「アムステルダム」に主演のクリスチャン・ベイル。出演作でどの作品が好きですか?
クリスチャン・ベイルは1974年1月30日に ウェールズのペンブルックシャーで生まれました。
1987年「太陽の帝国」で13歳ながら主役に抜擢。
その後「ダークナイト」3部作ではバットマンことブルース・ウェイン、「ターミネーター4」ではジョン・コナーを演じ、「ザ・ファイター」で第83回アカデミー賞と第68回ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞を受賞、「バイス」で第76回ゴールデン・グローブ賞でミュージカル・コメディ部門男優賞を受賞。
「アメリカン・ハッスル」で第86回アカデミー賞、第71回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞、「フォードvsフェラーリ」で第77回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の男優賞にノミネートされました。
クリスチャン・ベイルの主な出演作品は次の通りです。
★「太陽の帝国」(原題 Empire of the Sun)
J・G・バラードの自伝的小説をスティーヴン・スピルバーグ監督がジョン・マルコビッチ共演で映画化した戦争ドラマ。
1988年4月29日(土)に公開され、配収7億円。
第2次大戦下の中国を舞台に、日本軍の収容所の中で過ごす11歳のイギリス少年ジェイミーの成長過程を描く…
クリスチャン・ベイルは13歳のときにオーディション参加者4000人の中から主人公のジェイミーを熱演。
日本軍による上海侵攻のダイナミックな描写、少年とゼロ戦パイロットのみずみずしい交流などスティーヴン・スピルバーグ監督の名作です。
★「ダークナイト」3部作
クリストファー・ノーラン監督が”闇の騎士(ダークナイト)”バットマンを描いたアクション大作の3部作。
クリスチャン・ベイルはバットマンことブルース・ウェインを熱演し、今までとは違ったダークでシリアスな”闇の騎士(ダークナイト)”バットマンを見せてくれます。
第1弾「バットマン ビギンズ」(原題 Batman Begins)
“闇の騎士(ダークナイト)”バットマンの誕生秘話。
2005年6月18日(金)に公開され、興収14億円。
第2弾「ダークナイト」(原題 The Dark Knight)
バットマンの前に、狂気に満ちた犯罪を繰り返す不気味な男”ジョーカー”が現れる…
2008年8月9日(金)に公開され、興収16億円。
ジョーカーを演じたヒース・レジャーが第81回アカデミー賞で助演男優賞を受賞。
完結編「ダークナイト ライジング」(原題 The Dark Knight Rises)
ダークナイト3部作の完結編。「壮絶に、伝説が、終わる」
2012年7月28日(金)に公開され、興収19.7億円。
キャットウーマンにはアン・ハサウェイ、ベインにはトム・ハーディ。
★「ターミネーター4」(原題 Terminator Salvation)
マックG監督がサム・ワーシントン共演で機械対人間の壮絶な戦いを描いた人気SFアクションシリーズ第4弾
2009年6月13日(金)に公開され、興収33.2億円。
ついに描かれる”審判の日”の後の世界。人類か、機械か。最後の戦いが始まる…
クリスチャン・ベイルは人類軍の指導者のジョン・コナーを演じ、スカイネットの核心に迫っていく…
賛否両論ありますが、前3作とはかなり違ったテイストで、クリスチャン・ベイルとサム・ワーシントンの魅力が味わえます。
★「ザ・ファイター」(原題 The Fighter)
デヴィッド・O・ラッセル監督がマーク・ウォルバーグ共演で実在するボクサーを描いたヒューマン・ドラマ。
2011年3月26日(土)公開。
実在するボクサー、ミッキー・ウォードが人生のどん底から這い上がり、伝説のプロボクサーと呼ばれるまでの兄弟の葛藤と絆を描く…
第83回アカデミー賞と第68回ゴールデン・グローブ賞でクリスチャン・ベイルが助演男優賞、メリッサ・レオが助演女優賞をW受賞。
クリスチャン・ベイルははミッキーの兄の薬物中毒の元ボクサー、ディッキーを熱演。大幅に減量し、髪を抜き、歯並びを変えるほどの怪演ぶりを発揮し、第83回アカデミー賞と第68回ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞を受賞。
マーク・ウォルバーグ、クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、メリッサ・レオが迫真の演技を披露し、家族の絆の大切さや困難に立ち向かってくれる勇気を与えてくれます。
★「アメリカン・ハッスル」(原題 American Hustle)
デヴィッド・O・ラッセル監督がブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス共演で天才詐欺師とFBI捜査官が手を組み挑んだ米国史に残る政治スキャンダルを映画化。
2014年1月31日(金)に公開され、興収3億円。
汚職政治家を捕まえるため、FBI捜査官が協力を依頼したのは”天才詐欺師”という嘘のような実話で、米上院議員と5人の下院議員が汚職で有罪となった米国史に残る政治スキャンダル”アブスキャム事件”を描く…
クリスチャン・ベイルは天才詐欺師アーヴィング・ローゼンフェルドを熱演し、第86回アカデミー賞、第71回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞にノミネート。
実在の詐欺事件に絡む様々な人々の恋愛模様とややこしい人間関係をコミカルに、テンポよく見せてくれ、デヴィッド・O・ラッセル監督ならではの演出で楽しませてくれます。
★「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(原題 The Big Short)
アダム・マッケイ監督がライアン・ゴズリング、スティーヴ・カレル、ブラッド・ピット共演でリーマン・ショックの真実を描いたドラマ。
2016年3月4日(金)に公開され、興収5.8億円。
2008年に米投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻したことに端を発する金融危機をいち早く察知し、ウォール街を出し抜こうとしたトレーダーたちを描く…
第88回アカデミー賞で脚色賞を受賞。
クリスチャン・ベイルは金融危機をいち早く察知した金融トレーダーのマイケル・バーリを演じ、第88回アカデミー賞で助演男優賞、第73回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞にノミネート。
リーマンショックの舞台裏で繰り広げられた金融業界での驚きの実話を映画化。専門用語が飛び交いながらも、4人のはみ出し者たちが大博打を打っていく姿にはドキドキワクワクさせられます。
★「バイス」(原題 Vice)
アダム・マッケイ監督がエイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル共演でアメリカ史上最も権力を持った副大統領と言われたディック・チェイニーを描いた社会派ドラマ。
2019年4月5日(金)に公開され、興収0.5億円。
ジョージ・W・ブッシュの下で副大統領を務めたディック・チェイニーが「影の大統領」として政治を動かしていく…
第91回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞、第76回ゴールデン・グローブ賞でクリスチャン・ベイルがミュージカル・コメディ部門男優賞を受賞。
体重を20キロ増力し髪を剃って挑んだクリスチャン・ベイルの熱演が「影の大統領」と呼ばれるディック・チェイニーをさらに深く見せてくれます。
★「フォードvsフェラーリ」(原題 Ford v. Ferrari)
ジェームズ・マンゴールド監督がマット・デイモン共演で伝説のレースで絶対王者に挑んだ男たちの奇跡の実話を映画化。
2020年1月10日(金)に公開され、興収9.0億円。
1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォード・モーターの男たちを描いた奇跡の実話を描く…
第92回アカデミー賞で音響編集賞、編集賞の2部門受賞。
クリスチャン・ベイルはドライバーのケン・マイルズを熱演し、第77回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の男優賞にノミネート。
限られた資金と時間の中で、ル・マン24時間レースに臨むカー・エンジニアのキャロル・シェルビーと破天荒なドライバーのケン・マイルズ。車を通して育まれる男同士の友情、そして絶対王者に挑む彼らの熱きドラマ。
これからもさらなる活躍が期待されるクリスチャン・ベイル。出演作でどの作品が好きですか?