1月15日は樹木希林の誕生日。出演作でどの作品が好きですか?

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1月15日は樹木希林の誕生日。出演作でどの作品が好きですか?

樹木希林は1943年1月15日に現在の東京都千代田区で生まれました。
1961年に「悠木千帆」名義で女優活動をスタートし、テレビドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー」「ムー一族」などで活躍。
映画では「夢千代日記」「夢」などに出演。
是枝裕和監督「歩いても 歩いても」、李相日監督「悪人」、原田眞人監督「わが母の記」、平川雄一朗監督「ツナグ」、河瀬直美監督「あん」、是枝裕和監督「海よりもまだ深く」「万引き家族」などに出演。
2008年に紫綬褒章を受章、2013年「わが母の記」日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
2017年9月15日に「全身がん」のため75歳で死去されました。心よりご冥福をお祈りします。

樹木希林の主な出演作品は次の通りです。
「歩いても 歩いても」

是枝裕和監督阿部寛夏川結衣共演である家族の一日を描いたホームドラマ。
2008年6月28日(土)公開。
長男の命日のために、老いた両親に家に久々に顔を揃えた横山家の一日をスケッチしたホロ苦くも温かな家族ドラマ。
樹木希林は横山とし子を演じ、久々に顔を揃えた家族のために得意料理をせっせとこしらえる…
なにげない会話の積み重ねを通して家族それぞれの揺れ動く心の機微を、是枝裕和監督ならではユーモアを織り込みつつ辛辣かつ温かな眼差しで繊細に描き出します。

「悪人」

吉田修一のベストセラー小説李相日監督妻夫木聡深津絵里共演で映画化したヒューマン・ドラマ。
2010年9月11日(土)に公開され、興収19.8億円。
ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。「いったい誰が本当の”悪人”なのか」
樹木希林は清水祐一の祖母の清水房江を演じ、殺人者となってしまった孫の祐一のため様々な世間の目に曝されることになる…
妻夫木聡、深津絵里ほか共演陣の迫真に迫った演技。ふとしたことから殺人者となってしまった青年と許されぬ愛に溺れた女が繰り広げる出口のない逃避行の顛末が様々な人の視点から描かれていて、考えさせられます。

「わが母の記」

井上靖の自伝的小説原田眞人監督役所広司宮崎あおい共演で映画化した小説家と年老いた母の絆を描いた家族のドラマ。
2012年4月28日(土)に公開され、興収13.3億円。
老いた母親との断絶を埋めようとする小説家・伊上洪作の姿を映し、母の強い愛を描く…
第35回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞。
樹木希林は小説家の伊上洪作の母の物忘れがひどくなっていく八重を熱演し、第36回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞。
親子の絆の大切さを暖かく、優しく描き、役所広司、樹木希林、宮崎あおいの演技がさらに深みを持たせ、心にじわりと響いてきます。

「ツナグ」

第32回吉川英治文学新人賞に輝く辻村深月の小説平川雄一朗監督松坂桃李主演で実写化したファンタジー・ドラマ。
2012年10月6日(土)に公開され、興収16.6億円。
死んだ者と生きる者の再会を仲介する使者”ツナグ”の見習いを努める高校生の渋谷歩美がさまざまな依頼者の姿を目の当たりにして成長する姿を描く…
樹木希林は渋谷歩美の祖母のアイ子を演じ、ツナグの見習いを始める孫の歩美を師匠として優しく見守る…
死者との再会を望む人々との交わりを通して成長していく”ツナグ”の見習いの高校生・歩美の姿には感動させられます。

「あん」

ドリアン助川の小説河瀬直美監督永瀬正敏内田伽羅共演で映画化したハンセン病をテーマにしたヒューマン・ドラマ。
2015年5月30日(土)に公開され、興収5億円。
おいしい粒あんを作る謎多き老婦人の徳江とどら焼き店の店主や店を訪れる女子中学生の人間模様を描く…
樹木希林は老婦人の徳江を演じ、雇われたどら焼き店でおいしい粒あんを作り、店を繁盛させていく…
樹木希林の名演。永瀬正敏の控えめな存在感。そして映像の美しさ。自分が生まれてきた意味、生きる意味をやさしく伝えてくれ、いろいろなことを考えさせてくれます。

「海よりもまだ深く」

是枝裕和監督阿部寛主演で描いた”なりたかった大人”になれなかった大人たちの物語。
2016年5月21日(土)公開。
探偵事務所で働く大人になりきれない中年男性の良多と年老いた母を中心に夢見ていた未来とは違う現在を生きる家族の姿を描く…
樹木希林は団地で一人暮らしをしている母の淑子を演じ、家に集まった良多、響子と11歳の息子の真悟とともにひと晩を共に過ごすことになる…
ハナレグミの「深呼吸」に乗って繰り広げられる”海よりもまだ深い”人生の愛し方。”なりたかった大人”のことを改めて考えさせられます。

「万引き家族」

是枝裕和が監督・原案・脚本・編集を手掛け、リリー・フランキー安藤サクラ松岡茉優共演で家族を超えた絆を描いたドラマ。
2018年6月8日(金)に公開され、興収45.3億円。
東京の下町で、生計を立てるため家族ぐるみで軽犯罪を重ねる柴田治とその家族の絆を描く…
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のバルム・ドール、第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞で外国語映画賞を受賞。
樹木希林は日雇い労働者の柴田治の母で年金受給者の柴田初枝を好演。
是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語っているだけに様々な差別について、そして冒頭の違和感を感じさせる家族関係の理由がわかったとき本当に大切な家族の絆のことについて考えさせられます。

「日日是好日」

茶道教室に通った約25年について記した森下典子のエッセイ大森立嗣監督黒木華多部未華子共演で映画化したヒューマン・ドラマ。
2018年10月13日(土)に公開され、興収11.6億円。
母親の勧めで茶道教室へ通うことになった大学生の典子がタダモノではないとうわさの武田のおばさんの指導を受け、茶道の奥深さに触れ、成長していく…
樹木希林は茶道教室の先生の武田のおばさんを好演。
「日日是好日」という言葉をかみしめていく美しき時の流れ。内なる自由と生きる喜び、そしてかけがえのない”今”を描く物語。「お茶の先生」を演じた樹木希林の演技が愛おしくなる一期一会の物語。

2017年9月15日に「全身がん」のため75歳で死去されました。心よりご冥福をお祈りします。
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