2014年邦画マイベストテン発表!2014年に見た邦画で心に残ったのはどの作品ですか?
1.「超高速!参勤交代」
第37回城戸賞の入選作を「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズの本木克英監督が佐々木蔵之介主演で映画化した時代劇。
6月21日(土)公開。
通常でも8日かかる参勤交代を4日で行うよう幕府から無理難題を押し付けられた小藩が、奇想天外な作戦の数々でピンチを切り抜けようとする…
参勤交代を4日で行うように命じられ、悪戦苦闘する姿がコミカルに描かれていて、わかりやすいストーリー、いい意味で予想を裏切る展開、そして最後には爽快な気持ちにさせてくれる作品です。エンドクレジットがちょっと残念です。
2.「るろうに剣心 京都大火編」
佐藤健主演、大友啓史監督の完結編2部作の前編。原作ファンの間で最も人気の高いクライマックスにあたる「京都編」を描いた2部作。
8月1日(金)公開。
動乱の幕末が終わり明治を迎えた京都で、剣心が日本制圧を目論む敵に立ち向かう…
すべての登場人物に見せ場があり、アクション・シーンにはうならされ、とにかく最初から最後まで思いっきり楽しませてくれます。そして最後のシーンが止めを刺してくれます。
3.「STAND BY ME ドラえもん」
藤子・F・不二雄生誕80周年を記念して、国民的人気アニメ「ドラえもん」を山崎貢監督が初めて3DCGアニメ化。
8月8日(金)公開。
原作の中でも名作といわれるドラえもんとのび太の出会いと別れを描いた「未来の国からはるばると」、「さようなら、ドラえもん」など原作の中でも名作といわれる作品をベースに新たな要素を加えて再構築。
昔懐かしい「ドラえもん」のエピソードを山崎貴監督が最新の3DCGで映画化していて、ドラ泣きさせてくれ、主題歌の秦基博「ひまわりの約束」のメロディーがその感動をさらに深めてくれます。
4.「バンクーバーの朝日」
戦前のカナダで活躍し、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」の実話を「舟を編む」の石井裕也監督が妻夫木聡主演で映画化。
12月20日(土)公開。
差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜き、日系移民に勇気と誇りを与え、さらには白人社会からも賞賛と圧倒的な人気を勝ち得た伝説の野球チーム「バンクーバー朝日」の姿を描く…
バンクーバーに移民し、貧困と差別に虐げられた人々が野球をきっかけにどんどんポジティブになっていく姿を石井裕也監督が説明的にならずに淡々と描き、気持ちを熱くさせてくれつつ、現実を直視させられ、いろいろと考えさせられます。
https://www.youtube.com/watch?v=NqdxmMaHpwI
5.「TOKYO TRIBE」
井上三太の伝説的人気漫画を園子温監督が鈴木亮平、YOUNG DAIS共演でラップのメロディに乗せて実写映画化。
8月30日(土)公開。
さまざまなトライブ(族)が存在する近未来の”トーキョー”を舞台にお互いの縄張りを暴力で守ろうとする若者たちを描く…
園子温監督らしいダークで過激な映像ながら、ラップのメロディに乗って展開される勧善懲悪なストーリー。鈴木亮平、染谷将太、窪塚洋介、竹内力ほかキャスト陣の個性が爆発。最後まで楽しめる作品です。
6.「思い出のマーニー」
2014年に見た邦画で心に残ったのはどの作品ですか?
facebookでは「2014年のマイベスト映画を語ろう!!」のイベントページを立ち上げました。皆様の2014年マイベスト映画を教えてください。ぜひご参加ください。