第91回アカデミー賞ノミネーションが発表。最多は「ROMA ローマ」の10部門、「女王陛下のお気に入り」の9部門10ノミネート。
第91回アカデミー賞ノミネーションが発表。
最多は「ROMA ローマ」が作品賞、監督賞ほか10部門。
続いて「女王陛下のお気に入り」の9部門10ノミネート、「アリー スター誕生」、「バイス」の8部門、「ブラックパンサー」 の7部門…「万引き家族」が外国語映画賞、「未来のミライ」が長編アニメーション賞にノミネートされました。
第91回アカデミー賞授賞式は現地時間2月24日(日)に開催されます。ノミネート・リストは→
★「ROMA ローマ」(原題 ROMA)
作品賞、監督賞、ヤリッツァ・アパリシオが主演女優賞、マリーナ・デ・タビラが助演女優賞、脚本賞、音響編集賞、録音賞、撮影賞、美術賞、外国語映画賞の10部門にノミネート。
アルフォンソ・キュアロン監督が1970年代のメキシコを舞台に描いた家族の愛の物語。
NTEFLIXで配信中。
政治的混乱に揺れる1970年代メキシコを舞台に、とある中産階級の家庭に訪れる激動の1年を若い家政婦の視点から描く…
第76回ゴールデン・グローブ賞で監督賞、外国語映画賞の2部門、第75回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で金獅子賞(最高賞)受賞。
アルフォンソ・キュアロン監督が自身の幼少期の体験を交えながら、全編モノクロ映像で描いた心揺さぶる家族の愛の物語。
★「女王陛下のお気に入り」(原題 The Favourite)
作品賞、監督賞、オリヴィア・コールマンが主演女優賞、エマ・ストーンとレイチェル・ワイズが助演女優賞、脚本賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣装デザイン賞の9部門10ノミネート。
ヨルゴス・ランティモスが監督がオリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン共演で18世紀イングランドの王室の愛憎を描いた宮廷ドラマ。
2019年2月15日(金)公開。
18世紀イングランドの王室で病気がちなアン女王と幼なじみのレディ・サラ、新入りの召使いアビゲイル、3人の女性の愛憎が繰り広げられる…
第76回ゴールデン・グローブ賞でオリヴィア・コールマンがミュージカル・コメディ部門女優賞、第75回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(審査員賞)、女優賞を受賞。
孤独な女王とその寵愛を取り合う二人の女の息もつかせぬ稀代の宮廷絵巻。
★「アリー スター誕生」(原題 A Star Is Born)
作品賞、ブラッドリー・クーパーが主演男優賞、レディー・ガガが主演女優賞、サム・エリオットが助演男優賞、脚色賞、録音賞、撮影賞、歌曲賞の8部門にノミネート。
1937年公開の「スタア誕生」をブラッドリー・クーパーが初監督・出演、レディー・ガガ主演でリメイク。
2018年12月21日(金)公開。
音楽業界での成功を夢見るアリーが国民的ミュージシャン・ジャクソンに才能を見いだされ、挫折しながらもスターへの階段を駆け上がっていく…
第76回ゴールデン・グローブ賞で「シャロウ~『アリー スター誕生』愛のうた」が歌曲賞を受賞。
レディー・ガガ自らが書き下ろし、ストーリーと共に生まれる数々の名曲と圧巻の歌声。観るものの心に響く感動を届けるドリーム・エンターテイメント。
★「バイス」(原題 Vice)
作品賞、監督賞、クリスチャン・ベイルが主演男優賞、サム・ロックウェルが助演男優賞、エイミー・アダムスが助演女優賞、脚本賞、編集賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の8部門にノミネート。
アダム・マッケイ監督がクリスチャン・ベイル主演でアメリカ史上最も権力を持った副大統領と言われたディック・チェイニーを描いた社会派ドラマ。
2019年4月5日(金)公開。
ジョージ・W・ブッシュの下で副大統領を務めたディック・チェイニーが「影の大統領」として政治を動かしていく…
第76回ゴールデン・グローブ賞でクリスチャン・ベイルがミュージカル・コメディ部門男優賞を受賞。
体重を20キロ増力し髪を剃って挑んだクリスチャン・ベイルの熱演。
★「ブラックパンサー」 (原題 Black Panther)
作品賞、音響編集賞、録音賞、美術賞、衣装デザイン賞、歌曲賞、作曲賞の7部門にノミネート。
ライアン・クーグラー監督がチャドウィック・ボーズマン主演でマーベル漆黒の新ヒーローを描いたアクション。マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ共演。
3月1日(木)に公開され、興収15億円。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の戦いの後。超文明国ワカンダの国王とブラックパンサーという2つの顔を持つティ・チャラがワカンダの秘密を守るために世界中にスパイを放ち、国内外の敵と戦いを繰り広げる…
アフリカの伝統と最新技術が見事に融合!!魅力あふれるキャスト陣の共演、アフリカの伝統音楽を使った音楽、スタイリッシュなアクション、最後まで一気に見せるストーリー展開には痺れます。
★「ブラック・クランズマン」(原題 BlacKkKlansman)
作品賞、監督賞、アダム・ドライヴァーが助演男優賞、脚色賞、編集賞、作曲賞の6部門にノミネート。
★「グリーンブック」(原題 Green Book)
作品賞、ヴィゴ・モーテンセンが主演男優賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞、脚本賞、編集賞の5部門にノミネート。
★「ボヘミアン・ラプソディ」(原題 Bohemian Rhapsody)
作品賞、ラミ・マレックが主演男優賞、音響編集賞、録音賞、編集賞の5部門にノミネート。
是枝裕和監督「万引き家族」が「おくりびと」以来10年ぶりに外国語映画賞、細田守監督「未来のミライ」がスタジオジブリ以外の日本のアニメーション映画初の長編アニメーション賞にノミネートされました。
第91回アカデミー賞授賞式は現地時間2月24日(日)、日本時間2月25日(月)に開催されます。
第91回アカデミー賞ノミネーションは次の通りです。
★作品賞
「アリー スター誕生」
「グリーンブック」
「女王陛下のお気に入り」
「バイス」
「ブラック・クランズマン」
「ブラックパンサー」
「ボヘミアン・ラプソディ」
「ROMA ローマ」
★監督賞
アダム・マッケイ 「バイス」
アルフォンソ・キュアロン 「ROMA ローマ」
スパイク・リー 「ブラック・クランズマン」
パヴェウ・パヴリコフスキ 「COLD WAR あの歌、2つの心」
ヨルゴス・ランティモス 「女王陛下のお気に入り」
★主演男優賞
ウィレム・デフォー 「永遠の門 ゴッホの見た未来」
ヴィゴ・モーテンセン 「グリーンブック」
クリスチャン・ベイル 「バイス」
ブラッドリー・クーパー 「アリー スター誕生」
ラミ・マレック 「ボヘミアン・ラプソディ」
★主演女優賞
オリヴィア・コールマン 「女王陛下のお気に入り」
グレン・クローズ 「天才作家の妻 40年目の真実」
メリッサ・マッカーシー ”Can You Ever Forgive Me?”
ヤリッツァ・アパリシオ 「ROMA ローマ」
レディー・ガガ 「アリー スター誕生」
★助演男優賞
アダム・ドライヴァー 「ブラック・クランズマン」
サム・ロックウェル 「バイス」
サム・エリオット 「アリー スター誕生」
マハーシャラ・アリ 「グリーンブック」
リチャード・E・グラント ”Can You Ever Forgive Me?”
★助演女優賞
エイミー・アダムス 「バイス」
エマ・ストーン 「女王陛下のお気に入り」
マリーナ・デ・タビラ 「ROMA ローマ」
レイチェル・ワイズ 「女王陛下のお気に入り」
レジーナ・キング 「ビール・ストリートの恋人たち」
★脚本賞
アダム・マッケイ 「バイス」
アルフォンソ・キュアロン 「ROMA ローマ」
デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ 「女王陛下のお気に入り」
ニック・ヴァレロンガ、ブライアン・カリー、ピーター・ファレリー 「グリーンブック」
ポール・シュレイダー ”First Reformed”
★脚色賞
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 「バスターのバラード」
スパイク・リー、チャーリー・ワクテル、デイビッド・ラビノウィッツ、ケヴィン・ウィルモット 「ブラック・クランズマン」
ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ ”Can You Ever Forgive Me?”
バリー・ジェンキンス 「ビール・ストリートの恋人たち」
ブラッドリー・クーパー、エリック・ロス、ウィル・フェッターズ 「アリー スター誕生」
★視覚効果賞
「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」
「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」
「プーと大人になった僕」
「ファースト・マン」
「レディ・プレイヤー1」
★音響編集賞
「クワイエット・プレイス」
「ファースト・マン」
「ブラックパンサー」
「ボヘミアン・ラプソディ」
「ROMA ローマ」
★録音賞
「アリー スター誕生」
「ファースト・マン」
「ブラックパンサー」
「ボヘミアン・ラプソディ」
「ROMA ローマ」
★撮影賞
「アリー スター誕生」
「COLD WAR あの歌、2つの心」
「女王陛下のお気に入り」
“Never Look Away”
「ROMA ローマ」
★美術賞
「女王陛下のお気に入り」
「ファースト・マン」
「ブラックパンサー」
「メリー・ポピンズ リターンズ」
「ROMA ローマ」
★編集賞
「グリーンブック」
「女王陛下のお気に入り」
「バイス」
「ブラック・クランズマン」
「ボヘミアン・ラプソディ」
★メイクアップ&ヘアスタイリング賞
「バイス」
「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」
“Border”
★衣装デザイン賞
「女王陛下のお気に入り」
「バスターのバラード」
「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」
「ブラックパンサー」
「メリー・ポピンズ リターンズ」
★長編アニメーション賞
「犬ヶ島」
「インクレディブル・ファミリー」
「シュガー・ラッシュ オンライン」
「スパイダーマン スパイダーバース」
「未来のミライ」
★歌曲賞
「オール・ザ・スターズ」 「ブラックパンサー」
「シャロウ ~「アリー スター誕生」愛のうた」 「アリー スター誕生」
“I’ll Fight” ”RBG”
“When A Cowboy Trades His Spurs For Wings” 「バスターのバラード」
“The Place Where Lost Things Go” 「メリー・ポピンズ リターンズ」
★作曲賞
アレクサンドル・デスプラ 「犬ヶ島」
テレンス・ブランチャード 「ブラック・クランズマン」
ニコラス・ブリテル 「ビール・ストリートの恋人たち」
マーク・シェイマン 「メリー・ポピンズ リターンズ」
ルートヴィッヒ・ヨーランソン 「ブラックパンサー」
★外国語映画賞
「万引き家族」 (日本)
「ROMA ローマ」 (メキシコ)
「COLD WAR あの歌、2つの心」 (ポーランド)
“Capernaum” (レバノン)
“Never Look Away” (ドイツ)
★ドキュメンタリー長編賞
“Free Solo”
“Hale County This Morning, This Evening”
“Minding the Gap”
“Of Fathers and Sons”
“RBG”
★ドキュメンタリー短編賞
“A Night at the Garden”
“Black Sheep”
“End Game”
“LIFEBOAT”
“Period. End of Sentence.”
★短編アニメーション賞
“Animal Behaviour”
“Bao”
“Late Afternoon”
“One Small Step”
“Weekends”
★短編実写賞
“Detainment”
“Fauve”
“Marguerite”
“Mother”
“Skin”
第91回アカデミー賞授賞式は現地時間2月24日(日)、日本時間2月25日(月)に開催されます。