12月1日は映画監督のウディ・アレンの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

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12月1日は映画監督のウディ・アレンの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?
ウディ・アレン
ウディ・アレンは1935年12月1日にニューヨーク州ブロンクスで生まれました。
ニューヨークを舞台にした映画を数多く手掛け、「アニー・ホール」アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞の4部門、「カイロの紫のバラ」カンヌ国際映画祭FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞、「ハンナとその姉妹」アカデミー賞脚本賞、助演男優賞、助演女優賞の3部門、「ミッドナイト・イン・パリ」アカデミー賞脚本賞を受賞しました。

ウディ・アレンの主な監督作品は次の通りです。
「アニー・ホール」(原題 Annie Hall)
アニー・ホール
ダイアン・キートン共演で大都会ニューヨークに生きる男と女の出会いと別れをコミカルに描いたラブ・ストーリー。
1978年1月21日(土)公開。
ニューヨークで優雅な独身生活を送っていたナイトクラブの芸人・アルビーは歌手志望のアニーと出逢い、”自由な交際”という約束で彼女と付き合い始める…
第50回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、ダイアン・キートンが主演女優賞の4部門、第35回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞を受賞。
ウディ・アレンが監督・脚本・主演を務め、男女の関係をシニカルに描いたウディ・アレン監督ならではの傑作です。

「カイロの紫のバラ」(The Purple Rose of Cairo)
カイロの紫のバラ
ミア・ファロージェフ・ダニエルズ共演で奇想天外なアイデアに映画ファンの夢を詰め込んだロマンチック・コメディ。
1986年4月26日(土)公開。
夫との生活にうんざりしているセシリアは、新作映画「カイロの紫のバラ」に夢中。すると劇中の主人公、トム・バクスターがスクリーンを飛び出し、セシリアを連れて映画館を脱出してしまう…
第38回カンヌ国際映画祭でFIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞第43回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞第39回英国アカデミー賞で作品賞、オリジナル脚本賞を受賞。
ウディ・アレンは監督・脚本を務め、虚構と現実がコミカルにロマンティックに混じりあいながら、最後には幸せな気分にさせてくれる作品です。

「ハンナとその姉妹」(原題 Hannah and Her Sisters)
ハンナとその姉妹
ミア・ファローダイアン・ウィーストバーバラ・ハーシー共演で三姉妹と彼女たちに関わる男たちが繰り広げる様々な人間模様をたシニカルかつユーモラスに描いたドラマ。
1987年2月21日(土)公開。
舞台はニューヨーク。年に一度の感謝祭の夜、ハンナ、ホリー、リーの3姉妹は両親の家でお祝いする決まりだったが、ハンナの周囲には小さな波紋が広がりつつあった…
第59回アカデミー賞で脚本賞、マイケル・ケインが助演男優賞、ダイアン・ウィーストが助演女優賞の3部門受賞。
ウディ・アレンが監督・脚本・主演を務め、愚かだが愛すべき人間たちのドラマをシニカルに、ユーモラスに描いたウディ・アレン監督の代表作です。

「世界中がアイ・ラヴ・ユー」(原題 Everyone Says I Love You)
世界中がアイ・ラヴ・ユー
アラン・アルダドリュー・バリモアナタリー・ポートマンジュリア・ロバーツほか豪華共演陣共演で裕福な弁護士一家にまつわる様々な恋模様を綴ったミュージカル・コメディ。
1997年10月18日(土)に公開され、配収1.5億円。
ニューヨーク、マンハッタンに暮らすボブ&ステフィ夫妻と子供達は一見何不自由ない生活を送っていたが、それぞれに恋の悩みを抱えていた…
ウディ・アレンが監督・脚本・主演を務め、初めてミュージカルに挑戦。豪華なキャスト陣が全員、吹き替えなしで歌と踊りを披露したコメディタッチのミュージカルです。

「ミッドナイト・イン・パリ」(原題 Midnight In Paris)
ミッドナイト・イン・パリ
オーウェン・ウィルソン主演、真夜中のパリを舞台におとぎの世界へトリップさせてくれるロマンティック・コメディ。
2012年5月26日(土)公開。
作家を夢見るハリウッドの人気脚本家のギルはパリを訪れ、深夜0時を告げる鐘の音に導かれ、芸術&文化が花開いた1920年代にさまよいこみ、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ピカソ、ダリなど偉大な芸術家に巡り会う…
第84回アカデミー賞と第69回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞を受賞。
パリの深夜に起きる大人のおとぎ話をウッディ・アレン節全開で描いていて、見終わった後、パリに行きたい気持ちにさせてくれます。

「ブルージャスミン」(原題 Blue Jasmine)
ブルージャスミン
ケイト・ブランシェット主演で転落人生の中でもがき、精神を病んでいくひとりの女性を描いたシニカル・コメディ。
2014年5月10日(土)公開。
サンフランシスコを舞台に、かつてN.Y.セレブリティ界の花と謳われながら、今では結婚生活も資産もすべて失ったジャスミンが虚言と現実逃避を繰り返し、次第に精神のバランスを崩していく…
ケイト・ブランシェットは第86回アカデミー賞、第71回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門でで主演女優賞を受賞。
近年のロマンティック・コメディ路線からシリアスな作風にギアチェンジ。ケイト・ブランシェットの名演が光ります。

これからもさらなる活躍を期待されるウディ・アレン監督。
監督作で一番好きなのはどの作品ですか?



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