カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)受賞。ルーカス・ドン監督のヒューマン・ドラマ「Girl ガール」(原題 Girl)、7月5日(金)から新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
トランスジェンダーのララがバレリーナを目指して葛藤や苦悩を乗り越えながら夢を追いかける…
男性の体に生まれたトランスジェンダーのララはバレリーナになることが夢で、強い意志と才能、そして血がにじむような努力で、難関とされるバレエ学校への入学を認められる。しかし、思春期の身体の変化により、うまく踊れなくなることへの焦りや、ララに対するクラスメイトの嫉妬や嫌がらせにより、次第に心身ともに追い込まれていく…
2009年にベルギーの新聞に掲載された記事に心動かされたルーカス・ドンが監督・脚本を手掛けて約9年の歳月をかけ製作。
トランスジェンダーのララにはロイヤル・バレエ・スクールで現役トップダンサーとして活躍するヴィクトール・ポルスター。
ララの父のマティアスには「マリア・スクウォドフスカ=キュリー」のアリエ・ワルトアルテ。
バレエシーンの振り付けはベルギーが世界に誇る振付師でコンテンポラリー界の旗手のシディ・ラルビ・シェルカウイ。
第71回カンヌ国際映画祭でルーカス・ドン監督がカメラドール(新人監督賞)、ヴィクトール・ポルスターが「ある視点」部門で最優秀演技賞を受賞。
第91回アカデミー賞外国語映画賞でベルギー代表に選出、第76回ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞にノミネート。
バレリーナを目指すトランスジェンダーのララの物語を紡いだエモーショナルなドラマが誕生。