第79回毎日映画コンクールが発表。主な部門を受賞した6作品でどの映画を見ましたか?
「夜明けのすべて」は日本映画大賞、監督賞、日本映画ファン賞の3部門、主演俳優賞は「正体」の横浜流星、「あんのこと」、「ナミビアの砂漠」の河合優実、助演俳優賞は「ぼくのお日さま」の池松壮亮、「一月の声に歓びを刻め」のカルーセル麻紀、外国映画ベストワン賞は「オッペンハイマー」が受賞。どの映画を見ましたか?
第79回毎日映画コンクールの受賞リストは次の通りです。
★ 日本映画大賞 「夜明けのすべて」
★ 外国映画ベストワン賞 「オッペンハイマー」
★ 主演俳優賞 河合優実 「あんのこと」、「ナミビアの砂漠」
★ 主演俳優賞 横浜流星 「正体」
★ 助演俳優賞 池松壮亮 「ぼくのお日さま」
★ 助演俳優賞 カルーセル麻紀 「一月の声に歓びを刻め」
★ スポニチグランプリ新人賞 越山敬達 「ぼくのお日さま」
★ 監督賞 三宅唱 「夜明けのすべて」
★ 脚本賞 濱口竜介 「悪は存在しない」
★ 撮影賞 「十一人の賊軍」
★ 美術賞 林田裕至 「箱男」
★ 音楽賞 「悪は存在しない」
★ 録音賞 浦田和治 「十一人の賊軍」
★ 大藤信郎賞 「私は、私と、私が、私を、」
★ ドキュメンタリー映画賞 「映画 〇月〇日、区長になる女。」
★ TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門 「夜明けのすべて」
★ TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門 「インサイド・ヘッド2」
★ 「夜明けのすべて」
日本映画大賞、監督賞、日本映画ファン賞の3部門を受賞。
瀬尾まいこの小説を上白石萌音、松村北斗共演で映画化した理解されにくい疾患を抱えた二人の物語。「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱が監督・脚本
2024年2月9日(金)に公開され、興収5.4億円。
自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さんとパニック障害を抱える山添くん、生きづらさを感じながら生きる二人の交流…
ささやかなでも確かなつながりが照らす、かけがえのない物語。
★ 「正体」
横浜流星が主演俳優賞を受賞。。
染井為人の小説を横浜流星主演で映画化した逃亡犯の逃走劇。「新聞記者」の藤井道人が監督。山田孝之、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈ほかが共演。
2024年11月29日(金)に公開され、興収8.9億円。
日本各地を潜伏し逃走を続ける、5つの顔を持つ指名手配犯。彼と出会い、信じる、疑う、恋する、追う4人。彼は凶悪犯か、無実の青年か!?
変装と潜伏を繰り返しながら、日本中を巡る指名手配犯の488日間にわたる逃走劇。
★ 「あんのこと」
河合優実が主演俳優賞を受賞。
入江悠監督、河合優実主演で少女の壮絶な人生を描いたヒューマン・ドラマ。佐藤二朗、稲垣吾郎ほかが共演。
2024年6月7日(金)に公開され、興収1.3億円。
世界的パンデミックが起きた2020年6月の少女の人生をつづった新聞記事に着想を得て、「SR サイタマノラッパー」の入江悠が監督・脚本。
過酷な人生を歩んできた21歳の香川杏はある出会いをきっかけに生きる希望を見いだそうとするが、突然のコロナ禍により、非情な現実に翻弄される…
★ 「ぼくのお日さま」
池松壮亮が助演俳優賞を受賞。
池松壮亮主演のフィギュアスケートを題材にした物語。「僕はイエス様が嫌い」でサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史が監督・脚本・撮影・編集を手掛けた商業デビュー作。越山敬達、中西希亜良ほかが共演。
2024年9月13日(金)に公開され、興収0.9億円。
吃音をもつホッケーが苦手な少年、選手の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少女、3人の淡くて切ない小さな恋たちの物語。
田舎街のスケートリンクで3つの心がひとつになって、ほどけてゆく…
★「一月の声に歓びを刻め」
カルーセル麻紀が助演俳優賞を受賞。
三島有紀子監督が”ある事件”をモチーフに前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔共演で描いたヒューマン・ドラマ。三島有紀子が47年間向き合い続けてきた過去の出来事をモチーフに監督・脚本を手掛けたドラマ。
2024年2月9日(金)に公開され、興収3.1億円。
洞爺湖の中島、伊豆諸島の八丈島、大阪・堂島の3つの「島」を舞台に、それぞれ心に傷を抱える3人の物語が交錯する…
三つの島を舞台に”ある事件”と”れいこ”を探す心の旅。
★ 「オッペンハイマー」(原題 Oppenheimer)
外国映画ベストワン賞を受賞。
クリストファー・ノーラン監督が「原爆の父」の栄光と没落の生涯を描いたピュリッツァー賞受賞のカイ・バード、マーティン・J・シャーウィンのノンフィクションを映画化。キリアン・マーフィ、エミリー・ブラント、ロバート・ダウニー・Jr.ほかが共演。
2024年3月29日(金)に公開され、興収18.0億円。
人類に原子爆弾という存在をもたらした「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者のJ・ロバート・オッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤…
第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞、キリアン・マーフィが主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞、撮影賞、編集賞、ルドウィグ・ゴランソンが作曲賞の7部門を受賞。
第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯。
情報元: 第79回毎日映画コンクール