5月28日は小説家イアン・フレミングの誕生日。「007」シリーズでどの作品が好きですか?
イアン・フレミングは1908年5月28日にイギリス・ロンドンで生まれました。
イギリスも参戦した第二次世界大戦中は実際に安全保障調整局のスパイとして活動。
その経験を元に1953年に「ジェームズ・ボンド」シリーズ第1作となる長編「カジノ・ロワイヤル」を発表。
その後も1954年に「死ぬのは奴らだ」、1959年「ゴールドフィンガー」など長編から短編まで「ジェームズ・ボンド」シリーズを執筆。
1964年に「黄金の銃をもつ男」を校正中に心臓麻痺で死去されました。
「007」シリーズは第1作「007 ドクナー・ノオ」(1962年)から最新作「007 スペクター」(2012年)までの24作品と番外編といえる「007 カジノ・ロワイヤル」(1967年)と「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(1983年)を加えた計26作品が製作。
ジェームズ・ボンドは初代ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナン、ダニエル・クレイグが演じてきました。
米映画批評サイトRotten Tomatoesが発表した「007」シリーズのランキングの1位は「007 ゴールドフィンガー」、2位は「007 カジノ・ロワイヤル」、続いて「007 ロシアより愛をこめて」、「007 ドクター・ノオ」、「007 スカイフォール」…どの作品が好きですか?
Rotten Tomatoesが発表した「007」シリーズのランキングは次の通りです。
1位 「007 ゴールドフィンガー」(原題 007 Goldfinger)
ショーン・コネリー主演、ガイ・ハミルトン監督のシリーズ第3作。
1965年4月24日(土)公開。
ジェームズ・ボンドが黄金狂の億万長者相手に大勝負を仕掛ける!!
第37回アカデミー賞で音響効果賞を受賞。秘密道具を満載した愛車アストン・マーチンの登場や、敵の作戦規模などさらにスケール・アップ。ショーン・コネリーのダンディーな魅力も全開。
2位 「007 カジノ・ロワイヤル」(原題: 007 Casino Royale)
6代目ジェームズ・ボンドに抜擢されたダニエル・クレイグが初登場、マーティン・キャンベル監督のシリーズ21作。
2006年12月1日(金)に公開され、興収22.1億円。
若かりし日のジェームズ・ボンドが美しい女パートナーと共にテロリストへの資金援助組織とその背後の黒幕へと迫る…ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドを演じ、これまでにない野性的、かつ繊細なボンド像が余すことなく活かされた記念すべき作品です
3位 「007 ロシアより愛をこめて」(原題 007 From Russia with Love)
ショーン・コネリー主演、テレンス・ヤング監督のシリーズ第2作。
1964年4月18日(土)公開。
国際的犯罪組織”スペクター”が仕組んだイギリスとソ連の間を巻き込む陰謀との闘いを描く…
疾走するストーリー展開、エキゾチックなイスタンブールから東欧への列車、予想を裏切る展開などスパイ映画の王道で、シリーズ最高傑作。東西対立という時代を背景にしたストーリーとはいえ、粋でダンティーなジェームズ・ボンドの原点ともいえる作品です。
4位 「007 ドクター・ノオ」(原題 007 Dr. No)
ショーン・コネリー主演、テレンス・ヤング監督のシリーズ第1作。
1963年6月8日(土)公開。
アメリカの宇宙開発の妨害を図る謎の中国人、ドクター・ノオとの闘いを描く。スパイ映画の未来と方向性を決定づけたショーン・コネリーの魅力あふれる記念すべきシリーズ第1作。モンティ・ノーマンの”あの”テーマ曲はこの作品から始まりました。
5位 「007 スカイフォール」(原題 007 Skyfall)
ダニエル・クレイグ主演、サム・メンデス監督のシリーズ第23作。
2012年12月1日(土)に公開され、興収27.5億円。
MI6の裏の裏まで知り尽くし、復讐に狂ったかつての”00″エージェントがジェームズ・ボンドの前に立ちはだかる…
ダニエル・クレイグの渋さにさらに磨きがかかり、50周年記念作品にふさわしいアクションが満載です。
6位 「007 サンダーボール作戦」(原題 007 Thunderball)
ショーン・コネリー主演、テレンス・ヤング監督のシリーズ第4作。
1965年12月25日(土)公開。
ジェームズ・ボンドVS国際的陰謀団”スペクター”。彼らの死闘を描く…
第38回アカデミー賞で特殊視覚効果賞を受賞。これまでにも増して巨額の製作費が投入され、海中での迫力あふれるアクション・シーンも魅力です。
7位 「女王陛下の007」(原題 007 On Her Majesty’s Secret Service)
2代目ジェームズ・ボンド、ジョージ・レーゼンビー主演、ピーター・ハント監督のシリーズ第6弾。
1969年12月27日(土)公開。
“スペクター”の首領のブロフェルドを追うボンドは伯爵夫人の父から彼の情報を入手し、秘密施設に侵入する…
シリーズの中でも007の人間個人を描いた異色作です。
8位 「007 私を愛したスパイ」(原題 007 The Spy Who Loved Me)
ロジャー・ムーア主演、ルイス・ギルバート監督のシリーズ第10弾。
1977年12月24日(土)に公開され、配収31.5億円。
エジプトを舞台にイギリスとソ連の核ミサイルを搭載した潜水艦が突如消息を絶ち、ジェームズ・ボンドとソ連の美女スパイが手を組み潜水艦の奪還に挑む…
海も潜れる万能車ロータス・エスプリや、鋼鉄の歯を持つ敵の用心棒ジョーズなど圧倒的な娯楽性。ロジャー・ムーア007の最高傑作とも称された作品です。
9位 「007 ゴールデンアイ」(原題 007 GoldenEye)
5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナン初登場、マーティン・キャンベル監督のシリーズ第17弾。
1995年12月16日(土)に公開され、配収10億円。
衛星システム「ゴールデンアイ」をめぐる国際犯罪組織とジェームズ・ボンドの死闘を描く…
「007 消されたライセンス」以来、6年のブランクをおいてスタッフ・キャストを一新させた新生007の第1弾。ピアース・ブロスナン演じる新しいジェームズ・ボンドの魅力が味わえます。
10位 「007 消されたライセンス」(原題 License to Kill)
ジョン・グレン監督、ティモシー・ダルトン主演のシリーズ第16弾。
1989年9月9日(土)に公開され、配収7億円。
殺しの許可証を剥奪されたジェームズ・ボンドが南米を牛耳る麻薬王に挑む…
ティモシー・ダルトンのクールな一面が復讐という味付けでさらに強調され、シリーズでも異彩を放つほどのハードボイルドな展開が楽しめます。
11位以下は以下の通りです。
11位 「007は二度死ぬ」(1966)
12位 「007 ユア・アイズ・オンリー」 (1981)
13位 「007 リビング・デイライツ」 (1987)
14位 「007 ダイヤモンドは永遠に」 (1971)
15位 「ネバーセイ・ネバーアゲイン」 (1983)
16位 「007 死ぬのは奴らだ」 (1973)
17位 「007 慰めの報酬」 (2008)
18位 「007 スペクター」(2015)
19位 「007 ムーンレイカー」 (1979)
20位 「007 ダイ・アナザー・デイ」 (2002)
21位 「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」 (1997)
22位 「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」 (1999)
23位 「007 黄金銃を持つ男」 (1974)
24位 「007 オクトパシー」 (1983)
25位 「007 美しき獲物たち」 (1985)
26位 「007 カジノ・ロワイヤル」 (1967)
「007」シリーズでどの作品が好きですか?
情報元: JAMES BOND 007 (Rotten Tomatoes)