アニー賞で「スパイダーマン スパイダーバース」が作品賞、監督賞ほか7部門、「未来のミライ」がインディペンデント作品賞を受賞。

Pocket




第46回アニー賞が発表。

「スパイダーマン スパイダーバース」作品賞、監督賞、キャラクターアニメーション賞、キャラクターデザイン賞、美術賞、脚本賞、編集賞の最多7部門「未来のミライ」インディペンデント作品賞を受賞。

「インクレディブル・ファミリー」が音楽賞、絵コンテ賞、「シュガー・ラッシュ オンライン」がアニメーション効果賞、「メリー・ポピンズ リターンズ」が特別制作アニメーション賞とキャラクター・アニメーション賞(実写作品)、「犬ヶ島」が声優賞を受賞しました。
アニー賞は1972年に設立された”アニメーション界のアカデミー賞”。

「スパイダーマン スパイダーバース」(原題 Spider-Man: Into the Spider-Verse)
作品賞、監督賞、キャラクターアニメーション賞、キャラクターデザイン賞、美術賞、脚本賞、編集賞の最多7部門受賞

ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンが監督を務めて、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが集められた世界を描いた長編アニメーション。
2019年3月8日(金)公開。
“全く異なる次元=ユニバース”で活躍する様々なスパイダーマンが集められた世界を舞台にした新しいスパイダーマンの成長の物語。
第76回ゴールデングローブ賞映画部門でアニメ映画賞を受賞し、第91回アカデミー賞の長編アニメーション賞にもノミネート

「未来のミライ」
インディペンデント作品賞を受賞

細田守監督が未来からやってきた妹と4歳の少年の心の交流を描いたファンタジー・アニメーション。「バケモノの子」以来約3年ぶりとなる細田守が監督・原作・脚本
2018年7月20日(金)に公開され、興収28.2億円。
甘えんぼうの4歳男児のくんちゃんと未来からやって来た妹のミライちゃんと出会い、初めての体験を繰り返して成長していく…
細田守監督ならではの日常のなかにこそある感動とファンタジーが融合した物語。4歳の甘えんぼうのくんちゃんの成長物語が楽しめます。

「インクレディブル・ファミリー」(原題 Incredibles 2)
音楽賞、絵コンテ賞の2部門を受賞

ディズニー/ピクサーの大ヒット作「Mr.インクレディブル」の14年ぶりとなる続編。前作に引き続きブラッド・バードが監督
2018年8月1日(水)に公開され、興収48億円。
スーパーパワーを持つMr.インクレディブルことボブと一家は平凡な日常を送っていたが、母ヘレンがヒーロー活動に復帰することになり、ボブは底知れない能力を秘める息子ジャック・ジャックの世話に悪戦苦闘する…痛快なヒーロー・アクションと子育てのユーモアが両立。笑いと驚きに満ちたスーパーヒーロー一家団結アドベンチャーが楽しめます。

「シュガー・ラッシュ オンライン」(原題 Ralph Breaks the Internet)
アニメーション効果賞を受賞

ゲームのプリンセスと悪役キャラがインターネットの世界を舞台に冒険を繰り広げるディズニー・アニメの続編。前作「シュガー・ラッシュ」のリッチ・ムーアとフィル・ジョンストンが監督
2018年12月21日(金)に公開され、興収37.1億円突破。
アーケードゲームの好奇心旺盛なレーサーでプリンセスのヴァネロペと心優しい悪役キャラクターのラルフがインターネットの世界に入り込み、大冒険を繰り広げる…
ネットショップやSNSのビルが立ち並ぶ広大なインターネットの世界でヴァネロペとラルフが繰り広げる冒険と友情の危機。インターネットの世界をディズニーならではの世界観で表現されていて、あまりにも深い表現力にはうならせられ、ヴァネロペとラルフの新しい次元の友情には感動させられます。

「メリー・ポピンズ リターンズ」(原題 Mary Poppins Returns)
特別制作アニメーション賞とキャラクター・アニメーション賞(実写作品)の2部門受賞

ロブ・マーシャル監督エミリー・ブラント主演で描いた「メリー・ポピンズ」の約50年ぶりの続編。
2019年2月1日(金)公開。
前作から20年後。1930年代のロンドン。大恐慌による貧困と母を失い、失意のバンクス一家の前にメリー・ポピンズが20年前と変わらぬ姿で現れ、とびっきりの魔法と歌とダンスで奇跡を起こしていく…
第91回アカデミー賞で美術賞、衣装デザイン賞、歌曲賞、作曲賞の4部門にノミネート

「犬ヶ島」(原題 Isle of Dogs)
ブライアン・クランストンが声優賞を受賞

ウェス・アンダーソン監督が愛犬を探す少年と犬たちの冒険の旅を描いたストップモーション・アニメーション。
2018年5月25日(金)公開。
近未来の日本を舞台に”犬インフルエンザ”の大流行によって犬ヶ島に隔離された愛犬を探す少年アタリと犬たちの冒険を描く…
第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)受賞
相撲、浮世絵、和太鼓など様々な日本文化がアンダーソン流に構築された独特の世界観の中で繰り広げられる言葉の通じない少年アタリと5匹が育んでいく絆。ウェス・アンダーソンならではの映像が楽しめます。

第46回アニー賞の主な受賞結果は次の通りです。
長編アニメーション作品賞
「スパイダーマン スパイダーバース」

監督賞(長編アニメーション)
ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン「スパイダーマン スパイダーバース」

インディペンデント作品賞
「未来のミライ」

特別制作アニメーション賞
「メリー・ポピンズ リターンズ」

アニメーション効果賞(長編アニメーション)
「シュガー・ラッシュ:オンライン」

キャラクターアニメーション賞(長編アニメーション)
「スパイダーマン スパイダーバース」

キャラクターアニメーション賞(実写作品)
「メリー・ポピンズ リターンズ」

キャラクターデザイン賞(長編アニメーション)
「スパイダーマン スパイダーバース」

音楽賞(長編アニメーション)
「インクレディブル・ファミリー」

美術賞(長編アニメーション)
「スパイダーマン スパイダーバース」

絵コンテ賞(長編アニメーション)
「インクレディブル・ファミリー」

声優賞(長編アニメーション)
ブライアン・クランストン「犬ヶ島」

脚本賞(長編アニメーション)
フィル・ロード、ロドニー・ロスマン「スパイダーマン スパイダーバース」

編集賞(長編アニメーション)
「スパイダーマン スパイダーバース」

アニー賞US公式サイト



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です