チャップリンが国家による戦争への批判を描いたブラック・コメディ「チャップリンの殺人狂時代」、NHK BSプレミアムで4月22日(水)放送。

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チャップリンが国家による戦争への批判を描いたブラック・コメディ「チャップリンの殺人狂時代」、NHK BSプレミアムで4月22日(水)放送。

チャップリンが国家による戦争への批判をブラックユーモアにくるんでシニカルに描いたブラック・コメディ「チャップリンの殺人狂時代」(原題 Monsieur Verdoux)
全米では1947年4月11日(金)、日本では1952年9月2日(土)公開。
銀行をクビになったヴェルドゥは金持ちの女性を次々と毒牙に掛けて財産を奪っていくが、ある日、不遇でも希望を持って生きている娘と出会う…

30年に渡り実直な銀行員だったヴェルドゥは、虫の一匹も殺せない紳士。だが大恐慌の影響で解雇されて以来、殺しをビジネスとして金持ちの女性を殺害し、奪った金で家族を養っていた。そんなある日、不遇でも希望を持って生きている娘と出会う…

オーソン・ウェルズの原案をもとに、チャーリー・チャップリンが製作・監督・脚本・音楽を手掛けて鋭い社会風刺とヒューマニズムを描いたブラック・コメディ。
数多くの名作を生み出したチャップリンの作品の中でも、最もブラック・ユーモアと痛烈な反戦メッセージに溢れた異色作。

チャップリンは長年親しんできたお馴染みの扮装をかなぐり捨て、現在の青ひげともいうべき殺人鬼を洗練されたスタイルと絶妙のパントマイムで表現。
「ひとりを殺せば殺人者だが、大勢を殺せば英雄」というラストの名ゼリフは、今聞いても慄然とするほど戦争の本質に肉薄する迫力を持っています。

★「チャップリンの殺人狂時代」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
4月22日(水)
13:00~15:05



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