リチャード・リンクレイター監督がひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を描いた「6才のボクが、大人になるまで。」(原題 Boyhood)。
第87回アカデミー賞で作品賞、監督賞ほか6部門にノミネートされましたが、もう見ましたか?
「ビフォア・ミッドナイト」のリチャード・リンクレイター監督が、ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を、12年かけて撮影し、4人の俳優が12年間家族を演じたヒューマン・ドラマ。
米テキサス州に住む6才の少年メイソンは、キャリアアップのために大学に入学した母とともにヒューストンに引っ越し、多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父との再会や母の再婚、義父の暴力、初恋などを経験し、大人になっていく…
メイソンには新星エラー・コルトレーン。
母オリヴィアにはをパトリシア・アークエット、姉サマンサにはローレライ・リンクレーター、母と離婚しアラスカに行ってしまった父にはイーサン・ホーク。
ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)、国際映画批評家連盟賞、第72回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞、監督賞、パトリシア・アークエットが助演女優賞の3部門ほか数多くの映画賞で受賞。
第87回アカデミー賞で作品賞、監督賞、イーサン・ホークが助演男優賞、パトリシア・アークエットが助演女優賞、脚本賞、編集賞の6部門にノミネート。
6才の少年メイソンが18才の大人になるまでを12年間かけて撮影した壮大なヒューマン・ドラマ。「ビフォア・ミッドナイト」のリチャード・リンクレイター監督らしく、すごく自然でリアルにメイソンの成長と家族の絆が描かれていて、それぞれの気持ちがじわじわと伝わってきます。人それぞれに感じ方が違ってくるような映画ですが、一見の価値はあります。
第87回アカデミー賞で何部門受賞するのか、2月23日(月)の発表が楽しみです。
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