「午前十時の映画祭14」、6月7日(金)から「小津安二郎 映画の魔術」として「宗方姉妹」、「小早川家の秋」を上映。
「午前十時の映画祭14」が2024年4月5日(金)からスタート。
ヴィム・ヴェンダースの名作2作品や近未来アクション映画の金字塔「マッドマックス」シリーズを上映。その他、クライム・ドラマや戦争映画、香港ノワールに音楽特集などをラインナップ。日本からは生誕120年を迎えた小津安二郎2作品と東宝特撮映画2作品をお届け。興奮必至の傑作27作品を上映。
6月7日(金)から「小津安二郎 映画の魔術」として「宗方姉妹」、「小早川家の秋」を上映。
★「宗方姉妹」
Group A: 6月7日(金)〜6月20日(木)
Group B: 6月21日(金)〜7月4日(木)
小津安二郎が監督・脚本、田中絹代、高峰秀子主演で変わりゆく日本の社会を浮き彫りにしたドラマ。上原謙、笠智衆、高杉早苗ほかが共演。
1950年8月25日(土)に公開され、配収0.83億円。
日本の古い習慣に準じて生きる姉と、束縛されず自由に生きる妹を対照的に描きながら、日本の社会を浮き彫りにする…
一人のひとを想いあう哀しさ。激しく燃えて消えた恋の悲劇…
対照的な姉妹の生き方を通して当時の社会を浮き彫りにした小津安二郎監督の異色作。
★「小早川家の秋」
Group B: 6月7日(金)〜6月20日(木)
Group A: 6月21日(金)〜7月4日(木)
小津安二郎が監督・脚本、中村鴈治郎、原節子主演で老舗の造り酒屋一家に起こる悲喜こもごもを描いたドラマ。司葉子、新珠三千代、小林桂樹ほかが共演。
1961年10月29日(土)公開。
京都近くの老舗の造り酒屋の老主人の小早川万兵衛はかつての愛人と再会し、彼女が経営するお茶屋に通い始める…
道楽者の老人の放蕩ぶりと一喜一憂する家族の姿を軽妙なタッチで綴った小津安二郎監督の名人芸。