山本兼一の直木賞受賞の小説を市川海老蔵主演で映画化した「利休にたずねよ」、12月7日(土)公開。
千利休を演じた市川海老蔵、利休の妻・宗恩の中谷美紀、豊臣秀吉の大森南朋、織田信長の伊勢谷友介、高麗の女のクララが東京・目黒雅叙園で行われた完成披露会見に出席。
和服で登場し、作品のことや裏話などを語ってくれます。
戦国時代から安土桃山時代に実在した茶人・千利休の研ぎ澄まされた美意識と若き日の悲恋を描いた「利休にたずねよ」。
雷鳴がとどろく雨嵐の早朝、3千もの兵に取り囲まれた利休屋敷。太閤・豊臣秀吉の命により、希代の茶人・千利休が自らの腹に刃を立てようとしていた。死に向かう夫に対して妻・宗恩が尋ねた言葉「あなた様にはずっと想い人がいらっしゃったのでは…」
利休の胸中に秘められた、遠い時代の記憶を蘇らせていく…
千利休には「一命」の市川海老蔵。利休の妻・宗恩には中谷美紀、豊臣秀吉には大森南朋、織田信長には伊勢谷友介。
山本兼一の直木賞受賞の小説を「精霊流し」、「火天の城」の田中光敏が監督、小松江里子が脚本で映画化。
第37回モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞。
三井寺、大徳寺、神護寺、彦根城など、国宝級の建造物での撮影や利休が実際に使った茶器も登場し、市川海老蔵と父、市川團十郎との共演など見どころもあって、楽しみな作品です。