佐藤二朗が主宰する舞台を自ら監督・脚本・出演、山田孝之主演で映画化した「はるヲうるひと」、6月4日(金)公開。
架空の島の売春宿で、生きる手触りが掴めず、死んだ様に生きる男女が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘い…
売春宿があちこちにある島に、3兄妹が暮らしていた。ある置屋を仕切る長男の哲雄は凶暴な性格で恐れられ、次男の得太は子分のように兄にごまをすり、長女のいぶきは長年の持病で伏せっている。そこで働く4人の遊女は哲雄に支配され、得太を見下し、女を売らず誰よりも美しいいぶきに嫉妬していた…
佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演となった舞台を佐藤二朗が監督・脚本・出演、山田孝之主演で映画化。
店を仕切る長男の哲雄には佐藤二朗。次男の得太には山田孝之。長女のいぶきには仲里依紗。
向井理、坂井真紀ほかが共演。
“映画への愛、そして狂気的献身”によって生み出された映画を超えた魂の記録。