10月20日は映画監督のダニー・ボイルの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?

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10月20日は映画監督のダニー・ボイルの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?

ダニー・ボイルは1956年10月20日にイングランドのグレーター・マンチェスター・ベリー・ラドクリフに生まれました。
ウェールズのバンゴア大学を卒業し、舞台監督としてキャリアを始め、テレビドラマなどで活躍。
映画監督2作目の「トレインスポッティング」が大ヒット、「スラムドッグ$ミリオネア」では第81回アカデミー賞で作品賞、監督賞ほか8部門を受賞。
他にも「28日後…」「普通じゃない」「127時間」「スティーブ・ジョブズ」などを監督してきました。
ダニー・ボイル

ダニー・ボイルの主な監督作は次の通りです。
「トレインスポッティング」(原題 Trainspotting)
トレインスポッティング
ユアン・マクレガー主演でドラッグ、音楽とともに疾走する若者たちそれぞれの運命を描いた青春ドラマ。
1996年11月30日(土)公開。
ヘロイン中毒のレントンはある日、売人から大量のドラッグを売りさばく仕事を持ち掛けられ、仲間と実行するが、儲けた金を巡って互いに疑心暗鬼となる…
第69回アカデミー賞脚色賞にノミネート、第49回英国アカデミー賞で最優秀脚色賞を受賞。
クラブ・フリークの若者を「トレインスポッターズ」と呼ぶ流行語まで誕生し、今だに色あせることのない名作です。
Underworldの”Born Slippy”も名曲です。

「T2 トレインスポッティング」(原題 T2 Trainspotting)

約20年ぶりに主演のユアン・マクレガーをはじめ、脚本のジョン・ホッジら前作のキャスト、スタッフが再結集したドラマ。
2017年4月8日(土)公開。
大金を持ち逃げし、20年ぶりにオランダからエジンバラに戻ってきたレントンがかつての仲間たちと再会する…
中年になってもなお社会の中であがき続けるマーク・レントンたち。ダニー・ボイル監督ならではの映像が描かれる大人ならではの哀しみや可笑しさ。

「普通じゃない」(原題 A Life Less Ordinary)
普通じゃない
ユアン・マクレガーキャメロン・ディアス共演で心優しい誘拐犯とタフな社長令嬢との恋の行方を描いたロマンティック・コメディ。
1998年6月27日(土)公開。
会社をクビになった清掃員ロバートは自分をクビにした社長の娘セリーンをなぜか誘拐して逃亡する羽目になる…
ダニー・ボイル監督なではの展開で、ワイルドでファニーだがどこかロマンティックでコミカルなラブ・ストーリー。若かりしユアン・マクレガー、キャメロン・ディアスの共演が光ります。

「28日後…」(原題 28 Days Later)
28日後
キリアン・マーフィー主演で死のウィルスにより廃墟になった世界での生き残りを描いた新感覚バイオ系サバイバル・ホラー。
2003年8月23日(土)公開。
感染した人間は凶暴化する新種のウイルスが蔓延したロンドン。感染を免れたジムと仲間たちは、未来を救うため旅に出る…
ゾンビ映画の独特の緊張感を残しつつ、ドキュメンタリータッチな映像で興奮感が味わえつつ、ダニー・ボイル監督らしい映像が楽しめます。

「スラムドッグ$ミリオネア」(原題 Slumdog Millionaire)
スラムドッグ$ミリオネア
クイズ番組で史上最高額まであと1問と迫ったスラム育ちの青年の波瀾万丈の生い立ちを描いた社会派ドラマ。
2009年4月18日(土)に限定公開され、興収13億円。
インドのスラム育ちのジャマールはクイズ番組に出場し、あと1問で大金獲得という段に到達。だが無学な彼は不正の嫌疑を受け、警察から尋問されるはめに…

第81回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、録音賞、作曲賞、主題歌賞の8部門第66回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞、監督賞、脚本賞、音楽賞の4部門など数多くの映画賞を受賞。
アカデミー賞を8部門受賞しているだけあって、ダニー・ボイル監督らしい映像で、見応え十分の作品で、主題歌の”Jai Ho”もインド映画らしくノリノリです。

「127時間」(原題 127 Hours)
127時間
ジェームズ・フランコ主演で青年登山家アーロン・ラルストンの奇跡の実話を映画化したサバイバル・サスペンス。
2011年6月18日(金)公開。
単独でのロッククライミング中の事故により、谷間で身動きの取れなくなった青年登山家アーロン・ラルストンの極限状態での体験をスリリングに描く…
ダニー・ボイル監督らしいスタイリッュな映像で生きることの大切さをスリリングに訴えかけてくる作品です。

「トランス」(原題 Trance)

ジェームズ・マカヴォイ主演で記憶を失った男の潜在意識から消えた絵画を探し出そうとするクライム・サスペンス。
2013年10月11日(金)公開。
名画を略奪した競売人がその隠し場所の記憶を失い、催眠療法で記憶を復活させようとするが、いくつもの異なる記憶が存在し、深く探れば探るほど、関わる者たちを危険な領域へと引きずり込んでいく…
「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督と脚本家ジョン・ホッジが再びタッグを組み、独創的なストーリーテリングでポップな映像と音楽でスタイリッシュに描いたクライム・サスペンスの傑作です。

「スティーブ・ジョブズ」(原題 Steve Jobs)
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アーロン・ソーキンが脚本マイケル・ファスベンダー主演で大ベストセラーとなったウォルター・アイザックソンの伝記小説「スティーブ・ジョブズ」を映画化したヒューマン・ドラマ。
2016年2月12日(金)公開さら、興収1.15億円。
1984年のMacintosh、Appleを追われて作った1988年のNeXT Cube、Appleに復帰して発表した1998年のiMacという重要な3つのフェーズの伝説のプレゼンテーション”直前40分の舞台裏”を描く…
第73回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞、ケイト・ウィンスレットが助演女優賞を受賞。
伝説のプレゼンテーション直前の舞台裏で緊迫感あふれるドラマが展開。アーロン・ソーキンの畳みかける脚本をダニー・ボイル監督ならではの映像で豪華に見せてくれます。

「イエスタデイ」(原題 Yesterday)

ダニー・ボイル監督脚本家リチャード・カーティスがタッグを組んで「ザ・ビートルズ」を知らない世界を描いたコメディ。ヒメーシュ・パテルリリー・ジェームズほかが共演。
2019年10月11日(金)に公開され、興収5.3億円。
イギリスの海辺の町で暮らす売れないシンガーソングライターのジャックは交通事故に遭うが、昏睡状態から目を覚ますと、「ザ・ビートルズ」が存在しない不思議な世界に迷いこんでいた…
名曲の数々に乗せて描かれる伝説のバンド「ザ・ビートルズ」が存在しない世界。ダニー・ボイル監督と脚本家リチャード・カーティスがお互いの持ち味を活かしていて、爽やかな感動を与えてくれ、心を暖かくしてくれます。「ザ・ビートルズ」の名曲をもう一度聞きたくなってきます。

2012年ロンドンオリンピック開会式の芸術監督に選出されるなど活躍の場をさらに広げるダニー・ボイル監督。
監督作でどの作品が好きですか?



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