沖田修一監督が山崎努、樹木希林共演で伝説の画家の熊谷守一夫妻を描いたヒューマン・ドラマ「モリのいる場所」、5月19日(土)公開。
晩年の30年間ほとんど家から出ず、日々自宅の庭を探検し、いきものたちの絵を描いた画家の熊谷守一と妻の秀子夫婦の結婚52年目のある1日の物語。
画家のモリこと熊谷守一は草木が生え、いろいろな種類の生きものが住み着く自宅の庭を眺めることを30年以上日課にしていた。妻と暮らす守一の家には、守一の写真を撮る若い写真家の藤田、看板を描いてもらおうとする温泉旅館の主人、隣人の夫婦など毎日のように来客が訪れる。老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、いつものようににぎやかだった…
伝説の画家の熊谷守一をモデルに「南極料理人」、「横道世之介」の沖田修一が監督・脚本を手掛けたヒューマン・ドラマ。
伝説の画家モリこと熊谷守一には山崎努、妻の秀子には樹木希林。
加瀬亮、吉村界人、光石研ほかが共演。
30年もの間ほとんど外に出ることなく、庭に生きる虫、草木、猫などをひたすら見つめ、描き続けた実在の画家の熊谷守一。守一夫婦を取り巻く人々の魅力的な生き方。