留を許しているという危機管理の甘さが問われ、ライバルホテルにサミットの開催権を奪われてしまった名門ホテル、ホテル・ヨーロッパ。
断固ヤクザを排除しようと決意した総支配人だが、担当者の”不適切な対応”によって事態はさらに悪化。
たまりかねたホテルは、ついにミンボー(民事介入暴力)専門の女弁護士の井上まひるを雇う…

伊丹十三が監督・脚本。
女弁護士の井上まひるには宮本信子
宝田明大地康雄村田雄浩伊東四朗中尾彬ほかが共演。
音楽は本多俊之
ミンボーの女02
1992年の映画公開中に暴力団組織が上映中の劇場のスクリーンを切り裂く事件が起き、5月22日に伊丹十三監督がが自宅近くで刃物を持った五人組に襲撃され、顔などに全治3ヶ月の重傷を負う事件が起きたが、「私はくじけない。映画で自由を貫く」と宣言。

ヤクザと闘うミンボー(民事介入暴力)のプロの姿を描いた伊丹流マニュアル映画の決定版。
不当な犯罪の被害を蒙ってまでして社会に告発した伊丹十三監督の勇気に敬意を表します。

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