松居大悟が監督・脚本、池松壮亮、伊藤沙莉共演で別れを迎えたカップルの6年間を遡るラブ・ロマンス「ちょっと思い出しただけ」、2月11日(祝・金)公開。
“ある1日”を遡る、別れを迎えたカップルの6年間。なんでもない、だけど二度と戻れない愛しい日々を”ちょっと思い出しただけ”…
2021年7月26日。34歳の誕生日を迎えた佐伯照生は、サボテンの水やりなどをしてからステージ照明の仕事へ向かい、ダンサーにライトを当てていた。一方、タクシー運転手の葉は、客を乗せて夜の東京を走っている。トイレに行きたいという客を降ろした葉は、どこからともなく聞こえる足音に導かれて歩き出し、照生が踊るステージにたどり着く。さかのぼること1年前の7月26日。照生は自宅でリモート会議をし、葉はマスクを着けて飛沫シートを付けたタクシーを運転していた。
クリープハイプの尾崎世界観が「ナイト・オン・ザ・プラネット」に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」に触発され、「くれなずめ」の松居大悟が監督・脚本を務めたラブ・ロマンス。
佐伯照生には池松壮亮。
タクシー運転手の葉には伊藤沙莉。
永瀬正敏、國村隼、尾崎世界観、河合優実、成田凌ほかが共演。
第34回東京国際映画祭で観客賞、スペシャル・メンションのW受賞。
別れを迎えたカップルの会話を通じて繊細かつユーモラスに描かれる都会の夜に無数に輝く人生たちの機微。