阪本順治監督が黒木華主演で人と人のぬくもりをモノクロ映像で描いた「せかいのおきく」、4月28日(金)公開。
武家に生まれたおきくは事件で声を失いながらも、好意を寄せる相手に思いを伝えようとする…
江戸時代末期、江戸の寺子屋で子供たちに読み書きを教える22歳のおきくは、厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙くず拾いの中次と下肥買いの矢亮に出会う。おきくは武家の育ちだったが貧乏長屋で暮らしていた。3人は親しくなっていくが、ある日、事件に巻き込まれたおきくは、のどを切られ、声を失ってしまう…
「北のカナリアたち」の阪本順治が監督・脚本。
おきくには黒木華。
紙くず拾いの中次には寛一郎、下肥買いの矢亮には池松壮亮。
佐藤浩市、眞木蔵人、石橋蓮司ほかが共演。
江戸末期を舞台に人と人の温もり、命の巡り、ひたむきに生きる若者たちをモノクロ映像で描いた物語。