9月12日は作曲家のハンス・ジマーの誕生日。作曲した映画で印象に残っているのはどの作品ですか?
ハンス・ジマーは1957年9月12日に西ドイツのフランクフルトで生まれました。
キーボードとシンセサイザーの演奏者として活躍。1980年代にイギリスの映画音楽作曲家スタンリー・マイヤーズに師事した後、渡米。「ライオン・キング」、「DUNE デューン 砂の惑星」でアカデミー作曲賞および、ゴールデン・グローブ賞を受賞。
他にも「バックドラフト」、「ザ・ロック」、「グラディエーター」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、「ダークナイト」三部作などでも音楽を担当してきました。
その後次々と映画作品の作曲を担当しました。
ハンス・ジマーが作曲した作品のメドレー映像です。
ハンス・ジマーが作曲した主な作品は次の通りです。
★「バックドラフト」(原題 Backdraft)
ロン・ハワード監督がカート・ラッセル、ウィリアム・ボールドウィン主演で大都会シカゴで活躍する消防士たちの葛藤を描いたドラマ。
1991年7月6日(土)に公開され、配収12億円。
殉職した父の後を継いで消防士になった兄弟に、謎の放火殺人犯の罠と陰謀が襲い掛かる…
迫力ある炎の映像とともに反発し合いながらも互いへの理解と愛情を深めてゆく兄弟の姿には思わず感動させられます。「料理の鉄人」でも使われたテーマ曲はあまりにも有名です。
★「ライオン・キング」(原題 The Lion King)
ディズニーが“生命の賛歌(サークル・オブ・ライフ)”という壮大なテーマを描いた長編アニメーション。
1994年7月23日(土)に公開され、配収19.6億円。
命あふれる大地プライドランドをおさめる王ムファサに、息子のシンバが誕生。ところが王の座を狙うムファサの弟スカーの罠で、シンバは王国を追放されてしまう…
第67回米アカデミー賞で最優秀主題歌賞、最優秀オリジナル作曲賞、第52回ゴールデン・グローブ賞でコメディ・ミュージカル部門の作品賞、音楽賞、歌曲賞を受賞。
“生命の賛歌(サークル・オブ・ライフ)”という壮大なテーマを、美しい映像と音楽でユーモアを交えて描いた傑作。
ジョン・ファブロー監督が超実写映画化した「ライオン・キング」(原題 The Lion King)は2019年8月9日(金)に公開され、興収66億円。
★「ザ・ロック」(原題 The Rock)
マイケル・ベイ監督、ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ共演のアクション大作。
1996年9月14日(土)に公開され、配収14億円。
VXガスを搭載したミサイルを盗み、アルカトラズ島に立てこもった古参軍人とタイムリミットが迫ったミサイル解体に挑む若き化学兵器スペシャリストと白髪の老いた脱獄犯の対決を描く…
ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリスの共演にマイケル・ベイ監督らしいスリル溢れるアクションの連続で、思いっきり楽しめる作品です。
★「グラディエーター」(原題 Gladiator)
リドリー・スコット監督がラッセル・クロウ主演でローマ帝国の時代、将軍から剣闘士となった男の数奇な運命を描いた史劇スペクタクル大作。
2000年6月17日(土)に公開され、興収15.6億円。
第73回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、録音賞、視覚効果賞の5部門、第58回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞と作曲賞を受賞。
何度見ても色あせることのない歴史スペクタクル超大作。リドリー・スコット監督らしい映像とラッセル・クロウの演技、そしてゴールデン・グローブ賞を受賞したハンス・ジマーの音楽は見所です。
★「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」(原題 Pirates of the Caribbean: Dead Man’s Chest)
ディズニーランドの人気アトラクション”カリブの海賊”をジェリー・ブラッカイマー製作、ゴア・ヴァービンスキー監督がジョニー・デップ主演で映画化したアクション・アドベンチャー大作の第2弾。
2006年7月22日(金)に公開され、興収100.2億円。
前回の大冒険から3年、孤高の海賊ジャック・スパロウの前に新たな宿敵”デイヴィ・ジョーンズ”が現れる…
ジョニー・デップの迷演が光るアクション・アドベンチャーで、思いっきり楽しめる作品です。
2003年の第1作「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(興収68億円)の音楽のみクレジットはクラウス・バデルト。
2007年公開の第3弾「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 」(興収109億円)、2011年公開の第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(興収88.7億円)でも音楽を担当。
★「ダークナイト ライジング」(原題 The Dark Knight Rises)
「バットマン ビギンズ」、「ダークナイト」に続くクリストファー・ノーラン監督、クリスチャン・ベイル主演の”バットマン”三部作のシリーズ完結編。
2012年7月28日(金)に公開され、興収19.7億円。
8年間平和を保ってきたゴッサム・シティを狙う新たな敵とバットマン(ダークナイト)との攻防を描く…
アン・ハサウェイ演じるセリーナ・カイルの妖艶な魅力。トム・ハーディ演じるベインの存在感と迫力。そしてハンス・ジマーの重厚な音楽。すべてが化学反応を起こし、「壮絶に、伝説が、終わる」!!鳥肌が立つくらい壮絶な完結編です!!
2005年公開の第1弾「バットマン ビギンズ」(興収14億円)、2008年公開の第2弾「ダークナイト」(興収16億円)ではジェームズ・ニュートン・ハワードと共同で制作。
★「マン・オブ・スティール」(原題 Man Of Steel)
ザック・スナイダー監督がヘンリー・カヴィル主演で描いた全く新しいスーパーマン誕生の物語。
2013年8月30日(金)に公開され、興収9.74億円。
異星クリプトンで生まれ地球で育ち、人とは違う能力を持つがゆえの苦悩を乗り越えるスーパーマンの誕生秘話を描く…
地球人として生きるスーパーマンの苦悩を色濃く描いたドラマとスピーディでダイナミックなアクションが融合。クリストファー・ノーランとザック・スナイダーの二人らしい斬新な映像を見せてくれます。
続編として「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」が2016年4月29日(金)に公開され、興収18億円。
スーパーマンは人類にとってヒーローではなく、脅威ではないのかという世論が高まる中、バットマンとスーパーマンが対峙する…
ジャンキーXLと共同で音楽を制作。
バットマンとスーパーマンの究極の戦い。そしてワンダーウーマンの登場。ワクワクさせてくれます。
★「アメイジング・スパイダーマン2」(原題 The Amazing Spider-Man 2)
マーベル・コミックスの人気ヒーローをマーク・ウェブ監督がアンドリュー・ガーフィールド主演で映画化した第2弾。
2014年4月25日(金)に公開され、興収31.4億円。
スパイダーマンとしてニューヨークの人々を守りながら、普通の青年として日々を過ごすことに葛藤するピーターの前に電気を自在に操るエレクトロ、グリーン・ゴブリンといった新たな強敵が出現する…エレクトロ、グリーン・ゴブリンとの迫力あふれる戦い。スパイダーマンのさらに新しい魅力が楽しめます。
★「ダンケルク」(原題 Dunkirk)
クリストファー・ノーランが監督・脚本・製作、トム・ハーディ、ハリー・スタイルズ、ケネス・ブラナー共演で描いた戦争スペクタクル。
フ2017年9月9日(土)に公開され、興収16.4億円。
第二次世界大戦時にフランスの海辺の町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万の兵士たちを撤退させる史上最大の救出作戦を陸、海、空の3つの視点から描く…
陸、海、空の3つの時間軸でストーリーが展開し、最後には交差。臨場感だけでなく、戦争の悲惨さも描き出したクリストファー・ノーラン監督の映像が堪能できます。
★「DUNE デューン 砂の惑星」(原題 Dune)
フランク・ハーバートの小説をドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がティモシー・シャラメ主演で映画化したSFスペクタクル・アドベンチャー。ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザックほかが共演。
2021年10月15日(金)に公開され、興収7.5億円。
砂の惑星デューンを舞台に宇宙を支配する力を持つ秘薬を巡り、デューンを統治することになったアトレイデス家と宿敵ハルコンネン家が覇権争いを繰り広げる…
第94回アカデミー賞で作曲賞、録音賞、編集賞、撮影賞、美術賞、視覚効果賞の5部門、第79回ゴールデン・グローブ賞で作曲賞を受賞。
この惑星を制したものが全宇宙を支配する!!今までに体験したことのない未来型シネマ・エクスペリエンス。
続編として「デューン 砂の惑星 PART2」(原題 Dune: Part Two)が2024年3月15日(金)に公開され、興収7.7億円。
どの作品でも印象的なテーマ曲を作曲し、様々な番組でもその曲が使われるほどです。
数多くの作品で作曲を担当してきたハンス・ジマー。これからもさらなる活躍を期待したい映画作曲家の一人です。
ハンス・ジマーが作曲した映画で印象に残っているのはどの作品ですか?