シアトル映画祭をはじめ、全米の映画祭で観客賞を総なめにした「チョコレートドーナツ」(原題 Any Day Now)。
シネスイッチ銀座で4月19日(土)に公開され、2006年「かもめ食堂」以来、約8年ぶりに同劇場初日全回満席を記録、2日間で観客動員2674人、興収408万5600円を達成しましたが、もう見ましたか?
1970年代アメリカの実話を基に、ゲイのカップルとダウン症の少年が居場所を求めるように寄り添いあい、いつしか本当の家族になっていく姿を描く…
1979年のカリフォルニア。歌手を目指すショーダンサーのルディと弁護士のポールはゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコと出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう…
ショーダンサーのルディにはテレビドラマ「グッド・ワイフ」シリーズのアラン・カミング。
弁護士のポールには「LOOPER/ルーパー」のギャレット・ディラハント。、母親に見捨てられたダウン症の少年マルコにはアイザック・レイヴァ。
監督・脚本は「17歳のカルテ」のトラヴィス・ファイン。
初日は朝から上映待ちの列ができ、2日目も立ち見が続出、20代~60代のカップルや夫婦、同姓の複数連れなど幅広い客層が来場。
アラン・カミングが歌うボブ・ディランの名曲「I shall be released」など感動を呼んでいるようで、今後劇場を拡大していくようです。