ポール・ニューマンの主な出演作作品は次の通りです。
★「ハスラー」(原題 The Hustler) ロバート・ロッセン監督が若きハスラーのエディと伝説の勝負師との宿命の対決を描いたドラマ。
1962年6月13日(土)公開。
ポール・ニューマンは若きハスラーのエディを演じ、挫折と苦悩を背負いつつ、勝負に人生の全てを賭ける男の魅力と哀しさをにじませる名演が高く評価され、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされ、英国アカデミー賞男優賞を受賞。
ポール・ニューマンの代表作です。
★「明日に向かって撃て!」(原題 Butch Cassidy and the Sundance Kid)
巨匠ジョージ・ロイ・ヒル監督がロバート・レッドフォード共演で19世紀末の西部史に名高い二人組の強盗ブッチとサンダンスの逃避行を哀愁とユーモアをこめて描いた西部劇の傑作。
1970年2月7日(土)公開。
実在したアウトローが銀行強盗を繰り返す中で夢を追い求め、時代に取り残されていく… 第42回アカデミー賞で撮影賞、脚本賞、作曲賞、「雨にぬれても」が主題歌賞の4部門を受賞。
ポール・ニューマンは家畜泥棒と銀行強盗で生活している2人組のガンマンの一人、ブッチ・キャシディを熱演。
ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン、キャサリン・ロスの三人の輝きと巨匠ジョージ・ロイ・ヒル監督の斬新な映像が光る傑作です。
★「スティング」(原題 The Sting) ジョージ・ロイ・ヒル監督がロバート・レッドフォード共演で描いた犯罪ドラマの傑作。
1974年6月15日(土)公開。
1936年のシカゴの下町。親友を殺された若い詐欺師のジョニー・フッカー。仲間の復讐のために伝説的詐欺師ゴンドルフを仲間に引き入れ、2人は、ロネガン相手に一世一代の大バクチを企てる…
第46回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、音楽賞の7部門受賞。
ポール・ニューマンは伝説的詐欺師のヘンリー・ゴンドーフを熱演。
二転三転する軽妙かつスリリングな物語展開と、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードの共演、意表をついたラストのドンデン返し、1930年代のムードを盛り上げるテーマ曲から衣装まで魅力満載で、犯罪ドラマの傑作です。
★「タワーリング・インフェルノ」(原題 The Towering Inferno) ジョン・ギラーミン監督、スティーヴ・マックィーンほかオールスターキャスト共演で贈るパニック超大作。
1975年6月28日(土)公開。
地上135階を誇る超高層ビルの落成式当日、未曾有の大火災が人々を襲う… 第47回アカデミー賞で撮影賞、編集賞、歌曲賞を受賞。
ポール・ニューマンはビルの設計者ダグ・ロバーツを演じ、スティーブ・マックイーン演じる消火隊隊長マイケル・オハラハンと共に避難誘導・消火などの手助けをする。
全世界を震撼させた、パニック映画の最高傑作です。
★「ハスラー2」(原題 The Color of Money)
25年の時を経て「ハスラー」の主人公エディのその後をマーティン・スコセッシ監督がトム・クルーズ共演で描いたドラマ。
1986年12月23日(土)に公開され、配収9億円。
中老の元ハスラーの男が昔の自分を彷彿させる若者と出会い、自分の持てる技術をその青年に叩き込む師弟の姿を描く…
ポール・ニューマンはかつてハスラー、勝負師として鳴らしたエディを演じ、ハスラーたちの真剣勝負に感化されて微妙に変化していく様を演じ切り、第59回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。
日本中にビリヤード・ブームを巻き起こし、ポール・ニューマンとトム・クルーズの迫真の演技が楽しめるビリヤード映画の代表作です。
★「ロード・トゥ・パーディション」(原題 Road to Perdition) サム・メンデス監督がトム・ハンクス、ジュード・ロウ共演で描いた重厚なアクション叙事詩。
2002年10月5日(土)に公開され、興収14.5億円。
大恐慌時代のシカゴを舞台に、アイルランド系マフィア幹部とその息子の姿を通して、組織の掟と愛の再生を描く… 第75回アカデミー賞で撮影賞を受賞。
ポール・ニューマンはマフィアのボスであるジョン・ルーニーを演じ、第75回アカデミー賞、第60回ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞にノミネート。
トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウという新旧実力派スターが集結した重厚なドラマです。
★歌曲賞
「オール・ザ・スターズ」 「ブラックパンサー」
「シャロウ ~「アリー スター誕生」愛のうた」 「アリー スター誕生」
“I’ll Fight” ”RBG”
“When A Cowboy Trades His Spurs For Wings” 「バスターのバラード」
“The Place Where Lost Things Go” 「メリー・ポピンズ リターンズ」
★「女王陛下のお気に入り」(原題 The Favourite) 作品賞、監督賞、オリヴィア・コールマンが主演女優賞、エマ・ストーンとレイチェル・ワイズが助演女優賞、脚本賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣装デザイン賞の9部門10ノミネート。
ヨルゴス・ランティモスが監督がオリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン共演で18世紀イングランドの王室の愛憎を描いた宮廷ドラマ。
2019年2月15日(金)公開。
18世紀イングランドの王室で病気がちなアン女王と幼なじみのレディ・サラ、新入りの召使いアビゲイル、3人の女性の愛憎が繰り広げられる… 第76回ゴールデン・グローブ賞でオリヴィア・コールマンがミュージカル・コメディ部門女優賞、第75回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(審査員賞)、女優賞を受賞。
孤独な女王とその寵愛を取り合う二人の女の息もつかせぬ稀代の宮廷絵巻。
★「アリー スター誕生」(原題 A Star Is Born) 作品賞、ブラッドリー・クーパーが主演男優賞、レディー・ガガが主演女優賞、サム・エリオットが助演男優賞、脚色賞、録音賞、撮影賞、歌曲賞の8部門にノミネート。
1937年公開の「スタア誕生」をブラッドリー・クーパーが初監督・出演、レディー・ガガ主演でリメイク。
2018年12月21日(金)公開。
音楽業界での成功を夢見るアリーが国民的ミュージシャン・ジャクソンに才能を見いだされ、挫折しながらもスターへの階段を駆け上がっていく… 第76回ゴールデン・グローブ賞で「シャロウ~『アリー スター誕生』愛のうた」が歌曲賞を受賞。
レディー・ガガ自らが書き下ろし、ストーリーと共に生まれる数々の名曲と圧巻の歌声。観るものの心に響く感動を届けるドリーム・エンターテイメント。
★歌曲賞
「オール・ザ・スターズ」 「ブラックパンサー」
「シャロウ ~「アリー スター誕生」愛のうた」 「アリー スター誕生」
“I’ll Fight” ”RBG”
“When A Cowboy Trades His Spurs For Wings” 「バスターのバラード」
“The Place Where Lost Things Go” 「メリー・ポピンズ リターンズ」
スティーヴン・フリアーズ監督がジュディ・デンチ主演で英国女王とインド人使者の交流を描いた伝記ドラマ「ヴィクトリア女王 最期の秘密」(原題 Victoria and Abdul)、1月25日(金)から全国順次公開。
最愛の夫と従僕を亡くし、心を閉ざした英国ヴィクトリア女王がインド人の青年と絆を深めていく…