ペイトン・リード監督がポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー共演で描いた続編「アントマン・アンド・ザ・ワスプ(仮)」(原題 Ant-Man & the Wasp)、全米で7月6日(金)公開。
海外版予告編が公開されましたが、見ましたか?

特殊スーツで体長1.5センチに縮小できる”アントマン”とその相棒となる”ワスプ”がチームを組む…

アベンジャーズ同士が激突した「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」後の世界を舞台に、スコット・ラングは父親業とヒーロー業のバランスを取ろうと奮闘する中、新たな緊急ミッションを与えられ、ワスプとチームを組み、戦うことを学ぶ…

ペイトン・リード監督「アントマン」(原題 Ant-Man)は2015年9月19日(土)に公開され、興収12.1億円。

前作に引き続きペイトン・リードが監督した続編。
アントマンことスコット・ラングにはポール・ラッド。
ワスプことホープ・ヴァン・ダインにはエヴァンジェリン・リリー。
ラングの仲間のルイスにはマイケル・ペーニャ、ハンク・ピム博士にはマイケル・ダグラスが続投。
ハンク・ピムのアシスタントのビル・フォスターにはローレンス・フィッシュバーン、ホープの母で初代ワスプのジャネット・ヴァン・ダインにはミシェル・ファイファーが新しく登場。

全米では7月6日(金)公開、日本での公開は現段階で未定ですが、今から楽しみです。

“Ant-Man & the Wasp”公式facebookページ

「SCREEN映画評論家が選んだ”最も優れた映画2017″」ベストテンの作品でどの映画を見ましたか?

「SCREEN映画評論家が選んだ”最も優れた映画2017″」
1位はセオドア・メルフィ監督、タラジ・P・ヘンソン主演「ドリーム」。
2位はクリストファー・ノーラン監督「ダンケルク」とデイミアン・チャゼル監督「ラ・ラ・ランド」。続いてケン・ローチ監督「わたしは、ダニエル・ブレイク」、ケネス・ロナーガン監督「マンチェスター・バイ・ザ・シー」、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「メッセージ」…ベストテンの作品でどの映画を見ましたか?

「SCREEN映画評論家が選んだ”最も優れた映画2017″」は次の通りです。
1位「ドリーム」(原題 Hidden Figures)

「ヴィンセントが教えてくれたこと」のセオドア・メルフィ監督がタラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ共演でNASAの偉業を支えた3人の黒人系女性スタッフを描いたヒューマン・ドラマ。
1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を支えたNASAの3人の黒人系女性スタッフの活躍を描く…
9月29日(金)公開。
第89回アカデミー賞で作品賞、オクタヴィア・スペンサーが助演女優賞、脚色賞の3部門にノミネート。
様々な差別、圧力に負けずに自分の信念を貫こうとするた3人の黒人系女性スタッフたちの姿、その才能を見出して輝かそうとするリーダーたち。心を熱くしてくれます。

2位「ダンケルク」(原題 Dunkirk)

クリストファー・ノーランが監督・脚本・製作を手掛けた戦争スペクタクル。トム・ハーディ、ハリー・スタイルズ、ケネス・ブラナーほかが共演。
2017年9月9日(土)に公開され、興収16.9億円。
第二次世界大戦時にフランスの海辺の町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万の兵士たちを撤退させる史上最大の救出作戦を陸、海、空の3つの視点から描く…
第90回アカデミー賞で作品賞、監督賞、美術賞、撮影賞、音響編集賞、編集賞、録音賞、作曲賞の8部門にノミネート。
陸、海、空の3つの時間軸でストーリーが展開し、最後には交差。臨場感だけでなく、戦争の悲惨さも描き出したクリストファー・ノーラン監督の映像が堪能できます。

2位「ラ・ラ・ランド」(原題 La La land)

デイミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリング、エマ・ストーン共演で描いたミュージカル。
2017年2月24日(金)に公開され、興収43億円。
ロサンゼルスを舞台に女優志望のミアとジャズピアニストのセバスチャンの恋模様を描く…
第89回アカデミー賞で監督賞、エマ・ストーンが主演女優賞、美術賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞の6部門、第74回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門で作品賞、ライアン・ゴズリングが男優賞、エマ・ストーンが女優賞、監督賞、脚本賞、作曲賞、歌曲賞の7部門受賞。
古き良きハリウッドの1960年代を彷彿させるゴージャスでロマンチックなストーリー。オープニング・シーンから色と音楽の相乗効果が鮮やかで、LAを彩り、LAで夢に向かって進む気持ちがさらに輝きます。まさしく”LA LA Land”!!

4位「わたしは、ダニエル・ブレイク」(原題 I, Daniel Blake)

ケン・ローチ監督がデイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ共演で社会の片隅で必死に生きようとする男を描いたヒューマン・ドラマ。
2017年3月18日(土)公開。
心臓に病を患った59歳のダニエルが煩雑な制度に振り回されながらも人との結び付きを通して前進しようとする…
第69回カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞。
ケン・ローチ監督が格差と貧困をテーマに厳しい生活を送る人々にエールを送る人間ドラマ。人間としての生き方を考えさせられます。

5位「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(原題 Manchester by the Sea)

ケネス・ロナーガン監督がケイシー・アフレック主演で描いた心を閉ざしてしまっていた男の再生の物語。
2017年5月13日(土)公開。
便利屋のリーが兄の死をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻り、16歳の甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく…
第89回アカデミー賞で脚本賞、ケイシー・アフレックが主演男優賞を受賞。
ケイシー・アフレック演じる心を閉ざしてしまったリーの心の苦しみが痛いほど刺さってきます。

6位「メッセージ」(原題 Arrival)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がエイミー・アダムス、ジェイミー・レナー共演で異星人とのコンタクトを描いたSFドラマ。
2017年5月19日(金)公開。
突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズは謎の知的生命体との意思疎通を図る…
第89回アカデミー賞で音響編集賞を受賞。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の独特の斬新な映像で描かれる「言語」、「人類愛」など普遍的で深遠なテーマ。感動させられます。

7位「ムーンライト」(原題 Moonlight)

バリー・ジェンキンス監督が様々な困難に遭いながらも強く生きるアフリカ系アメリカ人少年を描いたドラマ。
2017年3月31日(金)公開。
マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを探すアフリカ系アメリカ人少年の成長を少年期、ティーンエイジャー期、成人期と3つの時代構成で描く…
第89回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞の3部門受賞。
ドラッグ、差別、虐待…アメリカの現代社会の闇。自分の中の本当の心の光を探そうとするシャロンのもがきが痛いほどに突き刺さってきます。

8位「ノクターナル・アニマルズ」(原題 Nocturnal Animals)

トム・フォード監督がエイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール共演で愛と復讐のきわどい境界線を揺れ動く元夫婦の心を描いたミステリー。
2017年11月3日(金)公開。
裕福な生活を送りながらも夫との関係がうまくいかないスーザンのもとに送られてきた元夫のエドワードからの謎めいた小説の原稿。そこに書かれた不穏な物語にスーザンは次第に不安を覚えていく…
第73回ヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリ、第74回ゴールデン・グローブ賞でアーロン・テイラー＝ジョンソンが助演男優賞を受賞。
エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、アーロン・テイラー＝ジョンソンという豪華な共演。映画内小説と過去と現在が交差する複雑で美しい物語が楽しめます。

9位「パターソン」(原題 Paterson)

ジム・ジャームッシュ監督がアダム・ドライバー主演でバス運転手パターソンの何気ない日常を切り取ったヒューマン・ドラマ。
2017年8月26日(土)公開。
妻にキスし、バスを走らせ、愛犬と散歩する、いつもと変わらない日々。ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソンの7日間の物語。
平凡な日々の中にある美しさと愛しさに溢れた、かけがけのない物語には穏やかな気持ちにさせてくれます。

10位「ベイビー・ドライバー」(原題 Baby Driver)

エドガー・ライトが監督・脚本、アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ共演で描いたクライム・アクション。
2017年8月19日(土)公開。
天才的なドライビングセンスを買われたベイビーは組織で”逃がし屋”として働いていたが、恋人の存在を嗅ぎ付けられ、組織を抜ける決意をする…
エドガー・ライト監督ならではのスタイリッシュな映像とこだわり抜いた音楽がシンクロした爽快クライム・アクションが楽しめます。

ベストテンの作品でどの映画を見ましたか?

ジュリア・デュクルノー監督が獣医学校に入学した少女を描いた衝撃のホラー「RAW 少女のめざめ」(原題 Grave, RAW)、2月2日(金)公開。
カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞、見たいですか?

厳格なベジタリアンの家に育ったジュスティーヌが獣医学校入学の通過儀礼として動物の生肉口にしたことをきっかけに変貌していく…
第69回カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞。

厳格なベジタリアンの家に育った16歳のジュスティーヌは両親と姉も通った獣医学校に進学する。新入生の通過儀礼としてうさぎの生の腎臓を食べることを強要され、口にしてしまう。その日を境に、ジュスティーヌの隠れた本性が露わになり、次第に変貌を遂げていく…

フランス人女性監督ジュリア・デュクルノーの長編デビュー作品。
ジュスティーヌにはジュリア・デュクルノー監督の短編”Junior”でデビューしたガランス・マリリエール。
エラ・ルンプフ、ラバ・ナイト・ウフェラ、ローラン・リュカほかが共演。
第69回カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞。

思春期における規格外の精神的かつ肉体的な変容と成長、さらに深い絆の姉妹愛を描いた独創的かつ画期的な青春ドラマ。

「RAW 少女のめざめ」公式サイト

「RAW 少女のめざめ」公開劇場リスト