日別アーカイブ: 2015年2月18日

2月18日はジョン・トラボルタの誕生日。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?

2月18日はジョン・トラボルタの誕生日。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?
Travolta, John
ジョン・トラボルタは1954年2月18日にニュージャージー州イングルウッドで生まれました。
高校卒業後にブロードウェイのミュージカルに出演し、1977年「サタデー・ナイト・フィーバー」が大ヒットし、「グリース」にも出演。
クエンティン・タランティーノ監督「パルプ・フィクション」、ジョン・ウー監督「フェイス/オフ」、トニー・スコット監督「サブウェイ123 激突」に出演。ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した「ヘアスプレー」では特殊メイクで主人公の母親に扮し、話題となりました。

ジョン・トラボルタの主な出演作品は次の通りです。
「サタデー・ナイト・フィーバー」(原題 Saturday Night Fever)
サタデー・ナイト・フィーバー
ジョン・バダム監督、”フィーバー”という流行語を生み、一世を風靡したダンスムービー。
1978年7月15日(土)公開。
1970年代後半のアメリカ。「行き場のない青春のエネルギー」をディスコで踊ることで晴らす惰性の生活を送っていた青年が、ディスコで出会った女性の生き方に心を惹かれ、新しい生活へ目覚めて大人へ脱皮していく…
ジョン・トラボルタはトニー・マニロを演じ、昼はブルックリンのペンキ店で働き、土曜の夜にはダンスフロアのキングという二つの姿を見事に演じ分け、一躍大スターになりました。
ダンス・ブームという社会現象を巻き起こし、”フィーバー”という流行語を生みだしたジョン・トラボルタの出世作。ビージーズが歌う「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」が大ヒット。

「グリース」(原題 Grease)
グリース
人気ブロードウェイ・ミュージカルをランダル・クレイザー監督がポップス・クイーン、オリビア・ニュートン=ジョン共演で描いた学園ミュージカル。
1978年12月9日(土)公開。
1950年代のアメリカ。夏休みに訪れた避暑地で恋に落ちたダニーとサンディ。ふたりの関係はひと夏で終わるはずだったが、サンディがダニーの高校へ転校して来る…
ジョン・トラボルタは不良グループのリーダーのダニーを演じ、サンディとの恋物語を繰り広げます…
音楽もとにかくすばらしく、ジョン・ファーラーの「愛すれど悲し」(Hopelessly Devoted to You) が第51回アカデミー賞歌曲賞にノミネート。
ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン=ジョンのデュエットでの掛け合いもとにかく格好よく、躍動感あふれるミュージカル映画です。

「パルプ・フィクション」(原題 Pulp Fiction)
パルプ・フィクション02
クエンティン・タランティーノ監督ブルース・ウィリスユマ・サーマン共演の異色のバイオレンス・アクション。
1994年9月24日(土)に公開され、配収4億円。
いまいち冴えない二人組みのギャング、ギャングのボスのセクシーな若妻、捨て身のプロボクサー。3つの犯罪ドラマが交錯し、衝撃のクライマックスへと向かう…
ジョン・トラボルタは二人組のギャングのビンセント・ベガを誤って人を殺してしまい、血塗れになった車の処理に右往左往する…
第67回 アカデミー賞で脚本賞、第46回 カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。
スピード感溢れる暴力描写と洒落たセリフの数々。タランティーノ節全開で楽しめる作品です。

「フェイス/オフ」(原題 Face/Off)
フェイス_オフ
ジョン・ウー監督ニコラス・ケイジ共演でお互いの顔を移植した復讐に燃えるFBI捜査官とテロリストの激突を描いたアクション・ムービー。
1998年2月28日(土)に公開され、配収11.5億円のヒット。
息子を殺されたFBIの父親とその犯人であるテロリストが、憎むべき互いの顔を取り替えて壮絶な死闘を繰り広げる…
ジョン・トラボルタは息子をテロリストに殺されたFBI捜査官ショーン・アーチャーを演じ、捜査のためにそのテロリストの顔を移植するが、復讐するために自分の顔を移植したテロリストと対峙する…
ジョン・ウー監督ならではのクライム・アクション・ムービーの傑作で、ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの演技が光ります。

「ヘアスプレー」(原題 Hairspray)
ヘアスプレー
ブロードウェイ・ミュージカルをアダム・シャンクマン監督ミシェル・ファイファーニッキー・ブロンスキー共演で映画化したミュージカル。
2007年10月20日(土)に公開され、配収10億円のヒット。
人気TV番組のダンサーを目指す天真爛漫な太めの女子高生トレイシーとその周囲の賑やかな人間模様を描く…
ジョン・トラボルタは30年ぶりのミュージカル映画出演。特殊メイクで主人公トレイシーの母親のエドナ・ターンブラッドを怪演し、娘のトレイシーとともに輝いていく…
アメリカらしいポジティブなシンデレラ・ストーリー。ジョン・トラボルタの見事な変貌ぶりと持前のダンス。ハッピーな気持ちにしてくれます。

「サブウェイ123 激突」(原題 Taking of Pelham 123)
サブウェイ123 激突
トニー・スコット監督デンゼル・ワシントン共演で描いたクライム・アクション。
2009年9月4日(土)に公開され、興収7.66億円のヒット。
ニューヨークの地下鉄をハイジャックした凶悪犯グループと、交渉相手に選ばれた地下鉄職員との間で繰り広げられる緊迫の頭脳戦を描く…
ジョン・トラボルタは犯人グループのリーダーのライダーを演じ、交渉相手に指名した地下鉄職員と息詰まる駆け引きを展開する…
緊迫感溢れる駆け引きとデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの競演は見応えあります。

これからもさらなる活躍が期待されるジョン・トラボルタ。
出演作で一番好きなのはどの作品ですか?

フェイ・ダナウェイ、ウォーレン・ベイティ共演のニューシネマスの傑作「俺たちに明日はない」、NHK BSプレミアムで20日(金)放送。

フェイ・ダナウェイウォーレン・ベイティ共演のニューシネマスの傑作「俺たちに明日はない」、NHK BSプレミアムで2月20日(金)放送。
俺たちに明日はない02
暴力、セックス、芸術。ハリウッド映画のすべてを打ち破ったニューシネマの傑作「俺たちに明日はない」(原題 Bonnie And Clyde)
1968年2月17日(土)公開。
第42回アカデミー賞でエステル・バーソンズが助演女優賞、撮影賞の2部門を受賞。
不況時代のアメリカの1930年代に実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドの凄絶な生きざまを描く…

大恐慌の1930年代。テキサス州ダラス。刑務所から出所したばかりのクライドは、田舎町でウエイトレスをしていたボニーと知り合う。平凡な毎日に退屈していたボニーは、クライドの悪事に刺激を受け、一緒に銀行強盗を繰り返す。人に危害を加えるのではなく、アウトローに生きようとする2人に、やがて凶悪犯のレッテルがはられていく。

ボニーにはフェイ・ダナウェイ、クライドにはウォーレン・ベイティ
ジーン・ハックマンエステル・バーソンズマイケル・J・ポラードほかが共演。
「奇跡の人」、「小さな巨人」のアーサー・ペンが監督
第42回アカデミー賞でエステル・バーソンズが助演女優賞、撮影賞の2部門を受賞。
俺たちに明日はない

スポーツを楽しむように犯罪を繰り返すボニーとクライドのの姿は青春を謳歌する若者像そのままで、ニューシネマを代表する傑作で、必見です。

★「俺たちに明日はない」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
2月20日(金)
13:00~14:52

アカデミー賞10部門受賞のビビアン・リー、クラーク・ゲーブル主演のラブロマンス「風と共に去りぬ」、NHK BSプレミアムで19日(木)放送!!

アカデミー賞10部門受賞ビビアン・リークラーク・ゲーブル主演のラブロマンス「風と共に去りぬ」、NHK BSプレミアムで2月19日(火)放送!!
風と共に去りぬ
アカデミー賞10部門受賞ビビアン・リークラーク・ゲーブル主演のラブロマンス「風と共に去りぬ」(原題: Gone With The Wind)
アメリカでは1939年12月15日(金)、日本では1952年9月10日(土)公開。
マーガレット・ミッチェルの大ベストセラーを原作に、空前のスケールで製作された映画史上に輝く不朽の名作。
Gone With The Wind02

1861年。アメリカ南北戦争直前のある日、ジョージア州タラで、大園遊会が開かれた。いつもパーティーの女王であったスカーレットは、その日、心に決めていた男性アシュレーと彼のいとこのメラニーの婚約が発表されると聞き怒り悲しんでいた。その夜、ついに南北戦争が勃発。激動のアメリカを舞台にスカーレットは強く、激しく生きていく…

波乱万丈な人生を歩むことになる女性のスカーレット・オハラにはアカデミー賞主演女優賞を受賞したビビアン・リー
スカーレットを支え続けるレット・バトラーにはクラーク・ゲーブル
スカーレットのメイドのマミーにはアカデミー賞助演女優賞を受賞したハティ・マクダニエル。黒人としてアガミー賞を受賞したのは初めてのことでした。
オリビア・デ・ハビランド, レスリー・ハワードほかが共演。
監督は「オズの魔法使」のヴィクター・フレミング
Gone-with-the-wind
1939年の第12回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、脚色賞、美術賞、編集賞、撮影賞、特別賞、そして映画への貢献をたたえるアービング・サルバーグ賞の10部門を受賞

何度見ても色あせることのない映画史上に輝く不朽の名作です。

★「風と共に去りぬ」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
2月19日(木)
13:00~16:47

アカデミー賞6部門にノミネート、クリント・イーストウッド監督「アメリカン・スナイパー」、見たいですか?

クリント・イーストウッド監督ブラッドリー・クーパー主演でアメリカ最強の狙撃手の実話を映画化した「アメリカン・スナイパー」(原題 American Sniper)、2月21日(土)公開。
第87回アカデミー賞で作品賞ほか6部門にノミネートされ、全米で累計興収3億ドル突破の大ヒット、見たいですか?
アメリカン・スナイパー
米軍史上最強と謳われた伝説の狙撃手クリス・カイルの真実を描く…

米海軍特殊部隊(ネイビー・シールズ)の元隊員クリス・カイルの自伝「ネイビー・シールズ 最強の狙撃手」(原題 American Sniper: The Autobiography of the Most Lethal Sniper in U.S. Military History)を映画化。
主演のブラッドリー・クーパーが自ら映画化権を獲得し、プロデュースも手掛け、クリント・イーストウッド監督が映画化。
American_Sniper_book

クリス・カイルは1999年から2009年の約10年のあいだに255人の敵兵を射殺(うち米海軍が公認したのは160人)し、米軍史上最強のスナイパーと謳われた伝説の狙撃手。
ボランティア活動の一環として心的外傷後ストレス障害(PTSD)の元兵士たちの支援を行っていたが、2013年2月に米テキサス州の射撃場で、PTSDを患った元海軍兵に射殺され38歳で死去。
american_sniper_ver2_xlg

イラク戦争で米海軍特殊部隊(ネイビー・シールズ)のクリス・カイルのたった1つの任務は仲間を必ず守ること。狙撃の精度で多くの同朋を救ったクリスは”レジェンド”の異名を轟かせるほどになるが、反乱兵たちの標的となってしまう。遠い戦地にいながらも良き夫、良き父でありたいというジレンマを抱え、妻子の元へ戻った後も戦争の傷を拭えずにいた…

クリス・カイルにはブラッドリー・クーパー、その妻にはシエナ・ミラー
ジェイク・マクドーマンルーク・グライムスナヴィド・ネガーバンキーア・オドネルほかが共演。
american_sniper_academy
第87回アカデミー賞で作品賞、ブラッドリー・クーパーが主演男優賞、脚色賞、録音賞、編集賞、音響編集賞の6部門にノミネート。
アカデミー賞の発表は2月23日(月)。日本では直前の2月21日(土)公開。何部門受賞するのか、楽しみです。

facebookでネタバレOKのイベントページを立ち上げました。「アメリカン・スナイパー」で盛り上がりましょう。

「アメリカン・スナイパー」公式サイト