小川洋子の小説を奥原浩志が監督・脚本、永瀬正敏主演で映画化した日台合作の禁断の恋愛ドラマ「ホテルアイリス」(原題 艾莉絲旅館 Hotel Iris)、2月18日(金)公開。
寂れた海沿いのリゾート地で謎めいた男と心に闇を抱えた女がふたりだけの禁断の世界に溺れていく…
海沿いのリゾート地。日本人の母親が営む「ホテル・アイリス」を手伝うマリはある嵐の夜、ホテルで女に暴力と罵声を浴びせる男と出会う。ただならぬ状況に動揺しながらも、彼女は男の振る舞いに強く惹かれていた。その男はロシア文学の翻訳家で、離れ小島に独りで暮らしているという。父親が事故死した過去を引きずるマリは、導かれるように男が住む島へ向かい、二人だけの濃密な世界に溺れていく…
芥川賞作家の小川洋子の禁断の小説をロッテルダムや釜山などの国際映画祭で受賞歴のある「黒四角」の奥原浩志監督が自ら小川氏に脚本を持ち込み、4年の歳月をかけて映画化。
謎めいた男には永瀬正敏。
「ホテル・アイリス」を手伝うマリには台湾の新星の陸夏(ルシア)。
「郊遊 ピクニック」のリー・カンション、「赤い雪 Red Snow」の菜葉菜、「菊とギロチン」の寛一郎ほかが共演。
台湾・金門島でオールロケを敢行。小川洋子の禁断のエロスを描写した小説を舞台を台湾の架空の島に変え大胆に映画化。