「キネマ旬報」読者選出外国映画ベストテン。どの映画が好きですか?

Pocket




「キネマ旬報」読者選出外国映画ベストテン。どの映画が好きですか?

「2016年 第90回キネマ旬報ベストテン」の読者選出ベストテンが発表。
外国映画の第1位はクリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演「ハドソン川の奇跡」。第90回キネマ旬報外国映画ベストテンとともにW受賞となりました。
2位はケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ共演「キャロル」。続いてトム・マッカーシー監督「スポットライト 世紀のスクープ」、ブリー・ラーソン主演「ルーム」、レオナルド・ディカプリオ主演「レヴェナント 甦りし者」、マット・デイモン主演「オデッセイ」…どの作品が好きですか?

「2016年 第90回キネマ旬報ベストテン」の読者選出外国映画ベストテンは次の通りです。
1位「ハドソン川の奇跡」(原題 Sully)

チェズレイ・サレンバーガー機長の手記クリント・イーストウッド監督トム・ハンクス主演で映画化したドラマ。
9月24日(土)に公開され、興収13.5億円。
航空機不時着水事故で死者を出さない奇跡を成し遂げたチェズレイ・サレンバーガー機長のこれまで語られなかった物語。
一躍ヒーローとしてもてはやされながらも孤独感と自分の判断に対する迷いに苛まれ、PTSDに苦しむサリーをトム・ハンクスが熱演。見終わった後に心地よい余韻を残してくれます。

2位「キャロル」(原題 Carol)

トッド・ヘインズ監督ケイト・ブランシェットルーニー・マーラ共演で1950年代のニューヨークを舞台に女性同士の美しい恋を描いたラブ・ストーリー。
2月11日(木)公開。
1950年代のニューヨークを舞台にデパートで働く若い女性テレーズと年上女性キャロルの物悲しい関係を描く…
第88回アカデミー賞でケイト・ブランシェットが主演女優賞、ルーニー・マーラが助演女優賞、脚色賞、撮影賞、衣装デザイン賞、作曲賞の6部門にノミネート。
眼差しと表情ででデリケートな感情の交流が描かれていて、ケイト・ブランシェットのゴージャスでエレガントな美しさとルーニー・マーラのキュートなあどけなさが光ります。

3位「スポットライト 世紀のスクープ」(原題 Spotlight)

新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話をトム・マッカーシー監督マーク・ラファロマイケル・キートンレイチェル・マクアダムスほか共演で映画化。
4月15日(金)公開。
新聞記者たちがカトリック教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃的な事件を暴いた実話を映画化。
第88回アカデミー賞で作品賞、脚本賞の2部門を受賞。
アカデミー賞作品賞、脚本賞を受賞しているだけあり、カトリック教会のスキャンダルを取材にする記者たちの努力を重厚に、丁寧に描かれていて、最後まで目の離せない展開です。

4位「ルーム」(原題 Room)

レニー・アブラハムソン監督ブリー・ラーソン主演で閉じ込められた「部屋」から脱出した母と息子、その先の驚愕の運命を描いたヒューマン・ドラマ。
4月8日(金)公開。
7年前から「部屋」に監禁されているジョイと外の世界を知らずに育った5歳の息子ジャック。ジョイは自らの奪われた人生を取り戻すため全てをかけて脱出する…
第88回アカデミー賞でブリー・ラーソンが主演女優賞第73回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演女優賞第40回トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞。
“ルーム”に閉じ込められた母と息子のドラマが重厚に描かれていて、”ルーム”の息苦しさが伝わってきて、心に突き刺さってきます。

5位「レヴェナント 甦りし者」(原題 The Revenant)

アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督レオナルド・ディカプリオ主演で裏切られたハンターの再生を描いたヒューマン・ドラマ。
4月22日(金)に公開され、興収10.8億円。
アメリカ西部の広大な荒野で繰り広げられる裏切られたハンターのサバイバル復讐劇を描く…
第88回アカデミー賞で監督賞、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞、撮影賞の3部門、第73回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で作品賞、レオナルド・ディカプリオが男優賞、監督賞の3部門を受賞。
長回しの他、照明機材を一切使わず、自然光だけでの撮影による臨場感の追求、レオナルド・ディカプリオの迫真の演技に圧倒させられます。

6位「オデッセイ」(原題 The Martian)

リドリー・スコット監督マット・デイモン主演で描いたSFサバイバル・ドラマ。
2016年2月5日(金)に公開され、興収35.4億円。
たったひとりで火星に取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーとワトニーを助けようと奮闘する人々の姿を描く…
第73回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の作品賞、マット・デイモンが男優賞の2部門を受賞。
火星での究極のサバイバルを軽妙なテンポで明るく描きつつ、あきらめない気持ちの大切さを教えてくれます。マット・ディモンの演技が光ります。

7位「ブリッジ・オブ・スパイ」(原題 Bridge of Spies)

スティーヴン・スピルバーグ監督トム・ハンクス主演で米ソ冷戦下で起こった実話を描いたサスペンス・ドラマ。
1月8日(金)公開。
東西冷戦下にソビエト連邦からの米国スパイ救出という無謀な作戦に挑んだ一人の弁護士を描く…
第88回アカデミー賞でマーク・ライアンスが助演男優賞を受賞。
米ソ冷戦時代に、実際に行われたスパイ交換をめぐる驚愕の実話をスティーヴン・スピルバーグ監督らしく緊迫感あふれる演出でスリリングに描いていて、信念を支えに絶対絶命の難局に立ち向かっていく弁護士を演じたトム・ハンクス、自国を愛する老スパイを飄々と静やかに演じるマーク・ライアンスの演技が光ります。

8位「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(原題 Star Wars: The Force Awakens)

J.J.エイブラムス監督が「ジェダイの帰還」から約30年後を舞台に描かれる”全く新しい愛と戦いの物語”。
2015年12月18日(金)に公開され、興収115億円。
砂漠の惑星で暮らす孤独なヒロイン、レイ。ストームトルーパーの脱走兵フィン、重要なカギを握るドロイドBB-8、そして十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン、そして旧シリーズの不朽のキャラクターたち…
待ちに待った続編。オリジナル三部作へのオマージュたっぷりに新キャラクターと旧キャラクターをうまく繋げていて、大満足の作品です。次回作にさらに期待させてくれます。

9位「ブルックリン」(原題 Brooklyn)

ジョン・クローリー監督シアーシャ・ローナン主演で迷いながらも大切な人生の選択をしていく少女を描いたドラマ。
7月1日(金)公開。
1950年代、アイルランドからニューヨークにやってきた移民の少女の青春や揺れ動く心を描く…
第88回アカデミー賞で作品賞、シアーシャ・ローナンが主演女優賞、脚色賞にノミネート。
故郷を離れ、葛藤と選択を重ねながら自分の居場所を見つけていく少女の成長物語には共感でき、シアーシャ・ローナンの演技には愛おしさを感じさせてくれます。

10位「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」(原題 Trumbo)

ジェイ・ローチ監督ブライアン・クランストン主演で「ローマの休日」の脚本家のダルトン・トランボの半生を描いた伝記ドラマ。
7月22日(金)公開。
「ローマの休日」など数々の名作を生んだ希代の脚本家ダルトン・トランボの波乱万丈な人生を描く…
第88回アカデミー賞でブライアン・クランストンが主演男優賞にノミネート。
いわれなき汚名による迫害に屈することなく己の信念を貫いたダルトン・トランボの生き様と愛する家族との強い絆がシリアスに、ジェイ・ローチ監督らしい軽やかさで描かれた作品です。

「2016年 第90回キネマ旬報ベストテン」公式サイト



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です