ロベルト・シュヴェンケ監督が第2次世界大戦末期に起きた実話を映画化したサスペンス・ドラマ「ちいさな独裁者」(原題 The Captain、Der Hauptmann)、2月8日(金)からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。
第2次世界大戦末期のドイツで部隊を脱走したヘロルトがナチス将校の軍服を手に入れ、怪物的な”独裁者”に変貌を遂げていく…
1945年4月。敗色濃厚なドイツでは、兵士の軍規違反が続発。命からがら部隊を脱走したヘロルトは、偶然拾った軍服を身にまとって大尉に成りすまし、道中出会った兵士たちを言葉巧みに騙して服従させていく。権力の味を知ったヘロルトは傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、ついには大量殺戮へと暴走していく…
第2次世界大戦末期に起きた実話を「RED/レッド」、「ダイバージェント」シリーズのロベルト・シュヴェンケが監督・脚本を手掛けて映画化。
ヴィリー・ヘロルトには「まともな男」のマックス・フーバッヒャー。
「ヴィクトリア」のフレデリック・ラウ、「顔のないヒトラーたち」のアレクサンダー・フェーリングほかが共演。
ドイツ敗戦直前の混乱期に起こった信じがたい実話の映画化。現代のパワーハラスメントにも通じる社会の闇。