第90回キネマ旬報外国映画ベストテン!どの作品を見ましたか?

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第90回キネマ旬報外国映画ベストテン!どの作品を見ましたか?

1位はクリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演「ハドソン川の奇跡」。2位はケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ共演「キャロル」、続いてスティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演「ブリッジ・オブ・スパイ」、ブライアン・クランストン主演「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」、ジャ・ジンクー監督「山河ノスタルジア」、ネメシュ・ラースロー監督「サウルの息子」…どの作品を見ましたか?

外国映画ベストテンは次の通りです。
1. 「ハドソン川の奇跡」(原題 Sully)

チェズレイ・サレンバーガー機長の手記クリント・イーストウッド監督トム・ハンクス主演で映画化したドラマ。
9月24日(土)に公開され、興収12億円。
航空機不時着水事故で死者を出さない奇跡を成し遂げたチェズレイ・サレンバーガー機長のこれまで語られなかった物語。
一躍ヒーローとしてもてはやされながらも孤独感と自分の判断に対する迷いに苛まれ、PTSDに苦しむサリーをトム・ハンクスが熱演。見終わった後に心地よい余韻を残してくれます。

2. 「キャロル」(原題 Carol)

トッド・ヘインズ監督ケイト・ブランシェットルーニー・マーラ共演で1950年代のニューヨークを舞台に女性同士の美しい恋を描いたラブ・ストーリー。
2月11日(木)公開。
1950年代のニューヨークを舞台にデパートで働く若い女性テレーズと年上女性キャロルの物悲しい関係を描く…
第88回アカデミー賞でケイト・ブランシェットが主演女優賞、ルーニー・マーラが助演女優賞、脚色賞、撮影賞、衣装デザイン賞、作曲賞の6部門にノミネート。
眼差しと表情ででデリケートな感情の交流が描かれていて、ケイト・ブランシェットのゴージャスでエレガントな美しさとルーニー・マーラのキュートなあどけなさが光ります。

3. 「ブリッジ・オブ・スパイ」(原題 Bridge of Spies)

スティーヴン・スピルバーグ監督トム・ハンクス主演で米ソ冷戦下で起こった実話を描いたサスペンス・ドラマ。
1月8日(金)公開。
東西冷戦下にソビエト連邦からの米国スパイ救出という無謀な作戦に挑んだ一人の弁護士を描く…
第88回アカデミー賞でマーク・ライアンスが助演男優賞を受賞。
米ソ冷戦時代に、実際に行われたスパイ交換をめぐる驚愕の実話をスティーヴン・スピルバーグ監督らしく緊迫感あふれる演出でスリリングに描いていて、信念を支えに絶対絶命の難局に立ち向かっていく弁護士を演じたトム・ハンクス、自国を愛する老スパイを飄々と静やかに演じるマーク・ライアンスの演技が光ります。

4. 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」(原題 Trumbo)

ジェイ・ローチ監督ブライアン・クランストン主演で「ローマの休日」の脚本家のダルトン・トランボの
半生を描いた伝記ドラマ。
7月22日(金)公開。
「ローマの休日」など数々の名作を生んだ希代の脚本家ダルトン・トランボの波乱万丈な人生を描く…
第88回アカデミー賞でブライアン・クランストンが主演男優賞にノミネート。
いわれなき汚名による迫害に屈することなく己の信念を貫いたダルトン・トランボの生き様と愛する家族との強い絆がシリアスに、ジェイ・ローチ監督らしい軽やかさで描かれた作品です。

5. 「山河ノスタルジア」(原題 山河故人、英題 Mountains May Depart)

「長江哀歌(エレジー)」のジャ・ジンクー監督チャオ・タオ主演で変化していく中国社会を見つめたヒューマン・ドラマ。
4月23日(金)公開。
1人の女性と彼女に思いを寄せる2人の男の人生を1999年、2014年、2025年という3つの時代と社会を通して描く…
現代人が忘れかけた義や情、やさしい気持ちが鮮やかに描かれていて、変わっていく中国の”今”を垣間見ることができます。

6. 「サウルの息子」(英題 Son of Saul)

ネメシュ・ラースロー監督が強制収容所に送り込まれたユダヤ人たちの壮絶な宿命を描いたドラマ。
1月23日(土)公開。
強制収容所で死体処理に従事するユダヤ人のサウルが息子の遺体を見つけ、ユダヤ教の教義に基づき葬ろうとする姿や大量殺戮が行われていた収容所の実態を描く…
第68回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞、第88回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネート。
アウシュビッツ解放70周年を記念して製作。戦争の壮絶さを知るためにも見ておきたい作品です。

7. 「スポットライト 世紀のスクープ」(原題 Spotlight)

新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話をトム・マッカーシー監督マーク・ラファロマイケル・キートンレイチェル・マクアダムスほか共演で映画化。
4月15日(金)公開。
新聞記者たちがカトリック教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃的な事件を暴いた実話を映画化。
第88回アカデミー賞で作品賞、脚本賞の2部門を受賞。
アカデミー賞作品賞、脚本賞を受賞しているだけあり、カトリック教会のスキャンダルを取材にする記者たちの努力を重厚に、丁寧に描かれていて、最後まで目の離せない展開です。

8. 「イレブン・ミニッツ」(原題 11 minut)

ポーランドの鬼才イエジー・スコリモフスキ監督が大都会に暮らす人々の午後5時から午後5時11分までの11分間に起こる様々なドラマをモザイク状に構成した群像劇。
8月20日(土)公開。
女好きの映画監督、嫉妬深い夫、刑務所を出たばかりのホットドッグ屋、強盗をしくじった少年など大都会に暮らすわけありの11人の人々と1匹の犬が織り成す午後5時から5時11分までのそれぞれのドラマを交錯させて描く…
多種多様な視点を駆使した映像や都市空間にあふれる音などによって、人々の悲哀に満ちた人生の陰影を表現しています。

9. 「ブルックリン」(原題 Brooklyn)

ジョン・クローリー監督シアーシャ・ローナン主演で迷いながらも大切な人生の選択をしていく少女を描いたドラマ。
7月1日(金)公開。
1950年代、アイルランドからニューヨークにやってきた移民の少女の青春や揺れ動く心を描く…
第88回アカデミー賞で作品賞、シアーシャ・ローナンが主演女優賞、脚色賞にノミネート。
故郷を離れ、葛藤と選択を重ねながら自分の居場所を見つけていく少女の成長物語には共感でき、シアーシャ・ローナンの演技には愛おしさを感じさせてくれます。

10. 「ルーム」(原題 Room)

レニー・アブラハムソン監督ブリー・ラーソン主演で閉じ込められた「部屋」から脱出した母と息子、その先の驚愕の運命を描いたヒューマン・ドラマ。
4月8日(金)公開。
7年前から「部屋」に監禁されているジョイと外の世界を知らずに育った5歳の息子ジャック。ジョイは自らの奪われた人生を取り戻すため全てをかけて脱出する…
第88回アカデミー賞でブリー・ラーソンが主演女優賞、第73回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演女優賞、第40回トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞。
“ルーム”に閉じ込められた母と息子のドラマが重厚に描かれていて、”ルーム”の息苦しさが伝わってきて、心に突き刺さってきます。

外国映画ベストテンのうちどの作品を見ましたか?



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