9月21日はスティーヴン・キングの誕生日。スティーヴン・キング原作の映画で一番好きなのはどの作品ですか?
スティーヴン・キングは1947年9月21日にメイン州ポートランドで生まれました。
1974年に長編「キャリー」でデビュー。
ジャンルはホラーが多く、従来の「非現実的な世界を舞台とした、怪奇小説としてのホラー」とは異なる「モダン・ホラー」の開拓者にして第一人者とされています。
他にも「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」など日常の中に潜む「ちょっとした不思議」を題材にした作品も目立っています。
映画化された主な作品は次の通りです。
★1976年 「キャリー」(原題 Carrie)
巨匠ブライアン・デ・パルマ監督がシシー・スペイセク主演で映画化。
念動力の持ち主であるいじめられっ子の少女が、抑圧されていた怒りや苦しみを爆発させたことから起きる恐怖と悲劇を描く。
シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、ジョン・トラボルタほかが出演。
★1980年 「シャイニング」 (原題 The Shining)
スタンリー・キューブリック監督がジャック・ニコルソン主演で大胆な解釈で映画化。
ロッキー山上にそびえる謎めいたオーバールックホテル。ジャック・トランスは管理人として妻のウェンディと息子のダニーと共に住み込む。訪れることから始まる。息子のダニーは不思議な能力「輝き”Shining”」を持つ少年であり、この場所で様々な超常現象を目撃するするようになる。
ジャック・ニコルソン、シェリー・デュバル、ダニー・ロイドほかが出演。
★1990年 「ミザリー」 (原題 Misery)
ロブ・ライナー監督がキャシー・ベイツ主演で映画化。第63回アカデミー賞で主演女優賞受賞。
「ミザリー」シリーズで有名な人気作家ポールは雪道で事故に遭い、瀕死の状態を元看護婦のアニーに救われる。ポールの小説の熱狂的愛読者だった彼女は、彼を手厚く介護する。だが、新作「ミザリーの娘」でヒロインが死んだことを知り逆上した彼女はポールに心理的・肉体的拷問を加え始める…
キャシー・ベイツ、ジェームズ・カーン、ローレン・バコールほかが出演。
★1994年 「ショーシャンクの空に」 (原題 The Shawshank Redemption)
フランク・ダラボン監督が脚本も担当し、ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン共演で映画化。
無実の罪で“ショーシャンク刑務所”に投獄された銀行員・アンディ。彼は20年にも及ぶ刑務所暮らしにもめげず心に秘めた希望と持ち前の明るさで受刑者たちの信望を集め、やがて無罪となる重要な証拠を得る…
ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ウィリアム・サドラー、ジェームズ・ホイットモアほかが出演。
第67回アカデミー賞で作品賞ほか7部門でノミネート。
★1999年 「グリーンマイル」 (原題 The Green Mile)
フランク・ダラボン監督がトム・ハンクス主演で映画化。
大恐慌の35年。ジョージア州の刑務所で看守を務めていたポール・エッジコムは、大男ながら暗がりを怖がる黒人死刑囚のコフィーに興味をもつ。あるときコフィーがポールに触れただけで、重度の尿路感染症を治してしまったからだ。コフィーの不思議な力に触れた看守たちは、なんとかコフィーを死刑から救おうとする…
トム・ハンクスねマイケル・クラーク・ダンカン、ボニー・ハントほかが出演。
★2013年 「キャリー」 (原題 Carrie)
「ボーイズ・ドント・クライ」のキンバリー・ピアース監督が「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツ主演で再映画化。
念動力の持ち主であるいじめられっ子の少女が、抑圧されていた怒りや苦しみを爆発させたことから起きる恐怖と悲劇を描く。
クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーアほかが出演。
11月8日(金)公開。
まだまだこれからも活躍を期待したい作家のひとりですが、スティーヴン・キング原作の映画で一番好きなのはどの作品ですか?