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リドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演「ブレードランナー ファイナル・カット」、NHK BSで5月8日(水)放送。




リドリー・スコット監督ハリソン・フォード主演のSF映画の金字塔「ブレードランナー ファイナル・カット」、NHK BSで5月8日(水)放送。
ブレードランナー
いまだにカルト的人気を誇るリドリー・スコット監督ハリソン・フォード主演のSF映画の傑作「ブレードランナー」(原題 Blade Runner)
1982年7月3日(土)に公開され、配収2.7億円。
未来都市ロサンゼルスを舞台に反乱を起こし手配中の人造人間=レプリカントと特別捜査班ブレードランナーとの戦いを描く…

舞台は2019年の酸性雨が降る未来都市ロサンゼルス。植民惑星から4体の人造人間=レプリカントが脱走した。彼らの捕獲を依頼された特別捜査班ブレードランナーのデッカードは、地球に潜入したレプリカントたちを追う…

フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」リドリー・スコット監督が映画化。
Do-Androids-Dream-of-Electric-Sheep
“ブレードランナー”のリック・デッカードにはハリソン・フォード
レプリカントのリーダーのロイ・バッティにはルドガー・ハウアー
ショーン・ヤングダリル・ハンナジョアンナ・キャシディほかが共演。
Blade Runner
リドリー・スコット監督らしい映像が満載で、後のSF映画に多大な影響を与え、現在でも様々な議論を呼び続ける映画史に残るSF映画の金字塔。何度見ても味わい深い作品です。

★「ブレードランナー ファイナル・カット」(字幕スーパー)
NHK BS
5月8日(水)
13:00〜14:59




5月7日は映画監督の本多猪四郎の誕生日。監督した「ゴジラ」シリーズでどの作品が好きですか?




5月7日は映画監督の本多猪四郎の誕生日。本多猪四郎監督の「ゴジラ」シリーズでどの作品が好きですか?

本多猪四郎は1911年5月7日に山形県東田川郡朝日村で生まれました。
日本大学芸術学部映画科を卒業し、映画作品の助監督として活躍。
1951年「青い真珠」で劇映画を初監督し、1954年に「ゴジラ」を監督し、日本だけでなく、全米で大ヒットを記録し、一躍世界に名を知られるようになりました。
その後も「空の大怪獣ラドン」「地球防衛軍」「モスラ」「ゴジラ」シリーズも8作品を監督。

本多猪四郎が監督した「ゴジラ」シリーズは次の通りです。
「ゴジラ」
ゴジラ
「ゴジラ」シリーズの原点である第1作。音楽は伊福部昭
1954年11月3日(土)に公開され、観客動員数961万人、配収1.6億円。
核兵器まで生み出した人間の文明への警鐘、人間の力を凌駕する自然の力への畏れをメッセージに込めて描く…
今でも伊福部昭のゴジラのメインテーマを聞くだけでワクワクしてきます。シリーズすべての原点で、特撮怪獣映画の金字塔とも言える不朽の名作です。


「キングコング対ゴジラ」
キングコング対ゴジラ
1955年「ゴジラの逆襲」以来7年ぶり。キングコングとゴジラが対決するシリーズ第3作。音楽は伊福部昭
1962年8月11日(土)に公開され、配収3.5億円。
低迷する視聴率に悩むTV番組のスタッフが南海の孤島でキングコングを捕獲するが、逃げ出したキングコングが休眠から復活したゴジラに立ち向かう…
東宝創立30周年記念作品。、ゴジラが初めてカラー作品に登場、タイトルに初めて”対”をつけた記念碑的な作品。

「モスラ対ゴジラ」
モスラ対ゴジラ
モスラとゴジラが死闘を繰り広げるシリーズ第4作。音楽は伊福部昭
1964年4月29日(土)に公開され、配収3.1億円。
日本に漂着した巨大な卵を発端に、善の守護神”モスラ”と破壊獣”ゴジラ”の空に地に展開される壮絶な戦いを描く…
凶悪なゴジラと正義の使者モスラの戦い、ザ・ピーナッツが演じる小美人が歌う「モスラの歌」など見所満載です。

「三大怪獣 地球最大の決戦」
三大怪獣 地球最大の決戦
ゴジラ、モスラとキングギドラが大決戦を繰り広げるシリーズ第5作。凶悪宇宙怪獣キングギドラが初登場。音楽は伊福部昭
1964年12月20日(土)に公開され、配収3.9億円。
地球の平和を守る三大怪獣ゴジラ、ラドン、モスラと凶悪宇宙怪獣キングギドラが大決戦を繰り広げる…
その後のゴジラシリーズの性格を決定付けた作品で功罪はありつつも、地球側の怪獣のゴジラ、モスラ、ラドンがその特殊能力を併せてキングギドラに対抗するクライマックスは文句なしに楽しめます。

「怪獣大戦争」

ゴジラ、ラドン、キングギドラが激突するシリーズ第6作。音楽は伊福部昭
1965年12月19日(土)に公開され、配収4.1億円。
宇宙空間で、地球で、ゴジラ、ラドン、キングギドラが三つ巴のバトルを繰り広げる!
シリーズファンにはゴジラの”シェー”のポーズで有名な作品。ゴジラ、ラドン、キングギドラの三つ巴のバトルが宇宙空間、地球で繰り広げられ、怪獣のバトルが楽しめます。

「怪獣総進撃」

ゴジラ、モスラをはじめとする地球怪獣と宇宙怪獣が激突するシリーズ第9作。音楽は伊福部昭
1968年8月1日(土)に公開され、配収2.3億円。
地球上のすべての怪獣を集め管理・研究している怪獣ランドが、謎の宇宙人のキアラク星人によって占領されてしまう…
ゴジラをはじめモスラ、ラドン、バラン、キングギドラ、ミニラほか11大怪獣が勢揃い。ヒロイズム満載のSF怪獣活劇です。

「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」

ミニラと孤独な少年の心の交流を描いたシリーズ第10作。
1969年12月20日(土)に公開され、配収2.6億円。
いじめられっ子の一郎は、空想の世界で怪獣と遊ぶことを楽しんでいた。そんなある日、いじめっ子に似た怪獣ガバラが一郎の好きなミニラをいじめ始める…
ゴジラ、ミニラ、ガバラ、アンギラス、エビラ、クモンガほか9大怪獣が大激突。気弱な少年が夢想の中でミニラに自分を重ね合わせていじめっ子に立ち向かっていく異色作。

「メカゴジラの逆襲」

メカゴジラが再登場したシリーズ第15作。音楽は伊福部昭
1975年3月15日(土)に公開され、配収3.3億円。
地球侵略を企むブラックホール第三惑星人はゴジラに敗れたメカゴジラの残骸を集め、復元修理を果たし、新怪獣チタノザウルスを使って逆襲を始める…
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」以来の本多猪四郎監督作で、この作品で1954年の「ゴジラ」シリーズが一応の終了。本多猪四郎の劇場作品としては最終作でもあり、ゴジラシリーズを通して見た場合にも意義の高い作品です。

「メカゴジラの逆襲」が劇場監督作の最後となり、その後は黒澤明監督「影武者」、「乱」、「夢」などで演出補佐を手がけることに。
「まあだだよ」の撮影終了後、風邪をこじらせ1993年2月28日に呼吸不全のため死去されました。

ギレルモ・デル・トロ監督「パシフィック・リム」のエンドクレジットに“この映画をモンスターマスター、レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ”との献辞が掲げられ、ギヤレス・エドワーズ監督「GODZILLA ゴジラ」には1954年版の登場人物である芹沢大助と監督である本多猪四郎から名前を合わせた渡辺謙演じる芹沢猪四郎博士が登場するなど絶大な影響力を持つ本多猪四郎監督。

本多猪四郎監督の「ゴジラ」シリーズでどの作品が好きですか?




堤真一、堺雅人共演で日航機墜落事故を追う新聞記者たちを描いた「クライマーズ・ハイ」、NHK BSで5月7日(火)放送。




堤真一堺雅人共演で日航機墜落事故を追う新聞記者たちを描いた「クライマーズ・ハイ」、NHK BSで5月7日(火)放送。
クライマーズ・ハイ
横山秀夫のベストセラー小説原田眞人監督堤真一堺雅人共演で日航機墜落事故を追う新聞記者たちを描いた社会派ドラマ「クライマーズ・ハイ」。
2008年7月5日(土)に公開され、興収11.9億円。
1985年8月12日に発生した日航機墜落事故を追う新聞記者たちの激動の一週間を描く…

群馬県、北関東新聞社。地元が現場となった航空機事故の全権デスクに任命されたのは、組織から一線を画した敏腕記者・悠木だった。プレッシャーに押しつぶされながらも信念を通そうと必死にもがいた悠木が見たものとは…

横山秀夫のベストセラー小説を「突入せよ! あさま山荘事件」、「わが母の記」の原田眞人監督が映画化。

全権デスクの悠木には堤真一、社会部の佐山には堺雅人
尾野真千子高島政宏山崎努ほかが共演。

日航機墜落事故を取材する新聞記者の立場から描いていて、重厚な人間ドラマとなっていて、堤真一、堺雅人の演技が光る作品です。

★「クライマーズ・ハイ」
NHK BS
5月7日(火)
13:00〜15:27