山田裕貴、松本まりか共演、傷ついた男女のかすかな希望の物語「夜、鳥たちが啼く」、12月9日(金)公開。
売れない小説家の慎一と離婚して行き場を失ったシングルマザーの裕子の共同生活…
売れない作家の慎一は同棲していた恋人に去られ、鬱屈とした日々を送っていた。そんな彼のもとに、友人の元妻の裕子が幼い息子を連れて引っ越してくる。慎一は恋人と暮らしていた一軒家を母子に提供し、離れのプレハブで寝起きし、身勝手に他者を傷つけてきた自らの姿を投影するような小説を夜ごと執筆する。一方、裕子はアキラが眠ると町へ繰り出し、行きずりの男たちと身体を重ねる。互いに深入りしないように距離を保ちながら、表面的には穏やかな日常を送る慎一と裕子だった…
佐藤泰志の短編集「大きなハードルと小さなハードル」の一編を「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫が監督、「そこのみにて光輝く」の高田亮が脚本を手がけて映画化。
慎一には山田裕貴、友人の元妻の裕子には松本まりか。
森優理斗、中村ゆりか、カトウシンスケほかが共演。
傷ついた男女のいびつな半同居生活がもたらす仄かな光。