「インポッシブル」鑑賞。家族の絆の大切さを教えてくれます。

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スマトラ島沖の津波に遭遇した家族に起きた物語「インポッシブル」鑑賞。
インポッシブル東日本大震災を被った日本にとっては目を覆いたくなるシーンもありますが、日本だからこそ目をそむけずに見るだけの価値のある作品です。家族それぞれの行動が家族の絆の大切さを教えてくれます。

1. 2004年スマトラ島沖の津波に遭遇した家族の実話
2004年、スマトラ島沖地震に遭遇し、離れ離れになりながらも再会を信じて生き抜いたスペイン人の家族の実話が原作。リアリティは半端なく、津波に遭遇するシーンや津波の傷跡の残った風景など目を覆いたくなるシーンがかなり多いですが、東日本大震災を被った日本人だからこそ目をそむけずに直視したい物語です。
リアリティさだけでなく、離れ離れになった家族の希望、勇気、そして愛情も描かれています。
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監督は「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ。最初はこの作品がなぜスペインで映画化されたのか不思議でしたが、スペシン人の家族の物語と聞いて、納得です。
スペインで先行公開されるや、5週連続興収No.1を獲得。「アバター」に迫る歴代興収第2位に上り、スペインの映画史を塗り替える興行記録を達成。
世界中の映画祭においても絶賛の嵐で、主人公マリアを演じたナオミ・ワッツのゴールデン・グローブ賞&アカデミー賞R主演女優賞Wノミネート。

2. ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー共演
津波に遭遇するスペイン人の夫婦と3人の子供たち。
母親のマリアにはナオミ・ワッツ、父親のヘンリーにはユアン・マクレガー
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津波に遭遇するまでの機内でのシーン、バカンスを楽しむシーンでは家族がどんな生活を送ってきたのか、3人の子供たちそれぞれのわがまま、甘えたぶりが短いながらもしっかり描かれていて、だからこそ津波に遭遇した後の家族の絆が浮き彫りになってきます。
母親のマリアとともに過ごすことになり、母親を必死に助ける長男のルーカス、ルーカスを守ろうとするマリア。二人を必死に探そうとするヘンリーと2人の弟たち。
この家族それぞれが丁寧に描かれていて、家族の絆の大切さを考えさせられます。

大災害に遭遇した時にどんな行動が取れるのか!? 周りに困っている人がいたら、本当に手を差し伸べることができるのか!?何をしてあげることができるのか!? などなどいろいろなことを考えさせられます。

「インポッシブル」公式サイト

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