日別アーカイブ: 2016年3月30日

3月30日はウォーレン・ベイティの誕生日。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?

3月30日はウォーレン・ベイティの誕生日。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?
Warren Beatty
ウォーレン・ベイティは1937年3月30日にバージニア州リッチモンドで生まれました。
舞台俳優としてキャリアを積み、テレビ、映画に本格的に進出し、「俺たちに明日はない」でスターの座を獲得。
その後「天国から来たチャンピオン」「レッズ」では製作、監督、脚本、主演の4役を手掛け、「レッズ」アカデミー賞監督賞を受賞。他にも「ディック・トレイシー」「バグジー」「めぐり逢い」などにも監督、主演。

ウォーレン・ベイティの主な出演作品は次の通りです。
「俺たちに明日はない」(原題 Bonnie And Clyde)
俺たちに明日はない03
アーサー・ペン監督フェイ・ダナウェイ共演で描いた暴力、セックス、芸術。ハリウッド映画のすべてを打ち破ったニューシネマの傑作。
1968年2月17日(土)公開。
不況時代のアメリカの1930年代に実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドの凄絶な生きざまを描く…
第42回アカデミー賞で助演女優賞、撮影賞の2部門を受賞。
ウォーレン・ベイティは男女二人組の強盗の一人のクライドを好演。
スポーツを楽しむように犯罪を繰り返すボニーとクライドのの姿は青春を謳歌する若者像そのままで、ニューシネマを代表する傑作で、必見です。

「天国から来たチャンピオン」(原題 Heaven Can Wait)
天国から来たチャンピオン
1941年の映画「幽霊紐育を歩く」をウォーレン・ベイティが製作、監督、脚本、主演の4役を手掛けてリメイクしたハートウォーミング・ファンタジー。
1979年1月20日(土)に公開され、配収2.8億円。
天使のミスで天に召されたアメフトの有望選手のジョーが青年実業家の体に乗り移り再びグラウンドに立つ…
ウォーレン・ベイティはアメフト選手のジョー・ペンドルトンを熱演。
第51回アカデミー賞で美術監督・装置賞を受賞。
リメイク作品でありながら、ウォーレン・ベイティが4役を手掛けただけあって、いつまでも心に残るハートウォーミング・ファンタジーの傑作です。

「レッズ」(原題 Reds)
レッズ
ウォーレン・ベイティが製作、監督、脚本、主演を手掛け、ダイアン・キートン共演で激動の時代を駆け抜けた実在のジャーナリスト、ジョン・リードの半生を描いたドラマ。
1982年4月10日(土)に公開され、配収2.3億円。
ロシア革命を取材したジャーナリストのジョン・リードは女性解放運動家のルイーズ・ブライアントと出会い、愛を育みながら、ロシアとアメリカの政治闘争や革命に巻き込まれていく…
第54回アカデミー賞で監督賞、助演女優賞、撮影賞の3部門を受賞。
ウォーレン・ベイティは実在のジャーナリスト、ジョン・リードを熱演していて、ロシア革命を通して描かれた一大叙事詩となっています。

「ディック・トレイシー」(原題 Dick Tracy)
ディック・トレイシー
人気アメコミをウォーレン・ベイティが製作、監督、主演を務め、アル・パチーノマドンナ共演で映画化したアクション・アドベンチャー。
1990年12月24日(土)に公開され、配収3.8億円。
1930年代のアメリカ。ギャングが牛耳る街で正義を守ろうとする刑事ディック・トレーシーがギャングのビッグ・ボーイ一味の壊滅に乗り出す…
第63回アカデミー賞で主題歌賞、美術賞、メイクアップ賞の3部門を受賞。
ウォーレン・ベイティは刑事ディック・トレーシーを熱演。
赤や黄色などの原色トーンの映像と、ギャング映画最盛期のモノクロ・フィルムのテイストをブレンドし、クラシックな雰囲気を漂よわせ、ポップアート感覚に溢れた斬新な映像世界を作り上げました。

「バグジー」(原題 Bugsy)
バグジー
ウォーレン・ベイティが製作、主演バリー・レヴィンソン監督アネット・ベニング共演でラスベガスを築いた実在の人物バグジー・シーゲルの半生を描いたギャング・ドラマ。
1992年2月22日(土)に公開され、配収3億円。
ギャング史上まれにみる伊達男、そして巨大カジノ・シティ、ラスベガスを生んだ男、ベンジャミン・”バグジー”・シーゲルの半生を描く…
第64回アカデミー賞で美術賞、衣装デザイン賞を受賞。
ウォーレン・ベイティは伝説のギャング・スター、ベンジャミン・”バグジー”・シーゲルを魅力あふれる演技で演じ、ラスベガスを作り上げた一人の男の生きざまを見せてくれます。。

「めぐり逢い」(原題 Love Affair)
めぐり逢い
レオ・マッケリー監督の「邂逅」、「めぐり逢い」グレン・ゴードン・キャロン監督アネット・ベニング共演で再びリメイクしたラブ・ストーリー。
1995年4月15日(土)公開。
飛行機の中で出会ったスポーツ解説者のマイクと無名歌手のテリーは互いに惹かれ合うが、ふたりとも婚約者がいた…
ウォーレン・ベイティはスポーツ解説者のマイクを演じ、アネット・ベニング演じる無名歌手のテリーと恋に落ちる…
前作に比べると設定が現代にアレンジされていて、互いに愛しあいながらもすれ違う男女の恋がロマンティックに描かれています。

最近はすっかり見かけなくなってしまいましたが、ウォーレン・ベイティの出演作で一番好きなのはどの作品ですか?



大ヒット作を35年ぶりにリニューアルした「キタキツネ物語 35周年リニューアル版」、NHK BSプレミアムで4月1日(金)に放送。

1978年公開の大ヒット作を35年ぶりにリニューアルした「キタキツネ物語 35周年リニューアル版」、NHK BSプレミアムで4月1日(金)に放送。
キタキツネ物語
1978年に公開の大ヒットとなった「キタキツネ物語」を35年ぶりにリニューアルした「キタキツネ物語 35周年リニューアル版」
2013年10月19日(土)公開。
厳しい北の大自然の中で、野生動物として必死に生きるキタキツネ一家の誕生から厳しい子別れまでを描く…

北海道オホーツク。流氷に乗ってやって来たキタキツネのフレップは、この地で愛する妻と出会い、5匹の子どもに恵まれる。大自然や人間の脅威から家族を守るため身をていして戦う父。やがて短い夏が終わり、悲しい別れの時が訪れる…

1978年7月15日(土)に公開され、大ヒットとなった「キタキツネ物語」(配収9.7億円)。
キタキツネ物語_1978
劣化してしまったフィルムをハリウッドのラボに持ち込んで最新技術で高画質化し、オリジナル版でチーフ助監督を務めた三村順一監督がリニューアル。
声の出演と音楽は一新、ナレーションは西田敏行、声の出演は佐藤隆太平野綾
主題歌は山崎まさよしの「道」、挿入歌は平野綾の「Promise」、「たからもの」
キタキツネ物語02
未公開分を含む当時のオリジナル映像素材を再編集し、最新技術によって甦った高画質の映像。残酷ながらも美しいキタキツネの勇気と家族愛の物語には心打たれます。

★「キタキツネ物語 35周年リニューアル版」
NHK BSプレミアム
4月1日(金)
13:00~14:37



湊かなえの小説を井上真央、綾野剛共演で映画化したサスペンス「白ゆき姫殺人事件」、金曜ロードSHOW!で4月1日(金)放送。

湊かなえの小説井上真央綾野剛共演で映画化したサスペンス「白ゆき姫殺人事件」、金曜ロードSHOW!で4月1日(金)放送。
白ゆき姫殺人事件
ネット炎上をテーマに挑んだ湊かなえの小説中村義洋監督井上真央綾野剛共演で映画化したサスペンス「白ゆき姫殺人事件」
2014年3月29日(土)に公開され、興収10億円。
報道によって浮かび上がる容疑者像をきっかけに、インターネット上での匿名の中傷やマスコミの暴走など現代社会の闇を描く…

誰もが認める美人OLが惨殺された。この不可解な殺人事件を巡って、一人の女に疑惑の目が集まる。同期入社の地味な女性”城野美姫”。テレビのワイドショー取材で美姫の同僚、同級生、家族、故郷の人々がさまざまな”噂”を語り始める。過熱するテレビ報道、炎上するネット、噂が噂を呼ぶ口コミの恐怖。果たして彼女は残忍な魔女なのか…

「告白」の湊かなえがネット炎上をテーマに挑んだ小説を「ゴールデンスランバー」の中村義洋監督が映画化。
城野美姫には「八日目の蝉」で第35回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した井上真央
白ゆき姫殺人事件02
ワイドショーのディレクターの赤星雄治には綾野剛
美姫の後輩の里沙子には蓮佛美沙子。謎の死を遂げる美人OLの典子には菜々緒、美姫の小学校時代の親友の夕子には貫地谷しほり。美姫が勤める会社の上司で、殺された典子の元恋人の篠山には金子ノブアキ

インターネットと情報化社会の闇とリアルを描き出していて、現実世界とネット世界にあふれる情報の何が「嘘」で何が「真実」なのか、考えさせられます。

★「白ゆき姫殺人事件」
日本テレビ 金曜ロードSHOW!
4月1日(金)
21:00~22:54



昭和の文豪の室生犀星の小説を二階堂ふみ、大杉漣共演で映画化したファンタジー「蜜のあわれ」、見たいですか?

昭和の文豪の室生犀星の小説石井岳龍監督二階堂ふみ大杉漣共演で映画化したラブ・ファンタジー「蜜のあわれ」、4月1日(金)公開。
二階堂ふみ、大杉漣の共演作、見たいですか?
蜜のあわれ
大正昭和の文豪、室生犀星が自身の理想の女性を描いた「赤子」と老作家との不思議な恋の物語。

自分のことを「あたい」と呼ぶ愛くるしい赤子は「おじさま」と呼ぶ老作家と仲睦まじく暮らしていた。
一緒に暮らしていた。赤子はある時は女(ひと)、ある時は真っ赤な金魚と姿を変えるが、普通の人間には彼女の正体はまったくわからない。そんな中、老作家の過去の女が幽霊となって現れる…

詩や俳句、随筆など手掛けてきた大正昭和の文豪、室生犀星が晩年の1959年に発表した会話のみで構成されたシュルレアリスム小説の古典を「シャニダールの花」の石井岳龍監督が映画化。
「赤子」には二階堂ふみ、老作家には大杉漣
幽霊として登場する老作家の過去の女には真木よう子、芥川龍之介には高良健吾

官能的かつレトロな世界観に登場するミュージカル要素。石井岳龍監督が二階堂ふみ、大杉漣共演でどんなファンタジーを見せてくれるのか、楽しみです。

「蜜のあわれ」公式サイト

「蜜のあわれ」公開劇場リスト