池松壮亮主演、奥山大史監督のフィギュアスケートを題材にした物語「ぼくのお日さま」、9月13日(金)公開。
吃音をもつホッケーが苦手な少年、選手の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少女、3人の淡くて切ない小さな恋たちの物語。
雪の降る田舎町。吃音をもつホッケーが苦手な少年タクヤは、ドビュッシーの曲「月の光」に合わせてフィギュアスケートを練習する少女さくらに心を奪われる。ある日、さくらのコーチを務める元フィギュアスケート選手の荒川は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似して何度も転ぶタクヤの姿を目にする。タクヤの恋を応援しようと決めた荒川は、彼にフィギュア用のスケート靴を貸して練習につきあうことに。やがて荒川の提案で、タクヤとさくらはアイスダンスのペアを組むことになる…
「僕はイエス様が嫌い」で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史が監督・脚本・撮影・編集を手掛けた商業デビュー作。
元フィギュアスケート選手の荒川には池松壮亮。
吃音のホッケー少年のタクヤにはテレビドラマ「天狗の台所」の越山敬達。
フィギュアスケートを練習する少女さくらにはアイスダンス経験者で本作が演技デビューとなる中西希亜良。
主題歌は音楽デュオ「ハンバート ハンバート」が2014年に手がけた同名楽曲。
第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に日本人監督としては史上最年少で選出。
田舎街のスケートリンクで3つの心がひとつになって、ほどけてゆく…